見出し画像

もっと楽に生きていい。〜ニュージーランドのド田舎多国籍生活〜

 ニュージーランドにきてもう少しで1か月。生活にも慣れてきて、やっていけそうな実感が湧いてきた。今の仕事はチェリーピッキング。朝6時から8時間くらい働いている。はしごを使って上り下りしつつ、チェリーの木からチェリーをひたすらとるという仕事内容。太陽のもと歩き回ってなかなか健康的な生活。
 住んでいるところは農場のすぐそば。男女別の仮設住宅みたいなとこで、共有キッチンがある。1部屋に2段ベッドが6つあるという日本ではなかなか経験できない場所に住んでいる。あとは、キャンピングカーで寝泊まりしている人もいるから、合計すると40名くらいはいるかな。フランス、ニュージーランド、イタリア、チェコ、ラトビア、マレーシア、中国など色々な国の人が滞在している。
 かれこれ、2週間ちょっと一緒に生活をしていると生き方の考えが広がる。もう5年も旅していたとか何年単位で旅をしている人がわりといる。当たり前のように20代前半で仕事を辞めて、楽しむためにニュージーランドに来ている人もたくさん。そんなに働き続けたり、将来のことを考えすぎなくてもいいんだなと思った。肩ひじを張らなくていい。自分もわりと肩ひじ張らないんだけど、さらに色々な生き方を知って、あーこんな生き方もありなんだと思った。
 あとは生活面。男女共用のシャワーとトイレ。外にある物干しを室内に持ち込んで服を干しだす。男性は上半身裸で歩き回る。年越しは近くの川で焚火をしてクラブ的なパーティー。アホみたいにでかい肉を豪快に料理する。テーブルの上にまな板をしいて野菜を切る。もうすごいよ。生活していく力が上がっていく。というか、野生に少し戻った感じ。生活していると、もっとてきとうに気楽でいいんだなと思う。もちろん最低限のマナーやルールはあるけれど、細かいことを注意されることもないし、服装や振る舞いも来た時より気にしなくなった。自分が気にしていると思っていても、他人はそれほど気にしていない。
 肩ひじ張らずに、気楽にてきとうに生活して生きていく。そんなことをニュージーランドのド田舎多国籍生活で学んでいるところです笑。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?