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~息子に発達障害の診断が下りるまで~ あとがき / 障害受容を考える


 
  大事な我が子に、障害の診断が下りた時の気持ち・・・。

 それは、告知された親にしかわからない、複雑な気持ちだと思います。私の場合、自分はちゃんと障害受容ができると思い込んでいました。でも医師から診断名を告げられた時、「全く動揺しなかった。」と言えば、嘘になります。

「早くわかって良かった。」

「前を向いて頑張るしかない。」

「大事な我が子に変わりはない。」


自分でも、頭ではわかっているんです。今できることを1つ1つやって、我が子のために最善を尽くすしかないということは。それでも。今でもふとした時に、思ってしまうことがあります。








「どうして、この子だったのだろう。」


と。

 
 以前の私は、そんなふうに考えてしまう自分のことを、全否定してきました。息子の障害を100% 受容できない自分のことが、誰よりも嫌いで、認めたくありませんでした。

でも、今の私はこう思います。

「葛藤しながらも我が子と必死で向き合おうと頑張っている私、そんなに悪くないんじゃない?」

と。

100% 障害受容ができないのも、それでも我が子と必死で向き合おうと頑張っているのも、全部私。まずは、ありのままの自分を認めることから始めてみよう。そう自分に言い聞かせて、日々過ごしております。

 最後に本シリーズをお読みいただいた方、スキを下さった方、フォロワーになって下さった方々に心よりお礼を申し上げます。大変励みになりますし、皆様と何かのご縁で繋がることができ、とても嬉しく思っております。

 今後、療育に繋がるまでの過程発達検査の詳細就学前相談のことなど書いていきたいと思っておりますが、もし「こんな記事も読んでみたい!」などご要望がございましたら、お気軽にメッセージやコメントでお知らせ下さい。息子のプライバシー保護との兼ね合いを考慮しつつ、最大限お応えできるよう努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

                          Niwaca息子研究家     

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