滋賀県発のクラブ型実業団を作りたい:西島伸樹さん一問一答
大いに夢を語る西島さん。その理想、イメージはまだまだ形を成す前のもの。それでも形を成す為に多くのご協力も頂きながら前へ進めたいと願っておられます。ご縁があってお話を伺う機会がありましたので、少しでもそんな西島さんの想いが伝わり、活動が前進する一助になればと思います。
最初のご縁を頂いたのはNARA-Xの大歳さんからでした。
「クラブ型実業団」を滋賀県に作りたい人が居る、紹介しても良いか。そのようなお話を頂きました。今から1年ほど前にNARA-Xさんで講演させて頂いたご縁もあるのですが、神屋も加古川に引っ越してきてから地域に根付いた活動を続けております。
もちろん、既存の実業団という仕組みなどと対立するのではなく、共存していく、新たな提案と受け皿を創り上げたいと考えて活動しています。これは部活動なども同じで、少しでもその地域に多くの選択肢、受け皿があることで活動のしやすさが変わっていくと考えています。
また、先陣を切って走っていくのも大切ですが、フォロワーの存在は大きいと考えます。後ろに続く人が出てくれば認知も広がり、定着していきます。奈良県に続き、滋賀県、そしてこの兵庫県や播磨地区などでもそういった動きが広まっていけば良いなと考えています。
そういったご縁もあって少しでもご協力できればと今回の記事作成も提案させて頂きました。もし西島さんや兵庫県、播磨地域でのそういった活動にご協力頂ける方が居られましたらぜひお声掛けください。
神屋はKRCの活動もそうですし、生涯スポーツ事業、活動を様々な場面で、コミュニティなどで実現すべく動いています。各地に仲間も多く居ます。そういった方々にもお繋ぎ出来ますし、今はオンラインでもできることは増えています。少しでもよき活動、提案、実現をしていけるようにしたいですね。スポーツのみならず文化活動も一緒だと思いますので、いろんな分野の方々に興味を持って頂けると幸いです。
それではご覧ください。
「一問一答」
Q.先ずはなぜ「クラブ型実業団」なのかをお伺いしても良いですか?
西島:競技を続けていきたい選手の雇用やセカンドキャリアを考えた時に、会社側にとっても選手側にとっても双方メリットのある形を考えた時に効果を発揮しやすいからです。
上記でも紹介したNARA-Xさんのように選手はどこかの企業で普通に働き、トレーニング等はクラブで行うスタイルを考えています。
Q.何を目指していきますか?男女どのレベルを目指されますか?
西島:オリンピックの優勝を目指します。
実業団の形がどんな形かが重要ではなく、世間からすると結果が全てです。雇用に対してのストレスが無い分セルフマネジメントが必要不可欠になりますが、どんな環境下でも活躍できる人を育成していくことも必要かと思います。
また、クラブは陸上競技だけでなく、その他競技でもクラブ型の実業団として形成していくのと、実業団をトップチームとした総合型のクラブチームを運営していくことを目指します。
Q.オリンピック優勝という目標はどの種目を1番に考えておられますか?
西島:マラソンです。
Q.マラソンを志すプレイヤーが選んで欲しいという感じですか?
西島:他のスポーツでも種目でも問題ないですがマラソンには力を入れたいです。
Q.具体的なプランはイメージされてますか?
西島:プランというよりは将来のイメージですが、たくさんの選手をサポートできるようになっていて、もし本気でオリンピック優勝を目指す方が現れたら、あらゆる手段を使って練習環境や支援をできる形を取れるようにしたいと考えています。
Q.「結果が全て」はプレイヤーに対しての「結果」になりますか?それともクラブのステークホルダーに対してですか?
西島:プレイヤーが掲げる目標への結果と考えています。
Q.クラブに対してスポンサーをする理由、魅力はどの辺りにあると思いますか?
西島:人それぞれの夢目標を叶えることが理由であり魅力だと思います。
Q.プレイヤーは応援頂く為に「結果」を出すことが求められますか?それとも発信や地域活動なども行いますか?
