Niwaca息子研究家 / 発達凸凹っ子ママ

Niwaca息子研究家による、育児奮闘記録 / 息子→ 2014年生まれ・発達障害(A…

Niwaca息子研究家 / 発達凸凹っ子ママ

Niwaca息子研究家による、育児奮闘記録 / 息子→ 2014年生まれ・発達障害(ASD+ADHD)・WISC IQ90~125・情緒支援級に在籍しながら時々交流級にも参加・放課後等デイサービス通所中・帰国子女・LEGO・Minecraft・ロボットプログラミング・建築

マガジン

  • 各シリーズのダイジェスト版

    「全話読む時間はないけど、Niwacaの話を読んでみたい。」 そんな奇特な方のために、各シリーズ連載終了後にダイジェスト版を作ることにしました。是非覗いてみて下さい。

  • ~息子に発達障害の診断が下りるまで 全9話~

    息子に発達障害の診断が下りるまでの過程を書き綴ったマガジンです。 息子の0才から5才までの様子を、母親のNiwaca目線で書かれています。

最近の記事

ブログお引越しのお知らせ

 Noteのブログですが、今後はアメーバブログ上で更新を続けていくことに致しました。フォロワーになって下さった方、ハートを下さった方、どうもありがとうございました。引き続きアメーバブログは続けていく意向ですので、もしよろしければ気が向いた時に覗きにいらして下さい。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。                           Niwaca息子研究家

    • ~息子に発達障害の診断が下りるまで ダイジェスト版~

      アメーバブログにダイジェスト版を作りました。

      • ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ あとがき / 障害受容を考える

          大事な我が子に、障害の診断が下りた時の気持ち・・・。  それは、告知された親にしかわからない、複雑な気持ちだと思います。私の場合、自分はちゃんと障害受容ができると思い込んでいました。でも医師から診断名を告げられた時、「全く動揺しなかった。」と言えば、嘘になります。 「早くわかって良かった。」「前を向いて頑張るしかない。」「大事な我が子に変わりはない。」 自分でも、頭ではわかっているんです。今できることを1つ1つやって、我が子のために最善を尽くすしかないということ

        • ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 最終回 / 第9話:今できることを1つ1つやっていこう

          前回のお話はこちらです。  小児神経科医は息子の様子を見ながら私の話を聞くと、こう言いました。 「すぐ大学病院に紹介状を書きますね。」 私は動揺する気持ちを隠しながら、なるべく冷静に「あの・・・。やはり、可能性は高いでしょうか?」と聞きました。先生は私の気持ちを慮って、慎重に言葉を選びながら、ゆっくりと説明して下さいました。 「一般的に年長さんくらいであれば、初対面の医師が目の前にいたら、最初は緊張して大人しく座っているパターンが多いです。でも息子さんの場合、まるで

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        • 各シリーズのダイジェスト版
          1本
        • ~息子に発達障害の診断が下りるまで 全9話~
          9本

        記事

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~   第8話:疑惑、再び

           前回のお話はこちらです。  駐在生活も2年が経過しました。夫はあと1年任期が残っていましたが、私は仕事の関係で先に息子を連れて本帰国しました。赴任前に在籍していた保育園に戻りたかったのですが空きがなく、預かり保育のある幼稚園に入園することにしました。  久々の仕事復帰に加え、慣れないワンオペ生活に不安を抱いていましたが、復職前の打ち合わせで懐かしい同僚たちに再会すると、やっと自分の居場所に戻ってこられたような安心感を覚えました。夫が本帰国するまでの1年、何とか一人で頑張

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~   第8話:疑惑、再び

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 第7話:現地の幼稚園での様子

           前回のお話はこちらです。  息子は現地のインターナショナル幼稚園に通っていました。住んでいた地域にローカルや日系の幼稚園がなかったため、選択肢はインターナショナル幼稚園一択でした。幼稚園には息子以外に日本人はおらず、現地の子と諸外国の駐在員や外交官の子が半々くらいで在籍していました。使用言語は、午前中は現地語、午後は英語で、それぞれネイティブの教師が担当しました。  入園当初、息子は全く英語が話せませんでした。ただ、新生児期から私の趣味で洋楽は毎日一緒に聴いていました。

