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化学物質過敏症だけど新型コロナワクチンを接種した話(7)

 いろいろばたばたしていて、投稿の間隔が空いてしまった。
 このマガジンの内容を気にして読んでくださって、いいねをくださる方がいらっしゃる。ありがたいことだ。感謝申し上げる。
 ということで、2回目の接種と接種後のことについて。

 1回目のときもそうだったが、2回目当日も、会場は空いているように感じた。

 予診では、看護師が詳細を聞き取り医師はその確認をするだけ、と、前回の流れで認識していたが、今回の看護師さんは予診票をざっと見ると、次へ進むよう言ってきた。あれれ、副反応のことは質問しないのか。一応、話そうと思っていたのに。

 そう告げると、2回目の人は接種までの流れがわかっているので、予診で時間を掛けると嫌がられるのだと言う。

 だが、ピリピリと胸痛のことを念のため話すと、看護師さんは丁寧に聞き取り、予診票に書き留めてくれた。

 「疑問があれば、遠慮なく先生にお話しください」

と言われ、5分ほど待って医師の予診となった。

 前回と違い、予診票を丁寧に見る医師だった。化学物質過敏症のこと、副反応のこと、その日の体調のことを結構細かく質問された。

 「そんなに強い副反応は出ていないので、問題ないと思います。ただし、アレルギー体質ですから30分待機にしましょう」

 ということで、2回目のワクチンを接種した。

 待機時間30分。
 前回も経験したが、何もしない30分は長い。前回は本を持っていくのを忘れたのが敗因だ。今回はちゃんと持って行ったので、本を読んでいた。時々、2回目を打ちに行ったことを知っている友達に、LINEで経過報告した。

 30分経過。
 何もなかった。ドキドキも冷や汗もめまいもピリピリも、何も出なかった。ありがたい。
 自分の体質を知った上で自分で決めた接種とはいえ、強烈なアレルギー反応には遭いたくない。

 ほどなく帰宅した。
 1回目の後もそうだったが、ワタクシはどうやらこのワクチンで強烈に眠くなるようだ。ニコライ宮殿(拙宅のこと)に到着し、着替え、すぐにベッドに転がり込んだ。

 途中、夕食時にダーリンに起こされて食事をしたが、変わらず眠く、そしてだるく... 食べてすぐにまた眠り、翌朝を迎えた。

 接種翌日の朝、ふだん通りに目は覚めたが、眠さとだるさは続く。ただ、熱は出ていなかった。
 「もしかしたら、発熱なしで済むのかも... 」と考えつつ、だらだらと過ごしていた。

 正午、接種後24時間が経過した。だるいだけ眠いだけ。

 午後2時、接種後26時間。頭痛を覚えたので、熱を測ったところ、37.6℃だった。

 「こんなに経ってから発熱するんだ...」

 あらかじめかかりつけ医から解熱剤をもらっていたが、何せ化学物質過敏症だ。38.0℃を超えたら服用しようと思い、冷凍庫に準備しておいた保冷剤をタオルにくるみ、両脇の下に挟み、改めて眠った。

 目が覚めるたびに熱を測り、一度だけ37.8℃になっていたが、ほぼ37.6℃をキープしていた。

 夜の8時頃、ダーリンに「熱が下がらないので夕食は軽く」と頼み、またうとうとしていたのだが、9時頃、漢方薬を飲まなくてはいけないことをはたと思い出し、キッチンに向かった。

 「あれ... 頭痛が消えている」

 熱を測ったところ、36.4℃。いきなりストンと平熱に戻った。

 眠気とだるさは、接種翌々日の夕方近くまで残っていたが、発熱は復活することもなく、接種2回目の副反応は、接種後丸2日と半日で終了した。

 というか、いったん終了した。

 今現在、2回目接種後13日目。副反応かどうかは定かではない多少の体調の変化が感じられる時がある。それについては、また別の機会に。

 

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