もしも今、就活をやり直すなら①就活開始前
前回は愚痴と文句交じりのnoteになりましたが、ちょっと反省したので、今日は参考になりそうなnoteを書こうと思います。
ずばり、「私がもう一度就活をするならどのように進めるか」について書いていきます。
地方の大学院生にとってやりやすい=時間が掛からないことを追及していきますので、何らかの事情で就活に時間が割けない方にも役立つかもしれません。
書いてみたらすごい長さになったので、分けていこうと思います。
今回は、就活開始前、余裕があればやっておくといいことについて書きま
す。
①-1.ビジネスについて知る
重要度☆
時間掛かる度☆
ここでの目的は下の2つです。
・日本にはどんな業界があるのかを知る
・各業界の構造を知る
手当たり次第に説明会に行き、興味が出たら選考のために調べて…では時間が掛かります。
最初から業界のことを理解した上で就活に臨むと時間短縮につながります。
下に紹介したワークは合計で2時間も掛からないと思うので、よかったらやってみてください。
おすすめ方法①業界地図を見る
東洋経済新報社から出ているやつです。
こんなサイトもあります。
購入する必要は無く、キャリアセンターから借りるだけで充分です。
ざざっと眺めて、面白そうな業界のページだけコピーしておきましょう。
おすすめ方法②ビジネスモデル2.0図鑑を見る
業界地図とは違った視点から企業を見ることができるのが、この本です。
ビジネスモデルとは、簡単に言えば「企業が収益を上げている仕組み」のことです。
これを知っておくと、企業内の各職種がどんなポジションで何をしているのかがつかみやすくなります。
この本のいいところは、有名大手以外の企業を取り上げていることです。
魅力的な企業っていっぱいあるんだということに早い段階で気付いた方が、選択肢の幅が広がっていいと思うので。
①-2.就活における判断基準を定める
重要度☆☆☆☆
時間掛かる度☆☆☆☆
ここでの目的は1つだけです。
・就活における指針を明らかにする
選択肢が多すぎて、何をしたらいいのかわからなくなる就活。
そんな中での判断基準を明らかにしていくのです。
例えば下のような判断軸があります。
①チームで取り組む仕事or個人で取り組む仕事
②短期で結果の出る仕事or中長期で結果の出る仕事
③業界変化の激しい仕事or普遍的な価値を提供する仕事
④愛着のある商品を提供する仕事or顧客に応じてカスタマイズした商品を提供する仕事
⑤スペシャリストorゼネラリスト
⑥論理が重要な仕事or感情に訴えかける仕事
⑦緩やかな出世を前提した仕事or3年単位での出世がありえる仕事
出所:https://unistyleinc.com/techniques/433
加えて、住む場所や就活を終わらせたい時期、予算なども決めていきましょう。
完璧に固める必要はありませんが、決めておいた方が楽です。
これに関しては自己分析と並行してやるといいと思います。
人によって掛かる時間は違いますが、ここは焦らないで時間を掛けていいところです。
自己分析についてのnoteはこちら↓
いくつか判断基準が上がってきたら、今度はそれらに優先順位を付けていきましょう。
これも、後から変わる可能性もあることを十分に考慮に入れて、「あくまでも、現段階では」という気持ちを忘れずに。
がんじがらめにすると後から苦しくなるかもしれません。
ちなみに、大手or中小、老舗orベンチャーは拘らない方がいいと思います。
企業と言うより、仕事や働き方について考える感じです。
業務内容や働き方の希望があれば、おのずとそれができる企業は定まっていくはずなので。
①-3.適性検査の準備
企業によっては、オンラインでの適性検査があります。
これがね…私が困ったポイントでした。
性格検査の方はいいんです、正直に答えるだけですから。
問題は能力検査です。
SPI、GAB、玉手箱など、テストによって出てくる問題のタイプが違う上に、なんやかんやで解き方を忘れているので大変でした。
決して難しい問題ではないので、2時間×3日くらいで集中して対策するのがおすすめです。
SPIの場合は、最寄りのセンターに行って受ける必要があります。
一度登録した結果は使い回しできるので、本格的に忙しくなる前にちゃちゃっとよさげな結果を出しておくのがいいですね。
おすすめのテキストは下の2冊です。
ちなみにSPIはマイナビウェブに練習問題があります。
実際のテストはPCの画面で行うので、そっちだけで対策してもいいかもしれませんね。
ちなみに自宅で行う場合、電卓を2つ用意しておくのがおすすめです。
何度か計算する時に便利です。
電卓のメモリ機能を使ってもいいですが、打ち間違えた時の時間のロスが大きいので。
①-4.まとめ
ざかざかと書きましたが、まとめると次の3つがポイントです。
・ビジネスについて知る
・就活における判断基準を定める
・適性検査の準備をする
インターンは、あくまでも余裕があれば行く程度でいいと思います。
興味を定められないままインターンに行ってもあんまり意味ないと思うんですよね…。
もちろん、既に志望業界・企業が定まっている場合は参考になります。
でも、その場合もどうせ行くなら5日以上の長いもので、交通費や報酬が出るものにした方がいいんじゃないかな。
それくらいの期間行かないとあまり得るものがなさそうだし、自腹でいくほどのものでもないので。
次回は就活初期におすすめのことについて書きます。
最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。