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たった1人に刺さる言葉〜ココロに響く名言とは〜



世の中には数多くの「名言」が存在する。

世界の偉人からアニメの主人公まで

さまざまな名言がある

名言とはなんぞや?




さて、ここで名言とは何かを考えてみよう。

めいげん
【名言】
確かにそうだと感じさせるような、すぐれた言葉。



うーむ、曖昧である。


ものすごく抽象的な表現だ。


そう思っていたところ、


とある講演会の懇親会で明確になったのである。


その懇親会に来ていた達郎くんという男の子が

言ったひとことが

まさに名言とは何かを指し示していたのである。

「名言っていうのは、誰か1人でも

その人のココロに刺さったら

それが名言なんじゃないですか」と。


おおっ、それだっそれっ‼️



目からウロコがボロボロこぼれ落ちたっ。

言われた時には全く意味がわからなかった



そう思うと、15年前に言われたひとことは


まさに名言だったのだろう



当時、電話工事の会社に勤務していたのだが

持病の腰痛が悪化して


椎間板ヘルニアを発症し

リハビリしていたのだが

なかなか時間もかかるため

退職することにした。

その旨を伝えに会社に行き、

いざ帰ろうとすると倉庫にいつもいるシキタさんが

その日も雑用などをこなしていた。

シキタさんにもいろいろお世話になったので

退職すると伝えると

「そっかぁ、寂しくなるなぁ」と。

そして、一呼吸おくと

「まぁ、ここで学んだことや経験したことは後の人生に役に立つだろうからガンバってな」と言った。

「いや、シキタさん、ここでやってたことって
他じゃ全く関係ないじゃないですかぁ」と
答えたら

シキタさんは

「そのうちわかるようになるわいな」って
笑ってた。

「んー、そうなのかなぁ。まっホントお世話になりました」といい

会社を後にした。


その言葉の意味はしばらくわからなかったのだが


それから10年以上してから


ハッキリわかったのだ。


その後、現場作業とは全く異なる

施工管理の仕事に就くことが多かったのですが


そこで電送系の知識が役に立ち

図面や見積りに関しても

ものすごく役に立つ場面が出てきたのだ。


シキタさんの言ってたことはこういうことだったのか❗️


やめていく若僧への愛のある言葉だったのだ。

そういう意味では、シキタさんの言葉は

まさに「名言」なのだ。

名言とはその場では理解できなくとも

後々理解されることもあるってことだ。


シキタさん、本当にありがとうございました。

人生は経験の積み重ねなんですね。


俺は今でもこの言葉を大事にしています。

#やさしさを感じた言葉

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