マガジンのカバー画像

「スポーツ」note

1,447
スポーツに関するnoteをまとめています。 (原則的には私が書いた記事) スポーツは「体現」という意味でもクリエイトと共通部分があると考えます。様々な場面でも応用できるでしょう… もっと読む
運営しているクリエイター

2018年1月の記事一覧

為末大さんのAIに対する発言を読み解く:スポーツに関する理解の深化と実現したいこと

今回取り上げたこの記事を読んで考えたことが多数あります。有用な/刺激的な記事はこうやって考察に使えるのでありがたいですね。為末さんの発言と、私の考察したことを合わせ読んで頂くことでみなさんの参考になればと思います。 参考にする記事はこちらまず「どんなスポーツに適性があるか」の判断です。陸上競技一つとっても、腕のリーチが長ければ円盤投げが向いているといったように、身体的特徴をベースとした競技の適正診断ができると思いますが、現状では、幼少期の環境が大きく影響を受けることが多いで

本日のAI:その価値と普及についてを考える

AIのニュースや記事を追いかけ続けていて思うこと、考えることは沢山あります。世の中がこれから変わっていくことは間違いないですし、現時点でもAIに関わらず、多かれ少なかれ変わっていっています。 AIだけが世の中を変えるファクターではなく、様々なことが絡み合って変わっていくのですね。そういう意味では、良くも悪くもヒトが絡むことで、変わりやすい国や組織と、変わっていきにくい国や組織が存在している事と思います。 世間の関心も確実に進んでいるように感じます。自分もそういう流れに絡み

僅かに動かしてみる

身体の操作性や 動作レベルを 上げるために メンテナンスを するために 技術練習や トレーニングを 行っていくが その時に色々 大きな動きの方が 見えやすく 解り易いから 行う人も多いし 指導する人も 多くいます しかし 感知度や動きを 本当に細かい 高いレベルで 体現し身に 付ける為には 周りから見えない ほどの小さな、細かい 動かし方も重要 となってきます 外で行う 集団で行うような トレーニングなどは 大きなものを手掛け みなでチェックし合う そういう仕

関西駅伝へのアイデア

いらんことを!と怒られそうですが(笑)関東の大学で4年、その後現役を引退して大学の指導者も10年ちょい経験させて頂きましたが、箱根駅伝の威力は絶大だと感じています。 それに比べて、我が出身県の兵庫を始め、関西では女子の大学駅伝は強いですが、男子は押され気味。もちろん、中距離は強いし、個別には強い選手も輩出し、他種目では盛り上がっていたりしますよ。 だけど、やっぱり男子駅伝。 これが盛り上がって欲しい。そうすれば実業団ももっと盛り上がって行くのではないかと。そこでアイデア

加古川マラソン2017.12.23 フル優勝 帆波圭斗選手にインタビュー!

帆波圭斗(ほなみけいと) 兵庫県加古川市出身。兵庫県立農業高校卒業、武蔵野学院大学 卒業。 武蔵野学院大学時に2年関わった帆波選手。大学へは箱根駅伝を目指して入学しましたが、トラックより、ロングが得意で、マラソン挑戦を念頭に置き、徐々にスピードを上げていきました。 この度、2017.12.23に行なわれた加古川マラソンにて悲願の初優勝を遂げたので、インタビューをお願いしました。どうぞ、ご覧ください! 聞き手:ランニングアドバイザー神屋伸行 Q. 優勝した時のお気持ちは

専門書から読み取れるもの

何年も現役選手、指導/アドバイザーとして活動してきて感じるのは、どうしてもランナーはいわゆるポイント練習を重視すること。そして、そのポイントでのタイムを「質」として最重要視し過ぎることが気になります。 レース/トレーニング計画でも顕著で、およそランに関するタイム目標だけを掲げがち。 そういう話しをすると、「いや、専門書だってランに関する技術しかありませんよ?」と反論されることもあります。そこに心拍数や調整法の話が出てきても、記述の多くは「ポイント練習」と「回復期におけるj

ランナー向け:雪中トレーニング編

せっかくの機会だと、雪が降ったから休足ではなく、走ろうと思う積極的ランナーさんへ。 私もどちらかというと、普段できない経験だと走りたくなるタイプです。し、実際に当時は雪のチャンスに走っていました。 しかし、注意すべきは、いつもと違う接地、踏ん張りをすること。滑って転びたくないから、臀部や大腿部周りのあらゆる筋肉と感覚を総動員することになりますし、甲や足首周りへの負担も相当大きいです。 日頃から雪に慣れ親しんだ人ならともかく、急に雪の中を走るとそれだけリスクを背負います。

