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不調を語る

天気が崩れてくるのを察知するように、身体の不調を感知しましょう。昨日のエントリーから続きのようなものです。

アスリートならなおさら、一本の指、肩や首、競技には直接関係なさそうな箇所でさえ、肉体の限界を追求する上で障害となります。

とあるオリンピックランナーはトレーニングに向けて歯の治療を優先していたのをもう十何年も前に報じられたのを覚えています。

あぁ、そんなところにまで優れた選手は気を使うんだな、と言った感じで。

そう考えると、不調を抱え、ケガを我慢し、取り組む姿も美談にはなるし、時にはそういった時が生じてもやむを得ないですが、それは「やむを得ない」事態であって、常態にしてはいけないんですよね。

トレーニングにおいて、怪我/不調が続いた状態で同じトレーニングをしていても、量は担保できたかに見えますが、質は気付かぬうちに下がるはず。

離脱は避けたいから、少しでも質を下げてやれるならやっておく。

という考えもありますが、それが長期的に続くならやはり成果には繋がりにくくなります。これは持久力が大きなウエイトを占めるマラソンにとって難しい問題になるのはそのあたりの認識。量さえやれていれば・・・

これが中距離、トラック競技なら質を担保しない練習は効果的でないのはみな共通認識しているのですが、マラソンになると議論が起きてしまう。迷いが出ますね。

ただ、マラソンも高速化しており、やはりスピードを上げる為には量担保ももちろん大切ですが、質担保にももっとこだわる必要があるのでしょう。

あまり深い話は本稿ではしませんが・・・

パソコンだって、日頃メンテしておかないと不調になります。

バックアップとして2台あればいい!という考えももちろん、ありますが2台ともおかしくなるくらいなら日頃から気を使っておいた方が良いでしょう。パソコンだって、なんか何時もより処理が遅い、動きがおかしいと感じることってありますよね。

不調を感知する。

これが大事で、組織なら代わり=バックアップがある場合がある自分の仕事でも、他ならぬ自分自身のことであれば、代わりはいません。

自分にとっての大事な身体を日々メンテし、不調に、怪我に陥らないようしたいところですね。


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