ep.15 旅行 夏を感じる
「お盆でも人が多すぎず暑すぎず夏を感じられるところ」という局所的すぎる願望を叶えるため、滋賀県にある伊吹山と醒ヶ井宿へ行ってきた。
ローソンでアイスコーヒーMを買い、まずは伊吹山へ。通行料金3,140円(カードも使えたラッキー!)を払って山を駆け抜ける。ちなみにこのドライブウェイ、頂上にある駐車場まで約30分。お昼頃に行ったからそんなに混んでなかったのが幸い。この期間は夜も開放しているらしくサイトを見る限りその時間の方が混んでいるらしい。
30分ほど駆け抜けて無事に山頂駐車場へ到着。涼しいとまではいかなくても、過ごしやすい気温で嬉しい。景色についてはあいにく雲が多い日で見渡す限り良い景色!とはいかないものの、いつもより雲が近くて見慣れない景色にワクワク☁️
そう言えば、この駐車場付近で大型の望遠カメラを持って何かを待機しているおじさま達がたくさんいらっしゃったのだけれど、あれは一体何を撮ろうとしていたのだろう。野鳥・・・?
駐車場まできたので、せっかくだからとそこから始まる登山もすることに。当初の目的である「夏を感じる」はあくまでも"夏!青!キラキラ!"みたいな、Snow Man楽曲でいう『君は僕のもの』のような感じを思い浮かべていたのに、一気に『BREAKOUT』(ダンスゴリゴリ踊る曲)へ変貌。
ただ登山といっても気軽に楽しめるハイキングといった感じで、ルートもガツガツ登るものから、ゆるやかなものまでいくつかあった。上りは今の時期に咲いているというシモツケソウが見られる"ゆるやかだけど40分くらい歩くよ"コースを選択。ゆるやかと言っても足場が安定していないところもあり、普段の運動不足を呪いながら進む。
体感20分くらい歩いたところでシモツケソウとご対面。保護のために柵がされていたので、柵越しにこれか〜と眺める。
そんなこんなで一旦展望テラスへ到着。
近くにいたお父さんが「暑いのか涼しいのか分からなくなってきた」と子供に話していたのに大共感。体感涼しいのだけれど既にここまで30分は登山していて、当然汗は噴き出ているし暑いと自覚すると一気に暑く感じる。ただ普段通勤中に感じる「猛烈に暑い!」と言う感じがないから、むしろ熱中症になりそうだなぁと思った。
そこから目指すゴールは見えているので淡々と歩き、山頂に到着。山頂ではプリンを食べた。これが凄くおいしかった!とにかくクリーミー。
そして山頂からの空☁️
これ上はたまたま綺麗な雲だけの空なんだけれど、下の写真を見るとわかる。
そう。黒い点々はゴミではなくトンボ。時期的なものなのかもうあり得ないくらいトンボが飛んでた。上見ると怖くなるので基本は見ないようにしてた。
山頂を一通り満喫して、帰りは"ちょっと階段とかの段差が多いけど15分で到着するよ"コースを選択。周りの景色を見る余裕もなく、ひたすら駆け降りる。途中で野生の狸と遭遇した。
こうして伊吹山の旅は終了。思っていた夏よりもハードでロックテイストになったものの、久しぶりに小学生の頃にあった自然教室のような夏を感じることが出来た。
このあとは車で移動して醒ヶ井宿へ。今の時期は珍しい水中花である梅花藻が見られるとのこと。駅隣の駐車場に止めてしばらく歩くと、田舎の夏!と言う感じの景色に辿り着いた。
「これこれ!この景色!これぞ夏の景色!」とワクワクしつつ『君は僕のもの』を口ずさみながら歩く。
川はとにかく澄んでいて綺麗!噂の梅花藻は割とそこらじゅうに咲いてた。
見つけられなかったけれど、ハリヨという希少な魚も泳いでいるらしい。木製の看板がとても雰囲気あって良いなと思った。
消化道具の箱も雰囲気が良かった。
しばらく歩いて満喫したところで引き返す。そんな帰路で見かけた風景。まるで展示品かのように置かれていた。
朝から何も食べていなかったので、醒ヶ井宿にお別れを告げて喫茶店へ。そこで食べたピザドッグが美味しかった〜!コーヒーと共に食べたらすぐ生き返った。
長いお盆休みのうちたった一日の旅行だったけれど、普段味わえない色んな夏を満喫できて大満足でした。
おわり
Instagramもやってます📸
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?