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兵庫県で根を張って活動する西山慎也さん

走遊Labのメンバーでいつも加古川でのイベントにご参加くださる西山さん。神屋が加古川に来てから知り合いましたが、知れば知るほどいろんな思いや考えを聞かせて頂けるようになりました。

そこで今回、インタビューさせて頂き、noteに掲載させて頂きます。ご協力ありがとうございます。多くの方に興味を持って頂ければ、このようなインタビューをどんどん続けていきたいので立候補を含めご協力頂けると嬉しいです。

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西山慎也さんの紹介

西山慎也:1991年生まれ:兵庫県丹波市出身

【出身校】
・京都府立工業高等学校
・大分県立芸術文化短期大学
・兵庫県立大学

【現在】
・ファインシステム スポーツイベントチーム
・兵庫県立大学博士前期課程

【主な出場大会】
・別府大分毎日マラソン
・防府読売マラソン
・大阪マラソン
・とくしまマラソン
・丹波篠山ABCマラソン
・福知山マラソン
・五島長崎国際トライアスロン
・アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン
・伊勢志摩・里海トライアスロン


いま、何かテーマを持たれていますか?例えば大学院に通い出した意味や目的などはいかがですか?

西山:今、考えているテーマは「スポーツイベント」×「世代間交流」についてです。

それぞれを選んだ理由は、中高大と地域のマラソン大会にはよく出ていたことと、社会人になってからは運営側として関わってきたことからスポーツイベント

部活動とは違う場所でランニングを続けてきて良かったことは、色んな世代の方と話をするきっかけができ、知見が広がったことなので世代間交流

目的は、スポーツイベントが意図的・継続的な多世代交流の場としてのプログラムになることを提示し、心身の健康や居場所作りに役立てることです。

研究キーワード:#健康、#スポーツ、#イベント運営、#交流、#世代性関心、#ソーシャルキャピタル、#地域共生社会、#サードプレイス


これらを追求していく上で西山さん自身はどんな楽しみがありますか?どんな活動が考えられますか?

西山:まだテーマ周辺の先行研究に関する文献から学んでいる段階ですが、それらを引継ぎ、続きは自分で調査して、自分の目で確かめられるということに楽しみを感じています。

特に前例がないこと、または少ないこと、自らが関わってきたことなので、それが一層やる気の源になっています。成果は何かしら社会に還元できるものでないといけないことを念頭に置いて、現場と学業を両立し、修士論文を書くことが今の目標です。


将来的にはどんな活動をしていきたいですか?

西山:このまま大学院博士課程まで進み博士号を取得したいと思っており、将来的には大学客員教授として活動できればと思っています。専門分野に関することを共有、伝えていくことがしたいです。

学部時代に教えていただいた先生の中に会社員から大学教員に転身された方がいて、そういう選択もあるのかぁと思ったのがきっかけです。

あえて非常勤の客員教授なのは、今勤務している会社にも所属しておきたいですし、複数の環境に身を置くことで相乗効果が生まれると思うからです。


研究と実践を兼ねる、複数の環境で活動する考えは良いですね。楽しみです!スポーツイベントを多世代交流の場にしていくにはどういったことが考えられますか?

西山:人に『役割』を与えて巻き込んでいくことが有効だと考えます。それに関わる頻度や時間を増やすこと。

多グループの人とつながりを持ち交流している人は心身の健康が良好だと明らかになっていますが、実際は苦手だったり機会がない方もいらっしゃいます。

まずは、好きなこと、出来ることに反応してもらい、集まった結果が多世代だったというのが自然な流れだと思います。


イベントというと「する」参加が多いとは思いますが、実際は「支える」運営側にも回ることで多世代交流の輪は大きくなる気がします。どう思われますか?

西山:まさしく「支える」という運営側の方が交流の輪が広がる可能性は高いと思っています。

もちろん「する」という参加者に関しても同じ方向の目標に向かったり、場を共有することで気持ちも溶け込みやすくなると思いますが、目的や走力レベルによって限定的になってしまう懸念点もあります。

その点、運営側だと体力差はそれほど関係なく、経験や発想で多世代が交流できると思います。


「する」側に対してイベント当日以外にどういう企画、仕掛けがあれば交流が生まれるかを考えてみるのも良いですよね。何かありませんか?

西山:イベント当日以外だと、Facebookやインスタグラムなどオープンな場での投稿や、LINEオープンチャットのようなクローズな場でのやり取り。あとは練習会や飲み会などになるのでしょうか。ありきたり過ぎますが。

クローズ空間では、指名制のブログリレーや、一つの話題について意見交換するとかもありますが、これもありきたりな感じがしますね。

オンライン上で、実行したことを報告する、チャレンジを応援し合う、などが考えられますが、やはり顔と名前を知っていて、一度でもお会いしたことがあるかどうかも重要にポイントになるかもしれません。


西山さん自身はどんなことが得意ですか?何をやってみたいですか?

西山:「得意なこと」考えましたがパッとするものは思いつかずでした。
小学校6年間やっていた書道も今やそこそこ。一時期オカリナを奏でられるように練習してましたが、人に見せられるレベルでもなく。

日常的には、情報収集や本やテレビの要約なんかは好きで習慣的にしています。高校1年から毎日自分の行動日記を書いていたりコツコツ積み上げるのは得意になるのかもしれません。

イベント関係でいうと、(コロナ前)年間で35〜40程の大会事務局とのやり取りやマラソン大会現場に行っているので、場数を踏んでいるのは強みだと思います。

今は色んな事例を調べて体感し、それを凝縮させていければと思っています。


イベントの場数を踏んでいるのは強みになりそうですね。今後は加古川や出身地でどんなことをしたいですか?考えますか?

西山:どんな事、何がしたいかの部分より、何をするにしても1人だと立ち止まってしまう時がくるので、どんなメンバーと継続的に行動を起こせるかを重視します。具体的な内容はこれからです。

僕自身は「スポーツイベント」と「世代間交流」が軸にあります。多様性社会が進む中、人と人を紡ぐきっかけ作りが出来て、次代にも連鎖していく環境を整えたいと思います。

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あとがき

普段は大人しめで謙虚な西山さん。でも内に秘めた思いや考え、熱さは聞き出していけば、触れていけば多く出てきますし、もっと引き出せる予感があります。

今後も継続してお話を伺えればと感じるやり取りとなりました。今回は最初の1歩というイメージで実施させて頂きました。西山さん、ありがとうございました!



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