はじめまして。 電車もないド田舎から上京し美術大学に通う19歳です。 美術と甘いものが大好きです。 美術は特に彫刻全般と印象派が好きで、美大に通う中で様々な表現とふれあい、芸術が持つパワーについてたくさん考え、自分が目指す作品作りや表現方法に対して日々模索しています。 甘いものはドーナツが特に好きです。1度に10個は食べます。 好きな作家さんはエドガー・ドガ、須田日菜子さん、てらおかなつみさん、ディック・ブルーナ などです。 その他好きな絵画はぶらんこ(ジャン・オノレ・フ
ポカンと空いた空洞。文字を書くのも一苦労で、伝えるってなんだろうとか。こちらを見つめる何かに訴える。君は誰?こんな夜に、出会ったこちらを見つめる小さな話し相手。 君は、とくに何でもないから適当に話して辻褄が合わなくなっても話が飛び飛びになってもとりあえず聞いてくれる。ふわっとして、もさっとして、それでいてゴテゴテして。撫でてみると意外と硬いんだな。こちらを見つめる瞳がゆらゆらと暗闇で蠢く。 こんばんは、と声をかける。今日はこちらを見ないんだな。なぜだか少しさみしくなり、コ
深呼吸をすると、じんわりと血液が行き渡るのを感じる。心臓が強く拍動し、生きている。 24時間で睡眠、食事、入浴や着替えなど、ありとあらゆる日常のサイクルが行われる人間に対し、奇妙な感情がわき出る。 脳がカチッ、と音を立て、スリープモードに入る。 これは大きな鬱がくる。 前兆の音である。 何も考えられなくなり、こんな当たり前の24時間を当たり前に過ごせない自分だけが、ただただそこにいて。 ふと、滞納している公共料金のことを思い出して目を見開く。 涙を零す。 涙をスパイスに脳をか
クエスチョニング、トランスジェンダーを、なぜなんの根拠もなし否定できるのだろう。 医学的に証明されてるのにド素人が個人の見解で否定するのはなぜなのだろうか? とはいえ私が述べるものもド素人の見解であることには変わりない。 100%男性か女性か、といわれればそうではない人もほとんどなのではないだろうか。 女でありながら女アイドルを推すことだって生物学的にいえば10%ぐらい男性に気持ちが傾く瞬間なのではないか? 同性愛者が生物として淘汰されていないのは“性別パーセンテージ”が
瞼を開くと、太陽が爪に反射し、キラッと輝く。 淡いピンク色をした爪を見つめ頬を照らす。 カーテンの隙間からじんわりとひろがるぬくもりにまた、瞼を閉じる。 太陽が明るい。 肌が透け、瞼のオレンジ色が一層濃くなる。 染めて傷んだ髪も、こんな日はキラキラと光り、ぬくもりを享受する。 太陽に呼応し、羽風もささやく。 換気扇の音が心地よく煩い。 冷めきったカフェインの香りに後ろ髪をひかれつつ、うつらうつらと閉じた瞼を開けようとはしない。
約3時間歩きました。 5キロと2キロ。 本日は暖かい(ような気がした)ので5キロ歩くことに決め、突然歩きだしました。 突然といえど、ドーナツ3個の報復が怖くなったからでした。 わたしはすごく甘党なのです。 しかし、最近は健康を考えるようになり、たくさんのドーナツを食べることを禁じていました。 なのでドーナツ3個の報復に恐怖を感じます。 5キロの散歩では、たくさんのことを考えました。 さっき食べたドーナツのこと。 やめたアルバイトのこと。 地球の裏側のこと。 わた
わたしは死に対して興味がある。 これは、厨二心なのか、はたまた。しかし今はそんなことはどっちだって良い。 死ぬことについて、考える。 この文章は多くの人の目に亘ってしまったのなら、炎上するのかもしれない。 死生観、宗教を語るのは火種になりかねないし、誤解を産む可能性もある。 でも考え、のこしておきたいと思った。 延長の前提 万物の生命は死ぬために生きているんだと本気で思っていた。 自決はまわりへの復讐であり、殉死や切腹などは一種の美学、寿命は褒美であると考えている。
まちを歩く。 早朝のまちと深い夜のまちでは、まったく違う。 いつものまちが空気と、音と、スピードで、まったく違ったまちになる。 知っているようで知らないまち。 ここはどこだろう。 冬と夏とでは、違うまち。 今日は、雪が積もってから3日目のまち。 空気を吐き出すと、ぶわっと白いモヤが舞う。 早朝、澄んだ空気の眩しくて暗い雪の反射が日の出を誘う。 寒くて暖かいまちのはじまり。
私はかなり人を感性先行で好きになりやすい。 見た目や性格はある種自己表現。 髪を青くしようという感性 荒い言葉を使おうという感性 珍しいめがねが好きという感性 優しい雰囲気を出そうという感性 先天性の身長だとか顔立ちだとか、人格だとか、そういうものではなく、基礎値にプラスした感性に魅力を感じる。 その人が生きている中でなにを思いなにに影響されたのか。 どんな人生がその感性を産むのか。 感性への探究心が“好き”という気持ちに声をかける。