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見えにくいかもしれないが、確実に動き出している日本版NCAA

日頃、書いているAIについても同じことが言えるのだが、この日本版NCAAにも言えることがあります。

少しずつではあるが、着実に変化、進んでいるこのAIや日本版NCAA

確かに歩みが遅かったり、大々的に動いていないので、「見えてこない」かもしれませんが、確実に迫ってきています。

情報収集をしっかりしていると、「AI×スポーツ」は確実にニュースが多くなってきています。「〇〇とアンバサダー契約を結びました」や「〇〇に関する△△を開発!」などというもの。これらも普及するには確かに時間が掛かりますが、普及しだしたときには既にトップを伺うどころか、相当な後発となる為、もうその土俵で戦っていけないかもしれないほどの大きなリスクを背負うこととなります。

同じ様に、日本版NCAAもシンポジウムが開かれたり、それに向けて動いている大学も出てきています。その中で、こういった発信を積極的に行っている大学や、その関係者、リーダーとなる人物が何人か居られる。

後発やまだ何ら対策も話し合いももたれていないところでは、人材確保もままならず、撤退を余儀なくされるところも出てくると考えられます。

問題は、そういった大学は「撤退するだけ」で良いが、そこに人生をかけて関わる人たちのことをどう考えているか?が気になるところです。スポーツ推薦で入学し、日々研鑽に取り組む学生たち。スポーツ従事者を目指していく人、そのスタッフなど、様々な関係者がいます。

スポーツを大いに活用する為に、大学が支援していくのは良いのですが、「私物化」が進むわけにはいかない。学生や支援者、スタッフ、ファンを置き去りにし、消耗品のように切り捨てていくわけにはいかないと思います。

今回の日本版NCAA創設はそういった傾向のある部分にも影響を与えることとなるでしょう。

学生たちにとっても、これからスポーツに関わる人々も、大きな動きが目前にまで迫ってから慌てるより、少しでも「起きそうな事象」に目を向け、情報収集に、行動に移して行くことが大切だと考えます。

残念なのは、せっかくこういった話をしても「聞く耳」を持ってくれないことが多々あること。(こちらの「日本版NCAA~2018年度、その先へむけて」をご覧ください)

「どうせ形骸化するよ」
「そんな未来は起きっこない」
「まだまだ先の話」
「その時になれば動けば良いでしょ?」

それではダメな理由や、情報収集や議論の大切さは述べてきたし、そういった答えが来たら説明するようにはしています。

しかし、残念ながら、なかなかきちっと話を聞いてもらえないのが実情でもあります。

でも、箱根駅伝全国化の話しだって出てきました。(こちらの「箱根駅伝を100回大会から全国化へ検討、を考える」2017.11.8」をご覧ください)

ネット、ブログ、SNSでも大きく変化が生じ、昔はネット発でこうなる。SNS発信や宣伝、PRも変わってくる。そのシフトを!と言いつのっても、
「所詮ネット世界だけの話でしょ?」
なんてのはもう通じないのは実感できますよね。

確かに、上手くいかないものもあるし、預言者でもなんでもない人間の言うことなんて外れることもあるでしょう。

しかし、危機感や情報収集の中から分析したこと、提言していることを少しでも耳を傾けてくれていれば・・・と思うことも多くあります。

今回の日本版NCAAの動きは目標が2019年創設なので、もう待ったなし。これからどう動くのか?更に情報が「ば!」と多数出てくるのか?一部の対応出来たところのみが牛耳ってしまうのか?

大いに気になるところです。

参考ニュース

日本版NCAA創設に向けた学産官連携協議会(第2回) 開催のお知らせ」公益社団法人全国大学体育連合

こういった変化をチャンスと受け止め、大きく飛躍するきっかけになっていけば、と思います。その時代に今、居ることに感謝しつつも、自分が大きく関わっていけないことに悔しさや焦りを生じることもあります。

学生を含めたこれからの人は本当に難しいけれど、面白い時代を迎えると思って頂いて、積極的に考えて欲しいな、というところ。

自分でも、今できることは一つずつ取り組んで行きます!


AIや日本版NCAA。
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