見出し画像

アンラーンできている!と思い込んでいたあの頃 〜入社して初めての目標未達をきっかけに、本当にアンラーンをした話〜

初めまして!カミナシでフィールドセールスをしている西大路 響です!!!
前職ではブライダルでtoCの営業をしており、カミナシで初めてのtoBセールスにチャレンジしてます!

唐突ですが、皆さんは「アンラーンしましょう」って言われたこと無いですか?
私は何回も言われましたし、今も自分に言い聞かせてます。

正直そう言われる度に「またかよ・・・・」「アンラーン・アンラーンうるせぇな」と思ってしまう自分が5ミリくらいはいました笑
そして「アンラーンしてるよ!」とも思ってました、そんなこと思っている時点でできていないんですけどね!舐めてますよね!

そんな私が、4月からインサイドセールスからフィールドセールスにチャレンジをしているなかでのアンラーンを通して「視界が晴れた」経験があったので本noteを書きました。

・環境や状況が変わったが思うように成果が出ない
・なんかうまくいっていない、成長が鈍化している気がする
・プライドの高い方だ
・プライドの高い方だ
・プライドの高い方だ

もし同じ境遇の方や思考の方、これから新しいことにチャレンジする方がいれば、きっと役に立つと思います。


自分が軸にしていたこと

私は「顧客の要望に沿った価値(提案)を届けること」がお客様の購買に直結することだと考えていました。
言い換えると顧客が求めているものを提示すれば買ってもらえると考えていました。

これは間違っているとは思いません。
「なぜ買うのか?」であったり「何が問題なのか?」を考える時には顧客が求めていること考えていることを理解しないといけませんから。

前職がtoCの営業だったこともあり、インサイドセールス時代から対面のお客様への興味関心が高く「なぜそう思ったのか?」や「この人は普段何をしているのだろう?」などの人と人のコミュニケーションはできる状態でした。

なのでフィールドセールスとしての「プロダクトの知識や業界理解」「顧客への興味関心」「解決案の提示」が少しはできる状態だったのでオンボーディングゾーンは早く抜けることができました。

何が壁になったか

顧客を持ち、商談が後半のステージになるにつれて自分から積極的に顧客支援ができない状態が続きました。

対面のお客様との会話を経て、提案内容に合意した上で「やりたい!」という状態になるまではスムーズに進むものの
その後は、「進めるために誰と話しますか?」「会議などで会話する定型的な場はありますか?」などをお伺いし、「XX日に話します」や「XXで会話します」と教えてもらう程度で、後はお客様にお任せ(受け身)状態になっていました。

正直、自分ではその状況に違和感が無く、支援ができていないとも思っていませんでした。
違和感がないのでマネージャーからのフィードバックに対しても、表面的な理解で終わっていて
「前はここの会話ができていなかったから次はここを聞かないと」のような感覚でした。

結果「あれ聞きました?」「これやりました?」という穴埋め作業のような、会話になってしまう始末。
お客様の「やりたい!」という気持ちを後押しできず、徐々に尻すぼみになっていくことが増えてきたのです。
肌で感じてはいたものの、自分はスキルが原因だと考えていたので、スキル習得しなければ!に方向が向いていました。

こうなると泥沼ですね。
契約に向かって歩を進めようとしているだけでお客様の気持ちに配慮できていませんから。

この時点の私は、自分が間違ったことをやっていると思っていないので、そんなことにも気づかず「ここまで会話できてます!」と自信満々にマネージャーやメンバーと会話していました。
怖いですね。

アンラーンのきっかけ

そんな私がこのままではダメなのでは?とおもったきっかけは
かなり堅く読んでいた自分の案件がスリップしたことで目標未達で終えたことです。
カミナシに入社して初めて個人の成績を達成できませんでした。

師匠(fujikeiさん/SKさん)が言っていたのですが「良し悪しがもたらされる根本的な要因は、大体ひとつかふたつに絞られるんだよね。」と

この言葉を胸に、自分の内省の深度を変えることができました。
「自分は本当にお客様にとって良い購買体験を提供できているのだろうか?」と自分のポリシーとも言える部分を振り返りました。

良い購買体験とは?から考え、自分の現状とできていないことを洗い出しました。
結論、私はお客様はどうやってお金を出して買うのか?という視点が完全に抜けていました。

アンラーニングの段階(カミナシセールスブックより抜粋)

この経験を経て、自分の考え方の根本を
「顧客の要望に沿った価値(提案)を届け、購買から利用までを一緒に設計する」
というように学び直しすることができました。
これによって顧客の良き相談相手となろう!と意識を変えることもできました。

この考えに至るまでマネージャーやメンバーも根気強く自分と向き合ってくださいました。
フィードバックを受けて、きっと不機嫌そうな顔をしていたであろう時も自分と向き合って何度も話してくださいました。

スキルや経験は極論どこでも得られると思いますが、そこではない核となる仕事への向き合い方や考え方を教えていただきました。
カミナシでは「宇宙一のセールス」になるという目標へ全員で向き合っています。
スキルなどのテクニックだけでなく本質的な人としてのアップデートにも言い合える環境です。

そんなぼくたちのマネージャーSKのnoteがこちら

自分の価値観であったり信条とも言える部分を何度も壊して創ることができないと
市場も事業も組織も変わっていく場所では置いていかれてしまいますし
例え今は調子が良かったとしても「昔はすごかった人」で終わってしまいます。

自分のスキルや経験を今の状況にアジャストして活かすにもアンラーニングは必要ですね。
自分もまだまだこれからですが、今回の自分が得た経験が少しでも皆さまの役に立てば幸いです。

補足

あくまで自分の一例です。
さらに詳しいことは以下の本にも書いてあるのでご参考ください!
この本を読むとさらに進むと思います
https://amzn.asia/d/7fTbeaC

カミナシでは意識的・無意識的にアンラーンしまくりの人がカジュアル面談もやってますので、是非意見交換もしましょう!

また、カミナシで一緒に働く仲間も募集しています!
組織としても強くなるために全員で切磋琢磨している環境です!

カミナシは2023年3月末にシリーズBラウンドで約30億円の資金調達を発表しました。こちらの資金でプロダクト開発と仲間集めを行なっています🔥

また、調達のタイミングでカルチャーデックを刷新しました 🎉
カミナシの今と未来が書かれていますので、ご覧ください〜 !




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?