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化学物質過敏症だけど新型コロナワクチンを接種した話(4)

 接種翌朝、目が覚めた。熱は出ていない。が、ひどいだるさだった。それを見越して何も予定を入れていなかったので、一日、だらだらと過ごすことに決めた。

 横になっていたが、午前中から若干の動悸を覚えた。ワタクシはそもそも不整脈からの動悸が出やすい。これも化学物質過敏症の症状だ。しかし、この動悸はいつもの動悸よりもかなりおだやかだった。いつもの動悸は、発生すると、夜中に動悸で目が覚める。そして、動悸が原因で左肩が張って凝りが出る。今回は、そこまでではない。ワタクシとしては、このくらいの動悸はどうってことがない、という印象だった。

 しかし、稀な副反応として心筋炎があり、その兆候が動悸だというネット記事を読んでいた。

 「どうしようかな。ワクチン打ってるから純粋に過敏症の症状かもしれないし、どのくらい待って病院に行く判断をすればいいだろうか」

 と、考えたが、とりあえず漢方医から動悸対策で処方されている「当帰湯」を飲んで様子を見ることにした。これは、ここ半年ほど毎日3回飲んでいるものだ。

 薬を飲んでひと眠りした。14時頃、目が覚め、そのときは既に動悸はなかった。心筋炎を心配するのは止めた。
 しかし、だるさは相変わらず残っていた。

 だるかったが眠くはなくなっており、寝室が暑かったせいもあり、とりあえず起きてリビングでごろごろしながら、だらしなくテレビを見たりネットを彷徨ったりしていた。

 20時頃、感覚的には急に元気になった。動悸は再発せず、だるさはほぼなくなった。入浴すると、血行がよくなったせいか、上がったときにはいつもと変わらない感覚に戻っていた。

 日頃、夏でも身体を冷やさないように気を付けている。血行をよくすることはやはり大切なことなのだ。

 だが、接種部位は相変わらず痛かった。肩より上に腕を上げると、「いたー!」と声が出た。

 接種翌日の副反応:
 ・接種部位の痛み(腫れはない)。腕は肩の高さまでしか上がらない。
 ・だるさ。接種後32時間ほどでかなり軽減した。
 ・動悸。軽いものが出現したが、当帰湯の服用で収まり、再発はなかった。

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