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転職経験者だからできること
障害者雇用・ダイバーシティ、在宅勤務のコンサルティングや人材紹介をしております、にわと申します。
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仕事柄キャリアのご相談を受けることが多い(というか、それを仕事にしている)のですが、教科書的な話や「正しいこと」はモノの本や大手のHPなどに譲るとして、仕事仲間との会話が弾んだ話題を今回は記事にしてみようと思います。
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相手が知りたいことを伝えたい
「求職者側が知りたいことってなんだろう」
営業やマーケティングを一緒に行う仲間といつも話しているのはこのことです。
私たちの仕事において「求職者(転職者)」の方々や「企業」、そして「働いてもよいかもしれない」という潜在層の人々がなにを求めていているか、ということをいつも考えています。
冒頭にも述べましたが、率直な話、データは行政も出しているし、教科書的なノウハウは既に出尽くした感がありますね・・・
それに、皆様それぞれに調べる力をお持ちなので、ある程度温度感があり、新鮮な情報でないと、印象にも残らないのです。
私たちは営業担当であり、マーケターですから、データの向こう側の「人」と対話しようとしています。データやノウハウだけ出して、一方的に伝えるというだけでなく、できればリアクションを知りたいと思い、SNSに注力しているという面もあります。
そもそも自分が転職経験者
以前の仕事でも感じて実践したことのうち、最も反響があったのは「自分の経験談を語ること」「私ならば、~しただろう」と自分の話に置き換えて伝えることでした。
セミナーを行っても、事例が印象に残りやすいというのも、体感的にわかる気がします。
たとえば、「収入だけでなく他の面も考えたほうがいいですよ」と言われるよりも
「給与UPを狙って転職したら毎日終電で、相方にフラれて人生詰んだわ」
と言われる方がリアリティありますよね
転職して失敗したこと、周りは反対したけれど自分で納得して転職してよかったこと、体調を崩したこと、家族との時間を優先して充実したこと・・・
数字で語れないならば、自分の話をしてイメージを膨らませてもらうのもアリかと思い、求職者の方にお伝えすると「にわさんも転職されたんですね、ちょっと条件とか見直してみようかな。スキルアップの方がいまの自分には大事かもしれないし」とおっしゃっていただいたときは嬉しかったですね。
武勇伝より美談より経験談
チームメンバーが教えてくれたことがあります。
マウントとる人の話はしんどい。
相談している自分よりもシビアな状況(と思わせるような話)を伝えたり
「キラキラ経験」を語られたりすると、相談している側ってしんどいんですよ。
そうではなくて、あなたの経験談をありのまま聴きたい。
話を面白く進める方は素晴らしいのですが、事実ではなく脚色された瞬間に耳をふさぎたくなるのです。
だって、就職や転職を考えるとき、人生や生活がかかっているわけですからね。
そこで、ありのままに各々の経験を伝えあえる場が必要ではないかと考えています。
イベント、仕掛けます
そこで、私の担当している領域での求職者×ビジネスパーソンの方の交流イベントを企画しています。
企業の人事ご担当者様、人材業界の方(CA・RA)、その他、ダイバーシティに興味のある方と、障害当事者の方(就職・転職したい方、就職して働いている体験談を話したい方)との交流イベントを行います。
<開催方法>オンライン
<人数>障害当事者の方とそれ以外の方で最大各5名程度
<開始日時>平日日中、あるいは夜間
<参加費>無料 ※プライバシーポリシーへの同意、障害当事者で求職者の方は会員登録をお願いします
その場でのリクルート、採用に直結しないイベントなので、「これを聴いちゃダメかな」という忖度はなしで、フランクに対話できる事前準備を行います。
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