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KDA企画生涯スポーツ事業「坂トレ」イベントのご案内

「箱根駅伝のコースを想像する」をテーマにKDA企画生涯スポーツ事業におけるイベント「坂トレ」を開催したいと思います。歩いて味わうも良し、本気で坂に挑む、ランスキルとして修得するも良し、というイベントです。

神屋が走ったのは5区と2区ですが、8区の遊行寺の坂もなかなか良いものがあります。全国高校駅伝の1区と6区で味わう坂をイメージするのもありですね。子供から大人まで誰もが楽しめる、チャレンジできます。

スケジュール

2022年
5月15日(日)@日岡山公園 申込みフォーム
4月24日(日)@日岡山公園 雨天中止
時間:10:30-12:00
参加費:1,000円:現地にて支払い(ラインペイなども可)

○注意事項

・新型コロナウィルス感染拡大防止対策を守りましょう。
・保険は各自でお願いします。 
・周囲の状況に合わせ、安全を確保しながら走り/歩きましょう。 
・給水、貴重品の管理は各自でお願いします。

集合場所
:日岡山公園駐車場


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健康目的でちょっぴりいつもの散歩に加えて刺激が欲しい人も、競技力アップや日頃と違うランを楽しみたい方も、強い刺激が欲しい人もチャレンジしませんか?楽しみませんか?日頃のトレーニングとしては走遊Labランニングスクールをご案内しますが、単発でチャレンジしたい方、楽しみたい方、加古川河川敷以外の環境で走ってみたい方は今回の「坂トレ」にぜひご参加ください!

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「坂トレ」の実施場所を加古川周辺で考えると今回は日岡山公園展望台へ向かう坂を挙げます。日岡山公園展望台へのルートの取り方でも難易度、きつさなどを分けることも出来ます。日岡神社の方から一気に登るルートを選んだ場合は走るのはちょっと止めておいて、歩きでいく方が良いです。距離はそれほどありませんが、急こう配の具合は十分に強烈です。

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中高生ランナーがよく野外ステージ付近からOAAはりまハイツまで坂ダッシュを行ったりします。そこまでは「ダッシュ」出来ますが、そこを右折して白い舗装路を展望台まで登るとダッシュできなくなります。そこを押し切って一番上まで走り切るも良し、OAAはりまハイツまでにしておくのも良し。距離や負荷も参加される方々で調整頂ければと思います。

展望台を挙げましたが、もう1つ良いコースがあります。サッカー場の下側から砂利道で一気に頂上まで駆け上がる場所もあります。数百m程度ですかね。勾配はともかく、砂利道なので思っている以上にロスがあるので急激に息が上がります。歩く分には気持ちが良いですが、駆け上るのはきついですね。何本かやると良い練習になります。


神屋は箱根駅伝で1年次に5区、山登りを担当しました。残念ながら区間2位で、区間賞を逃しましたが、往路優勝のテープを切ることが出来ました。何分、1年生だったのできつかった印象しか残っておらず、むしろ2年、3年、4年時に走った2区の最後の1kmの方がきつかった印象があります。

ただ、印象と比べればコース図に見られる標高差は違ったりします。2区はあれほどのハイペースで走ってくる中で、22km過ぎてからの最後の1kmに「壁がある」からきついのかもしれません。もっと言うならば最初の10kmは平坦でハイペースに、11km付近で緩やかな上りが、13kmから15kmにかけて有名な権太坂、そこから一気に下って18kmから20kmまでのかなり緩やかではあるけど上り基調で体力を削り切っての20kmから21kmで結構な上り、21kmから22kmで一気に下ってからの最後1km。

5区については一時的に23kmの時代もありましたが、私たちの時代は今とほぼ同じようなコースでした。函嶺洞門のあたりや下りきった辺りが違うかもしれませんが、ほぼ同じと考えて良いと思います。また、大学でコーチをしていた時も6区を出走した選手のコース下見に行ったりもていました。

実際に車で行っても箱根の5区コースはかなりの急坂です。歩いて登るのも相当、厳しいですし、テレビでは解りにくいですが、急坂と普通の上り、少し緩やかなところ、平地に近い部分と上りだけでも変化があります。

凄くざっくりと書くと、16km地点くらいで1度登り切ります。最高到達点はとりあえず置いといて、大体標高860mくらいだとします(計算を簡単にする為に)スタート地点がおよそ標高35mとして、実に825mほどを登ってくると考えます。とはいえ最初の3kmはあまり登っていません。3kmで65mくらい。これでも「緩やか」と言われるわけで、実際には普通ならそこそこ上り坂を実感できると思います。そこからどんどん加速的に「山」を実感します。1kmにつき70mほど登る(最大値で80m弱)場所が複数あり、宮ノ下の1番緩やかな場所でも1kmで25m程度は登っていたと思います。小涌園を過ぎたあたりでも1度、直線で休める平地があるのですが、そこから最後の上りとの勝負が待っているし、もう脚は完全に限界を迎えているので平地が平地ではありません(笑)

そんな箱根の山ですが、実際に体験するのは難しいですよね。もちろんあの箱根駅伝という戦いの中で、限界まで絞り出す、襷の重さと1秒を争う中での走りなので相当にきついものがあるのですが、ただジョギングで登る、ハイキングで登るのも強烈だったりします。

箱根駅伝で活躍する為に、純粋に強くなっていくことを目指して日頃から坂を重視して練習に組み込んでいました。世田谷には多くの坂があり、いつも坂を活用していました。当時の駒大の中では誰よりも坂を走ったと思います。

でも、それは恐らく中学生の頃に何度も走ったこの日岡山公園の坂が活きていたと思います。砂利道を含むクロカンもそうです。そんな素晴らしい環境を活かしてみませんか?


参考


主催:KDA企画

運営協力:走遊Lab


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