西島:どちらも行います。選手自身で何ができるか考えてもらって、結果を出すことに集中する方は集中してもらう、地域貢献活動をする方はそちらにも力を入れてもらうことを考えています。
地域のために何もしないことはないようにしてもらいます。
Q.「地域」は拠点を置く郡市区中心ですか?それとも滋賀県全域、あるいはもっと大きい範囲を考えておられますか?
西島:滋賀県全域で考えています。
Q.運営やコーチングスタッフはどのような組織作りを考えられてますか?
西島:運営については、自社資金と個人からまたは法人のスポンサーを募っていきます。コーチングスタッフについては自社で雇っていける状態を作っていきますが極力はセルフマネジメントができる選手を育成していきたいです。
Q.「自社」とはどのような法人形態を考えておられますか?
運営会社はNARA-Xさんと同様に合同会社にしていく予定です。
※合同会社
Q.運営会社としてスタッフが入り、プレイヤーはクラブチームに参加する形態ですか?
西島:その形をイメージしています
Q.コーチングスタッフ等も出資する方向ですか?
西島:将来的にはそうする方向です。
Q.資金集めにクラウドファンディングの活用は考えておられますか?
西島:やっても良いかと思いますが、何かしらwin-winの関係にする必要はあるかと思います。
Q.スポンサー営業はどんな方が、どういう風に担われますか?またプレイヤーのスカウトはどのように行われますか?
西島:自分でやります。夢を語って応援してもらえる状態を作り続けます。
プレイヤーのスカウトも同様です。共感して一緒に頑張れる方をスカウトします。具体的には各大学を回ります。
Q.高卒や中途採用などは検討されますか?
西島:はい。どんどんその状態は作っていきたいと考えています。
Q.クラブチームとして実業団駅伝参戦は考えておられますか?
西島:それは考えています。
Q.現在どの程度、実現に向けて動かれていますか?
西島:実現に向けて、でいくと今の動きは全て夢目標のためなので100パーセントで動いています。
Q.具体的に今はどんな活動をされていますか?
西島:未来設計士として、主に個人の夢目標から逆算したライフプランを立てて、そこにかかる無駄なお金を排除する仕事を紹介だけで行っています。
自分の夢に共感して応援してもらえる方を日々増やしていっています。
Q.「クラブチーム型実業団」へ向けては具体的にどんな活動をされていますか?
西島:商工会の方や青年会の方を紹介してもらえるようにお声掛けしています。
Q.設立目処はいつ頃を考えておられますか?選手を迎え入れる時期は如何ですか?
西島:設立および選手を迎え入れられる状態を5年以内でできるように考えています。
Q.拠点はどの辺りを検討されてますか?
西島:まずは滋賀県で考えています。草津辺りを検討しています。
Q.草津周辺のランニング環境はどうですか?
西島:ランニング環境だと草津はあまりランニングコースもない状態ですね。人口はいるけどという感じです。ランニング環境だと大津はコースも多いのと競技場もあるのでやりやすいですね。
Q.各大学へはいつ頃から回ることを想定されていますか?
西島:資金や環境が整ってからと考えているので、2~3年後の想定です。
Q.愛好家向けのクラブチーム活動や練習会等のイベントはされる予定ですか?
西島:毎月くらいでやっていく予定です。最初は私が企画し、コーチを外注する形で行う方向です。協力すると言ってもらっている方もいます。
Q.クラブ名は決まってますか?
西島:まだ決めきれていないです!妙案があればご教示いただきたいです。たくさんの人からの応援協力で成り立つ形を取っていきたいです。
あとがき
今回のインタビューはKDA企画さんのスローガン「夢を夢で終わらせない!」に沿って「既にやってきたこと」ではなく、これから実現したい夢や目標、そしていま動いていること、考えていることに着目して実施しました。
生涯スポーツ事業、地域活性化事業と共に、こうしたインタビューを通じ、形に残したい、誰かに伝えたいなどのご希望を叶えていきます。
興味がある方は上記サイトのお問い合わせよりご連絡ください。
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