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4つの視点から見る「英語で広がる世界」

英語ができると世界が広がる

「英語ができると世界が広がる」
何となく凄そうだけど、いまいちピンとこないこの謳い文句について、具体的な数字を出しながら考えてみようと思います。

英語ができると得られる情報が増える

英語ができるようになると、得られる情報が格段に増えます。
実際どれくらい増えるのかGoogle検索で調べてみました。

「相撲(sumo)」というワードを、日本語の記事のみに限定した場合と、英語の記事を含めた場合とで検索した結果がこちらです。

相撲


相撲の記事を読むのは日本人ばかりだと思っていましたが、記事は英語の方がなんと2.5倍も多いのです。

検索ワードを「コーヒー(coffee)」に変えてみると、結果はさらに大きな差が出ます。

コーヒー


記事の件数は何と13倍以上になります。
正直コーヒーの情報は35億件も要りませんが、これが世界経済の動向など、グローバルで旬な情報なら話は別です。
最新の情報をより多く得られることは非常に大きなメリットになります。

情報化社会においてはますます英語で情報を得られることは重要になってきます。
多くの情報が得られる。世界の様々なことが知れる。つまり、世界が広がります。

これはネットの情報だけに限りません。映画や書籍など、あらゆるメディアの幅が広がります。

個人的な例を出すと、洋書を読めることで、手が届く世界の範囲が広がったと感じた経験があります。
私は本を読むのが好きで、毎週のように大型書店や古書店街を訪れています。
普通に流通しているほんなら大体目にしてきたつもりだったのですが、ある書店に行ったとき、衝撃を受けました。
その書店は、「Books Kinokuniya Tokyo」という、新宿にある洋書専門店なのですが、英語を中心に、絵本、小説、専門書など、様々な洋書を取り揃えています。

それまで、私は英語がそこそこ読めるとはいえ、読書と言えば日本語の本ばかりだったのですが、対象を洋書に広げた途端、出会ったことのない様々な興味深い本が目の前に広がり、次々と手に取ってしまいました。

買うものを絞りに絞った結果、それでも2万円分の本を購入した日は、「世界が広がった」と実感したものです。

英語ができると人間関係が広がる

英語ができると、コミュニケーションを取れる人の数も格段に増えます。

日本の人口約1億2,500万に対して、英語話者は約15億人にも上ります。
実に日本語話者の10倍以上です。

つまり、日本語しか話せない場合と比べ、英語を話せることで友達になれる人が10倍に増え、一緒に仕事ができる人が10倍に増え、結婚できる人が10倍に増えます。

面白いのは、15億人の英語話者は、アメリカやイギリスの人たちばかりではないということです。
ヨーロッパの様々な国、アジアの諸国、アフリカの国の人たちと、様々な国の人でこの15億人は構成されています。

本来、多様な母語を持っている人たちと、英語というたった一つの言語を通じてコミュニケーションができるようになります。

したがって、英語を通して文化を学ぶなどとよく言いますが、この文化はアメリカやイギリスの文化に留まらず、その他多くの国の文化についても英語を通じて学ぶことができるのです。
人間関係・文化という面でも世界は広がります。

グローバル化、多様性の尊重などが叫ばれている昨今、英語は他者を理解し、他者に理解されるための非常に大きな武器になるのです。

英語ができることで行ける場所が増える

世界は空間的にも広がります。
英語を公用語あるいは準公用語としている国は、世界中で54か国にのぼります。
国連加盟国は200か国弱ですから、実にそれらの4分の1以上です。
英語が話せれば、国連加盟国の4分の1以上の国に旅行に行ったり、そこで働いたり、生活したりすることが可能性として広がる訳です。

英語ができることで表現と感覚の幅が広がる

最後は、具体的な数字から離れてしまいますが、英語ができると言葉に対する感覚が広がります。

ここまでの文章で、「メディア」、「ネット」、「コミュニケーション」、「グローバル」など、いわゆるカタカナ語をいくつか使いました。
これらは、日本語では表現しにくいけど便利な言葉を借用したものです。
このように、日本語では言い表せない事柄でも、英語でなら表現できるものが様々あり、逆もまた同様です。

つまり、英語ができることで言語化できる世界が広がるのです。
英語ができるからこそ日本語の表現に対して敏感になることもままあり、言語を通じていろいろなことを感じられるようになります。

英語で世界が広がる感覚を少しは想像できたでしょうか。
きっと、そのイメージはまだまだぼんやりしたものだと思います。
だからこそ、英語で世界が広がった時の衝撃は、ビビッドでインプレッシブなものになることでしょう。

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