全国男子駅伝 感想

私としては都道府県対抗男子駅伝の方が通りが良いのですが(笑)現在23回目を数える大会も面白かったですね。前半から目まぐるしく変わる順位と、お!と思う選手たちがどんどん登場してくる楽しさ。魅力あふれる大会です。 http://www.hiroshima-ekiden.com/ 私が高1の頃から開催が始まり、ここまで続いています。年々多くの素晴らしい選手が出走していますね。 私も高3と大学生の時に1度ずつ、計2度を兵庫県チームで出場しています。 今回の大会で感じたことは、

付加価値の話し

どうせ走るんだったら ちょっとでも目立ちたい 認知されたい たくさん稼ぎたい そんな感じで 走ることの目標や 目的以外に色々 くっついてくるのが 動機と言われる でも、当人にとっては 走る上で大きな価値観 になると思う ただ純粋に速くなりたい それだけなら どんな場所でも 立場でも 自由にずっと 追求していける でも、付加価値の意味が 大きければ・・・ その付加価値を得られないなら 走ることそのものも 価値を減じてしまいかねない それが周りから見て どう思わ

不調を語る

天気が崩れてくるのを察知するように、身体の不調を感知しましょう。昨日のエントリーから続きのようなものです。 アスリートならなおさら、一本の指、肩や首、競技には直接関係なさそうな箇所でさえ、肉体の限界を追求する上で障害となります。 とあるオリンピックランナーはトレーニングに向けて歯の治療を優先していたのをもう十何年も前に報じられたのを覚えています。 あぁ、そんなところにまで優れた選手は気を使うんだな、と言った感じで。 そう考えると、不調を抱え、ケガを我慢し、取り組む姿も

#三大駅伝の成績だけで選手名を当てる

これ、一時期twitterで界隈を賑わせた話題ですが相当な箱根駅伝通でないと正答は難しそうです。データが集められる近年だったら、時間を掛ければまずまずいけそうだけど、データが少ない時代に遡ると余程の人でないと正答は難しいでしょう。 また、先頭集団で映ってたり、活躍しているイメージだけで考えると、区間順位を想像するのは難しい! ちなみに、私もネット時代以前になってくる(およそ20年近く前になる)ので、もう解らない人の方が殆どだろうな・・・ ということで、自分の正解だけ出し

「走ること」に関わり続け、活動し続ける岩田豪さんにインタビュー!

岩田豪(いわたごう):さくら組:http://team-sakura.net/ 兵庫県加古川市出身。1999年 西脇工業高校 卒業、2003年 東洋大学 卒業 主な成績:2002年 関東学生陸上競技対校選手権大会 1部ハーフマラソン 8位     2002年 全日本大学駅伝 総合5位 6区区間4位     2003年 箱根駅伝 総合6位 10区区間2位(10区ごぼう抜き最多記録) 同郷で高校の後輩、岩田豪さん。西脇まで2年間共に通いました。帰りは疲れている中、大抵は一緒で

勝手に「やり切った感」が出てきた時に

時々?往々に?タイトルのような気分になることがあります。本当はネガティブな状態から、ようやく本来のスタートラインへ戻ってきただけ(ゼロ地点にシステムを創れただけ)なのに、それだけで何かを為した気になってしまう。本当はここからスタートして、そのシステムを円滑に使って進んでいく、積み重ねていくのが大事なのに。 気持ちは解ります。 人は課題を全力で解決した時、取り組み終えた時に、「少なくとも何らしかの単位作業」しか認識できないのだと思います。そこに幾ら目的や目標があっても、やは

スポーツは必要?

こういう話しが時々出てきます。他にも「文武両道」という言葉がスポーツ×学生(学業)でも良く出てきますね。 この言葉や考え方が不思議です。 「書くことはスポーツだ!」でも触れたのですが、スポーツはそもそも(ここからはそちらをご参照ください)という話しですし、日常に潜むのが「スポーツ」であり、垣根はありません。 日常歩く延長がウォーキングと繋がっていきますし、山を歩けばトレッキング、ハイキングと分類(便宜上の名称付け)がなされる訳で、本来明確な区別はないでしょう。 ただ、