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にわけんのフードエッセイ

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飲み歩いたお店の紹介や美味い物、お酒や料理など食に関することなどのログ(記録)を綴っていきます。 呑めそうならどこでも呑む!が信条です。
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#酒場

2024年初外呑み(西荻窪 ひまり屋)

明けましておめでとうございます。 2024年の初外呑みに行って参りました。 この日は昼過ぎぐらいから「ポトフ 美食家と料理人」という映画を観た後、夕方頃に「西荻窪 ひまり屋」さんへお邪魔しました。飯関連の映画だったので、お腹がペコペコです(笑) 喉がカラカラだったので、まずは赤星でスタート。これが新年初ビールです。 まずは「山椒ポテサラ」をシンプルな感じのポテサラに、いい塩梅で山椒がかかっています。ほっこりピリリとしていて、食欲が出てきます。 本日のお造りはシマアジで

旬の鰤や走りの菜の花で一献

ようやく冬らしくなってきた昨今。でも寒暖差が割と大きくて体調を崩しそうです。これを読んで下さっている方々も、くれぐれも体調にはお気を付け下さい。 こういう時は旬のもので栄養を。という訳でいつもの「早稲田 㐂の下」へ。 今日のお通しは、赤なまこのポン酢がけでした。コリコリとした食感が良く、噛みしめていると、じわりと旨みが。これだけでお酒1合行けちゃいます(笑)。 さて、旬の大御所「鰤」です。背側と腹側、それぞれ盛ってくれるのが嬉しいところ。 両方とも脂のりのりですが、背側

香箱がにとクワイで季節の変わり目を

昨日は少々朝早くからオフィス対応が必要な仕事があり、朝も6時台からやむなく出社。出勤の際は必ず通り道の釣書をチェックしていきます。 なんと、釣書に香箱がにが!これはもう晩飯決定。 というわけで、早出早上がりでそそくさと口開けの㐂の下へ。 本日のお品書きはこちら。 お目当ての香箱がにもそうですが、なんとクワイも入荷している。これはほくほくです。 お通しはおひたしの盛り合わせ。どれも違う味付けで楽しい。好物の京菊菜が入ってるのも嬉しいところ。微妙なほろ苦さが好きなんですよね

西荻窪 勝手口ひまり屋さんの鰻串で一献

少々所用を足しつつ、夕暮れ時の西荻窪へ。隊分コロナも落ち着いている模様で、多少は安心して出かけられます。 所用を足した後、勝手口ひまり屋さんへ。お邪魔するのは随分と久し振りで、鰻メインに業態転換されてからは初めての訪問。ちょっと楽しみです。 まずは定番、赤星でスタート。夕刻の体に染み渡ります。 メニューをざっと眺めた後、まずはおすすめの「一通り」をオーダー。鰻串4本と野菜串のセット。部位なんかは全然詳しくないので、まずはこれ。料理長がじっくりと焼き上げてくれている模様が

いつもの店で、ちょいと一献

やっと比較的気軽に呑みに出られるような世情になってきましたね、嬉しいことです。しかし、まだ知らない・混んでるお店はちょっと怖いかも。 雨が地味に降っていたので、近場の定宿「早稲田 加賀屋」さんへ。ほぼ口開けから滑り込めば、大抵はしばらく一人でのんびりと過ごせます。 今日は最初から日本酒を冷やで。ちょっと肌寒くなってきたので「とりあえずビール」という感じでは無くなってきました。 箸置き代わりに、らっきょうの浅漬けを。こちらもいつも頼む定番メニュー。箸休めにぴったりだし、ら

【開拓】鮨酒場 やすや

久し振りに呑みに出たついでに新店を開拓してみました。曙橋にある鮨酒場さんです。開店は四年ほど前とのこと。 こぢんまりとした店構え。店内はカウンター5人ぐらいと4人掛けテーブルが2つ。実に自分好みの規模です。先客はテーブル席におじさん方3人組と、カウンターに2人。喫煙可能店です。 ラストオーダー間際だったので、タネが大分切れているとこ事でした。が追加で一杯やりたいぐらいだったので特に問題無し。メニューを見ると肴と鮨が等価な感じで並んでます。お酒の品揃えは少なめですが良い物が

