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Qiita Meetup for Student登壇の裏側

こんにちは、日産自動車の吉田です。中目黒オフィスでアプリ開発のプロジェクトマネージャーを担当しています。
今回は6月16日に行われたQiita主催 25卒学生向けオフライン合同企業説明会に登壇してきましたので、その様子や裏側をご紹介します。


Qiita Career Meetup for STUDENTについて

2025卒業予定の学生さんに向けてた合同企業説明会で、参加企業は弊社含め5社、学生27名が参加したオフラインイベントでした!
Qiitaさんでもイベントレポートが公開されています。

イベントは大きく3つのパートで構成されていました。

  • 各社の企業プレゼンテーション

  • グループ別交流会

  • 食事付き懇親会

最初の企業プレゼンは、他社さんのプレゼンを対面で聞けたことが久しぶりで新鮮でした。
5社が順に進める中、弊社の1つ前のゆめみさんプレゼンで、会場の空気が変わります。なんと、プレゼンで自社の業態や特徴を一切説明せず、自社のダメな所と、業界あるある替え歌を歌い始めたのです。

いかに学生にインパクトを残すか、それにフォーカスしたプレゼンはユニークで、何より替え歌はめちゃくちゃ面白く、登壇直前に爆笑してました。
後日、学生アンケート結果を見せて貰ったところ、ゆめみさんのプレゼンや交流会が最も高評価でした。

続いて、弊社プレゼンに移ります。変わった場の空気と流れを人事がくみ取り、お堅いプレゼン資料ながら、和やかに柔軟に進めてくれました。私は学生さんの前に立つことが物凄く久しぶりでしたので、さすが人事だなと思って聞きながら、私も軽く自己紹介しました。

プレゼンは、なぜ完成車メーカーがIT系エンジニア志望の学生さん向けイベントに来たのか、自動車業界が100年に1度の変革期にいる取り巻く環境などをご紹介。その流れで、会場の皆さんにCASEという単語を知っている方を尋ねたところ、手が挙がったのは1名でした。情報系学生さん向けにもしっかり発信していかなくちゃいけないなぁと感じた瞬間でもありました。

当日プレゼンで投影した資料はこちらです。ぜひご覧ください!

次は、グループ別交流タイムです。学生4~5名のグループ毎に、私が関連している仕事や自社の活動や職種などを広く軽くご紹介した後、学生の皆さんからたくさんのご質問を頂きました。
質問の角度も様々でしたので、きちんとお伝えできるように、頭の中で、会社の過去~現在~未来、また幅広く活躍している自社の仲間、職種などを総動員しながらお応えしたことは、私自身にとっても自社業務を俯瞰で捉え直すとても良い刺激になりました。

交流した学生さんと

そして、食事付き懇親会では、ケータリングサービス登場。食事とともに、就活全般からより具体的な職種や活躍できる分野など、たくさん声を掛けて頂きました。お話しする中で、これまで担当した仕事や得た経験など、色々と引き出してもらいました。
学生さんから「話しかけやすかったです。」「そんなことをやってるなんて知らなかったです。」「志望度上がりました。」など、有難いお言葉も頂きました。
気づいたら終了時刻となり、会話に集中しすぎて食事をほとんど食べられなかったことも、充実した時間を過ごせた証拠だと思ってます。

懇親会でのひとコマ

私が登壇者になったワケ

さて、登壇者のブログですので、登壇に至った裏側などもご紹介してみたいと思います。
 
昨年から私は出身大学の学生さん向けに、会社説明や希望に応じてエントリーシートの添削や面接練習を行うリクルーターという活動に参加してます。

そんな折、弊社の学生向け説明会にて、コネクテッド領域に興味がある学生さんがいらっしゃることを人事から相談を受け、座談会に登壇しました。
座談会では、ざっくばらんに、「コネクテッドって実際どんなことやってるの?」「どんな仕事があるの?」「職場の雰囲気は?」などご質問を頂きました。
その後、人事が、座談会での私の業務紹介が分かり易く、伝わり易かったのを覚えていたから、と今回のイベント登壇について声が掛かります。

正直なところ、私が登壇にふさわしいのかと少しためらいましたが、チャンスを逃すわけにはいかないと快諾し、今回登壇に至りました。
どんなことが繋がってくるか分からないものですね。

参加企業の控室

さらに、参加企業の控室での様子も少しご紹介します。
まず20名ほどが入れる会議室をご準備頂き、そこへ参加企業5社、16名が集まりました。今回Qiitaさんは学生さん向け初めてのオフラインイベントだということで、その手探り感や緊張感がひしひしと伝わってきました。

会場入り
初めてのブース設営

次に、会場確認や全体の流れの説明を受けた後、どれだけの学生さんがお越しになるか不安とドキドキのなか学生さんを待ちます。イベント開始時刻になり、Qiitaさんからたくさん学生さんが集まられたことを聞いたときは、安堵感が広がりました。

たくさんの学生さんにご参加頂きました♪

その後、プレゼンやグループ別交流タイムが終わり、学生さんがアンケートを行うタイミングで企業控室へ戻ります。みなさん長時間でしたが精力的に交流をされていた様子で、控室にも充実感が漂っていました。

そんな中、Qiitaさんよりアンケート結果の速報値がアナウンスされます。
イベント平均値をはるかに上回る数字が発表され、控室は歓声と拍手で盛り上がりました!
日常業務の中で、他社さんと同じイベントに参加する機会が少ない私にとって、一体感を感じられた印象的な光景でした。

更に、他社さんとの繋がりもできました!エンジニア勉強会の交流の場をご提案頂けたのです。エンジニア同士が交流し合い、知識やスキルの向上を目指す場は、やはりソフトウェア業界の良さだなと感じながら、そのような機会を同僚のエンジニアに繋ぐことができたことも、今回少し勇気を出して登壇した価値があったなと、とても嬉しく感じています。

最後に

今回のようなイベントの登壇は、私にとって初めてで緊張しましたが、学生さんとの交流を通じて、自分自身にも様々な発見や気づきがありました。会社や仕事のことを知ってもらう大切さ、学生の方々の興味関心に沿った業種や職種についてのご説明、などの難しさと楽しさを感じましたし、また、学生さんの中には「自分がエンジニアとしてどう貢献できるか」などのご質問を頂き、そのような視座に改めて自分を見直す機会にもなりました。

最後に就活中の学生さんに向けて。個人的な思いになりますが、就活を通じて、多種多様な業種・業界、職種の方々に接することができる貴重な機会・時期をぜひ最大限活用して欲しいなと思います。もし私がその一部となれていたら幸いです。
 
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