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 第7話:現地の幼稚園での様子

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~         第6話:それでも迷う気持ち

           前回のお話はこちらです。 「息子は発達障害ではない、医師からもそう言われた。この子はただ、他の子よりちょっと手がかかるだけで、私の接し方次第なんだ。だから、もっと息子に向き合いながら、育児について勉強しなきゃ。」  それ以来、私は何かモヤモヤした思いを抱くたびに、自分にそう言い聞かせていました。それでも発達障害に関するネット検索だけは、密かに続けていました。  ある日、いつものようにネット検索をしていると、とある発達障害に関する情報交換コミュニティを偶然見つけました。

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~         第6話:それでも迷う気持ち

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 第5話:迷走するNiwaca

           前回のお話はこちらです。  それからというもの、Niwacaは自宅にある育児関係の書籍を片っ端から読み直し、違和感の答えを探し続けました。しかし、答えなど見つかるはずがありません。息子の特性を正しく理解できないまま、やみくもに探しているのですから。育児書に書かれているように、たくさん褒める・なるべく前向きな言葉がけをするなど努力していましたが、私のやっていることは全て空回りしていました。  例えば、息子は朝の身支度に時間がかかりました。 パンをかじったかと思えば、窓の

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 第5話:迷走するNiwaca

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 第4話:子どもは皆こんなもの

           前回のお話はこちらです。  外国人クリニックに電話をすると、「クリニックに発達外来はないが、現地の小児心療内科医がいる。」とのことでした。その方でお願いします!と早速予約を取り、病院に向かいました。  医師は息子が遊んでいる様子を見ながら私達夫婦からの話を一通り聞くと、一言。 「子どもは皆こんなものよ。」 息子が遊んでいる時に、もっと母親が積極的に息子の世界に入り、息子の気持ちに寄り添うべきだと言った旨の話をされて終わりでした。  息子は発達障害ではない、じゃあ・

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 第4話:子どもは皆こんなもの

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 第3話:ネット検索魔と化したNiwaca

          前回のお話はこちらです。  息子の発達障害を疑って以来、今まで以上に息子の様子を丁寧に見るようにしながら、ネットで発達障害に関する情報を収集し始めました。あいにく現地で日本語の書籍は手に入らず、ひたすら日本語で『発達障害 幼児期』『発達障害 気づいたきっかけ』などの検索ワードを打ち続けました。当時はアメリカなど諸外国の方が発達障害の支援が進んでいるということも全く知らなかったので、日本国内の情報のみを調べていました。  調べれば調べるほど、息子に該当する項目が見つかりま

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~ 第3話:ネット検索魔と化したNiwaca

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~  第2話:何かが、違う

           前回のお話はこちらです。 Niwacaが最初に息子の発達障害を疑ったのは、息子が3歳の時でした。夫の海外赴任に帯同し、以前よりも長く息子と一緒の時間を過ごす中で、その違和感は少しずつ大きくなっていきました。夫とレゴで遊んでいる時、夫が「そろそろおしまいにするよ。」と言うと大声でキレる・自宅でYouTubeを観ている時、ネットが遅く画面がフリーズしてしまうと金切り声をあげて泣きながらキレる、など。 この子・・・ちょっとキレ過ぎじゃないか?  そのキレ方と言うのも

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~  第2話:何かが、違う

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~   第1話:息子の誕生~乳幼児期

          2014年、息子はNiwaca家の長男として誕生しました。出産時にトラブルもなく、生まれた時の体重・身長は共に平均域、母乳の飲みも順調でした。その後、家庭で発達に関して気になる点もなく、健診やかかりつけの小児科医から指摘を受けることもなく、息子は1歳を迎えました。  息子が1歳の誕生日を迎えた後、私は息子を保育園に預け、復職しました。最初は預ける時に泣いてしまったり、熱を出してお迎えに行くことも度々ありました。しかし、徐々に呼び出しもなくなり、優しい先生方のおかげで順調に

          ~息子に発達障害の診断が下りるまで~   第1話:息子の誕生~乳幼児期

          自己紹介

          こんにちは。この度は数あるNoteの中、私のNoteをご覧いただきありがとうございます。まずは、簡単に自己紹介をさせて下さい。 ■Note名 Niwaca息子研究家(通称Niwaca) ■経歴 大学卒業後、日系商社や外資系メーカーで国際渉外業務に従事。夫の海外赴任を機に休職。本帰国後復職するも息子に発達障害の診断が下りたことを機に退職、現在は息子のサポートに専念。 ■Niwacaの息子 ・ 2014年生まれ ・ 5歳(年長)時に発達障害(ASD+ADHD)の診断が下