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Barは苦しそうだった

先日知人と呑みに行った帰路、久し振りに自宅近くのBarにお邪魔した。コロナ禍になってからは初めての訪問だ。

夜10時頃であったが、店内は先客一名のみ。普段でもそこまで混む店では無いが、さすがに閑散としていた雰囲気。以前よく見た常連客も見えず。やはりリモートワークなどで足が遠のいているのであろうか。

マスターに「最近どう?」と声をかけると、間髪入れずに「良くないね」との返答。この店はでかい大学の近くな事もあり、やはり学生さんなど大学関係のお客さんがめっきり減っているとのこと。近辺を散歩していても以前のようにわいわいとした学生集団を見かけることも絶えて久しい。加えてバイト減などもあれば、出歩くことも減るだろう。後期もオンライン講義がメインらしいので、あと半年はこんな状態が続くのかもしれない。

一杯呑んだあたりで他のお客さんが数人。様子を見るに近辺の居酒屋で呑んだ後、〆的な感じで立ち寄った感じに見受けられた。

こういった状況の中、感染者数の増加は止まらず、東京都はまた飲食店に午後十時以降の営業自粛要請を出した。協力金は約一ヶ月で二十万だそうな。え?ちょっと額が少なすぎるんではないかい?

Barはがっつり呑みに行く前に喉を潤しに寄るか、〆に寄るか。そんな使い方をする場合が多いと思う。特に〆にもう一杯呑みたいとか、帰宅前に落ち着いた雰囲気でもう一杯楽しみたいという需要が多いと思う。自粛要請時間以降の売上は馬鹿にならないと推察出来る。そういった営業形態は考慮されているようには思えない。またこの時間帯に店が閉まっていたら、〆の一杯などの習慣も薄れてしまうだろう。

予算や防疫の都合もあるのだろうが、もう少しどうにかならないものだろうか。

憩いの場が無くなってしまうと寂しいので、またちょくちょく〆の一杯を呑りに行こう。酒呑みには呑んで貢献することしか思いつかないのだ。

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