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顔面輪郭手術と皮質骨切り術

エラ手術のカウンセリングに来院される多くの方が、皮質骨切り術と咬筋縮小術について質問されます。2つの手術を同時にすることが出来るのか、またどのような効果があるのかについてです。過去に一度、当院のブログにて咬筋縮小術についての説明をさせて頂きました。
→ 参考 :  https://note.com/njh/n/nbf56db13df77

今日は、前回の咬筋縮小術に続いて、
皮質骨切り術についてご説明していこうと思います。

輪郭三点 ノ・ジョンフン整形外科

皮質骨切り術は、3層になっている骨の構造の中で外側の1層だけを骨切りして除去する方法です。顎骨の厚さを薄くし、正面から見たときに広く見えるエラを改善する手術です。また、筋肉のボリュームが減る為、正面効果が期待できます。

ですので、エラ手術を行う際、皮質骨切り術と咬筋縮小術を同時に行う事によって、手術効果が高まるのです。

皮質骨切り術を行う際、神経を損傷する可能性はあるのか、また皮質骨切り術と神経損傷の関係について気になっている方が多くいます。
実際に、間違った方法で皮質骨切り術を行い、神経損傷を起こしてしまうケースもあります。もしかして副作用が起こってしまうのではないかと心配になったりと、とてもデリケートな問題ですよね。

この問題についてお話させて頂きます。人によって骨の厚さは違いますが、皮質骨切りを行っても大丈夫なくらい十分に骨が分厚い場合は、この手術を安全に行う事が出来ます。
問題となってくるのは、骨が薄い場合です。骨が薄いと、損傷確率が少し高くなります。

では、骨が薄い場合、皮質骨切り術を使用することは出来ないのでしょうか?

それは違います。骨が薄い場合、骨を沢山削り取る事は出来ませんが、正面効果が出るよう適度に切削することは可能です。
神経を損傷させずに、適度な量を精巧に削り取ることが重要です。

皮質骨切り術の場合も、正確で細やかな手術が要求されるので、高度な技術力と、手術道具を自由自在に操れる程の経験と専門性が必要です。

大半はエラ手術の際に、皮質骨切り術と咬筋縮小術を同時に行っています。
私は一人一人の状態に合わせて手術を行っています。正しい手術方法で正確な手術を行っていくのであれば、神経損傷や副作用の心配がなく、安全です。

本日は、皮質骨切り術についてのお話でした。

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