自己紹介(大学生編①)

どうも、damehumanです。
次は大学生を振り返ろうと思います。

広島大学という地方の大学に進学しました。
私は理系だったので、東広島キャンパスに通うことになりました。広島と名前が付いてはいるものの、医学部以外の学生は東広島市にあるバカでかいキャンパスに通うことになります。広島市からの距離は電車で1時間くらいかかるくらい遠いです。そのため学生間では東広島大学と揶揄する人もいました。東広島も広島市より栄えてなくて田んぼがやたら広がっており、雨の日はカエルが車に轢かれて道路がアレな感じになるという光景がおなじみです。あとやたら坂道ばかりで、自転車で生活するのも結構不便で、車がないと結構辛い、そんな環境でした。まあ1年も通ってるとそんな環境にも慣れてはくるんですけどね。簡単に言うとド田舎でした。

大学に入学するってことで、デビューをしたくてかなり張り切っていたような気がします。母親と一緒にライトオンに行って服を沢山買って準備をしてました。ただ今から思うと母親もファッションセンスは皆無なので、母親と一緒に服を選ぶって時点で相当残念な感じに仕上がったんだと思います。思い出すだけで割と恥ずかしい気持ちになりますね。若気の至りというか、とにかく未熟でしたね笑

そんな感じで一応デビューに向けて準備をして、
大学に進学をしました。そこで結構衝撃を受けました。

全くモテなかったんです笑

私的にはかなり衝撃で、これまでに親から勉強さえやっておけば人生全てうまくいくと教えられてきたんです。良い大学→良い会社→良い人生を送れると聞いて、恋愛にも困らないとそう教わってきて、アホだからそれを信じきって勉強だけしてきた自分からすると本当に衝撃でした。。当たり前なことですが、良い大学に入ったって大学に入ってしまえばみんな同じ大学で、同じ立場だから大学名でのアドバンテージなんてものは全くなくて、結局大事なのはビジュアル、性格、人柄、その他ステータスであるという至極当たり前な事実にぶつかりました。

高校生までの自分は広島大学は広島では一番賢いから広島ではそれなりにはモテると思い込んでいました。今思うと実に愚かだなと思います笑

大学で楽しむには高校までで培ってきた勉強以外の要素も大事だったんだと思い知り、割と絶望しました。そして環境も高校から大学になってリセットされたはずなのに、友達も中々思うように出来ない。
環境が変わっても自分自身が変わったわけじゃないから当然ですよね。驚くようなことじゃなく、当たり前のことなんですが、めちゃくちゃショックを受けたのを覚えています。

ただモテはしないんですが流石に友達くらいはできました。しかしサークルというやつにはどうしても馴染めませんでした。これは私の癖なんですが、コミュニティの輪に馴染むことができないんですよね。どうやっても外れものになってしまうというか、コミュニティの中でポジションを築くことができないんですよね。これは今に至るまでもそうです。このことは結構コンプレックスです。最近は諦めていますが。

大学といえばサークルでワイワイする!というイメージがあったので、それが出来なていない自分というものに対しても心残り後悔があります。とはいえ、今から元に戻ったとしてもやっぱり出来ないんだろうなと思います。何なんでしょうね、本当に。友達は出来たんですが、それはみんな学部の友達でした。普通はみんなサークルやバイトに入ったりして、いろんな世界を持っているからなかなか皆んなは予定があって忙しそうにしている中、私は学部の友達しかいませんから、だいぶ暇してました。夏休みとか春休みとか超絶暇にしてました。一日中何にもすることがないっていう状況。ネット見るか、恋愛シミュレーションゲームするかみたいな酷い生活を送っていました。 連休明けに学校行って2ヶ月ぶりとかに人に会うから声がうまく出ないとかそんな感じでした、、

大学一年生はそんな感じで過ごしてしまって、流石にこのままじゃやばいと思って、サークルは今更入れないけど、バイトならいけるんじゃないのではと思って、スーパーのレジ打ちのバイトに応募しました。田舎の割にはそこそこ時給が高かったのと、レジ打ちのバイトなら自分みたいな暗いやつしかいないだろうから、ワンチャン馴染めるかなと思って応募しました。

結果としては、暗いやつどころか文系学部の明るい人達ばかりで、まじで辛い思いをすることになりました、、

普段理系学部にいるので、そこまでの陽キャと接したことがなく、
文系の陽キャはここまで自分と違うもんなのかとまざまざと思い知らされました。萎縮しまくってしまいとにかく会話に入れず、だんだん相手にされなくなってきて、空気みたいに扱われているのもしんどくて、仕事中は仕事をしていればいいんですが、休憩中が辛くかったです。会話に入れず愛想笑いをしているしかないあの時間は忘れられない。もう休憩とかなくていいからずっと仕事をしていたいと何度思ったかわかりません。

バイトなんだからすぐやめればよかったんですが、当時の私はバイト程度も1年も続かずに辞めるような奴は社会に出ても通用しない人間なんじゃないかと思っており、最低でも1年間は続けるまではやめないと決めておりました。だから毎日バイトに行く前は動悸がしていましたが、歯を食いしばって行っていました。本当に辛かった。。

半年経ったくらいで、生粋の陰キャみたいな感じで、いじられつつも徐々に周りから受け入れられ始めてきてからは相変わらず居心地は悪かったですが、何とかやり過ごせるレベルにはなってきました。バイトの飲み会に誘われたり、バイトのハンドボール大会に参加したりとほんの少しだけですが、青春ぽいことも出来ました。それだけはよかったように思います。青春コンプレックスの自分としては。

そうしてバイトを始めて1年経ったくらいで、唐突にバイトを辞めることを決意しました。なんかもういいかなと思いました。元々お金のためにバイトをしていたわけではないので、特に続ける理由もなかったんです。そしてあんなに辛かったバイトもあっさりと辞めました。それが大学3年生の頃だったと思います。そして大学4年生になって研究室に配属されることになりました。(続く)


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