Barは苦しそうだった

先日知人と呑みに行った帰路、久し振りに自宅近くのBarにお邪魔した。コロナ禍になってからは初めての訪問だ。 夜10時頃であったが、店内は先客一名のみ。普段でもそこまで混む店では無いが、さすがに閑散としていた雰囲気。以前よく見た常連客も見えず。やはりリモートワークなどで足が遠のいているのであろうか。 マスターに「最近どう?」と声をかけると、間髪入れずに「良くないね」との返答。この店はでかい大学の近くな事もあり、やはり学生さんなど大学関係のお客さんがめっきり減っているとのこと

新たなる定宿を求めて

近所の定宿が閉店して10日ほど過ぎた。その間外では酒を呑んでいない。 新たなる定宿を開拓したいな、と思っているが、このコロナ感染者数の状況で不明なお店をハシゴするのはちと怖い。のでせっせとネットで検索をしながら、候補店をリストアップしている。 とは言っても条件が割と厳しめ(特に喫煙可)なので、リスト自体もたいして増加はせず、メニューの写真などを見て腹を減らすばかり(笑)。なかなか上手くは行かないものだ。 これが東京都以外、例えば実家方面であれば、ここまで苦労(?)はしな

高松 讃岐食酒工房ふるさとでちょいと一献

毎度おなじみ高松出張。出張とはいえお客様訪問が主体なので大体夕方ぐらいには時間が空いてきます。そうなってくると呑みたくてうずうずしてくるのは呑兵衛の性。さっさと仕事を切り上げて、そそくさと繁華街に繰り出すのは毎度のこと。 一軒目に選ぶことが多いのが「讃岐食酒工房ふるさと」さん。午後四時に開店してくれる優良店(笑)。開店時間が早いのは助かります。 少々暖かめになってきたので、取りあえずは瓶ビールで喉を潤します。キリッと冷えたビールが美味しい季節になってきました(まぁ年中美味

なにが良くて昼酒を呑みにいくのか?

前置き僕のnoteをご覧になっている方ならご存じだと思いますが、僕は自他共に認める呑兵衛です。とはいっても端くれなので、外で呑むのは大体週一ぐらいですし、その半分以上は自宅近所の居酒屋です。その他の時は家でちびちびと適当な酒を舐めております。 そんな自分ですが、たまに猛烈に昼間からぶらりと呑みに行きたくなる事があります。あ、お前いつでも呑みたいだろ?という突っ込みは無しの方向で。何が自分を 昼酒は背徳的仕事の都合上時間がずれている方々を除けば、通常酒は夜に呑むものですし、

上野 大統領(支店)でさくっと一杯

上野近辺で用事を片付けた後、久し振りに大統領にふらりと。平日の午前11時頃にもかかわらず結構な客の入り。アメ横で仕事を終えたオジサンっぽい人からカップル、スーツ姿のサラリーマンと雑多な人たちで相変わらず溢れかえっています。 大分春めいて来たとはいえ、まだ少々肌寒いのでまずは「熱燗」をオーダー。カウンター上に置いたグラスに保温ポットからどぼどぼと注いでくれます。こぼしてはもったいないのでカウンター上に首を伸ばして少し啜った後に移動させましょう。 箸休め兼箸置きに「お新香」を

高松食紀行 初秋編

またまた高松出張。今回は一泊二日の駆け足。 フライト遅れと打ち合わせが立て込み、いつものさか枝うどんで15時頃やっとうどん。冷やかけ並とちくわ磯辺揚げで390円。相変わらずアゴの出汁がガツンと効いていて美味し。 翌日のランチは地元の方に教えて貰った番丁うどんさんで、秋限定松茸うどん㊥700円。こちらは凄く優しい出汁と味付け。呑んだ〆か翌日の朝に合いそうな感じでした。 そして、リムジンバスに乗るまで、いつもの讃岐食酒工房ふるさとさんに立ち寄り。暖簾をくぐると「おっ、また来