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【トリノのカフェテリア・予定外の古着屋巡り】イタリア一人旅🇮🇹 2023/10/17 スクラップ日記
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トリノでチョコレートを楽しむなら、ビチェリンはどうだろう。
ビチェリンとは、ホットチョコレート・エスプレッソ・生クリームが層になったチョコレートドリンクだ。
リンゴットに行った日の帰りに、ビチェリン発祥のカフェである「Al Bicerin」に行ったのだが、
行列ができていて諦めたので、この日は「旅するイタリア語」で見ていた別のカフェテリアに行ってきた。
ちなみにAl Bicerinは日本でも店舗展開しているようなので、興味のある方はぜひ。
Pfatisch
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テーブルはテラス席のみ。
先に店内でドリンクやお菓子、フィンガーフードなどを注文して席で待つ。会計は後払いだった。
ビチェリンの他に、バーチ・ディ・ダーマ(ピエモンテ発祥の焼き菓子)と、「フェスティーボ」というこのお店の名物ケーキのプチサイズを注文。
私は基本的には甘党ではないので、特に海外で食べたいスイーツがある時はこういう一口サイズがあるのはかなり嬉しい。
NHKの番組で見た時に、ビチェリンは層を混ぜずに飲むものだ。と言っていたのでそのまま飲んでみたが、一番下のチョコレートがなかなか流れてこないので結局スプーンですくって食べた。
甘さ控えめのチョコレートドリンク。
普段は辛党の人でも、トリノのチョコレート文化を楽しみやすい一品だと思うのでおすすめだ。
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セコンド・ピアットとコントルノ
前日の夜ごはんが昼に食べ切れなかったパニーノの残りだけだったので、この日はかなりお腹が空いていた。
近くにレストランがないか調べていると、一人用の前菜盛り合わせプレートがあるお店を見つけたので行ってみたのだが、結局ランチメニューしかなかったので豚肉のグリルを頼むことにした。
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レストランというよりは、THE食堂!なお店だったので味の繊細さがどうこうという感じではなったのだが、とにかく早くて安い。
どんどんお客さんがやって来ていたので、近所の人達が普段使いするお店のようだ。
コントルノとは、セコンド・ピアット(肉や魚のメイン料理)の付け合わせのことで、
前菜やパスタを頼むことが多い私は初めてコントルノを注文した。
このお店ではランチメニューにセットになっていたが、ほとんどのお店ではメインと別料金でセコンドメニューの下の方に載っている。(4〜5€くらい)
私はカボチャが苦手なのだが、注文をとってくれた女性が言っていることが聞き取れず、何度も聞くのが申し訳ないので唯一聞き取れたかぼちゃを選んだ。
日本のカボチャとは違って、水っぽく繊維っぽい。
あれ?生焼け?と勘違いしてしまうような食感で、甘みもなく、味も薄い。
今度はカボチャ以外を頼もうと思う。
唐突な古着屋巡り
イタリアへ出発する前にトリノのことを調べていると、トリノはヴィンテージショップの穴場だという情報を見つけた。
私の経験上、大学がある街や、学校のある通り沿いには古着屋が多い。(気がする)
古着は全く詳しくはないが、何かいいものが見つかったら楽しそうだなと思って、事前にチェックしていたお店に行くことにした。
ここでは激安のTod’sのバッグを買った。
少し考えようと一度は店を出たのだが、スプリッツを飲みながらヴィンテージに詳しい友人にLINEで相談したりして、そんなに気になるならもう一度じっくり見てみようと思ってお店に戻った。
大分クタクタのバッグなのだが、こすけたシルバーの金具部分と、バッグを閉じるベルト部分が気に入ったので買うことにした。
友人が、艶が出るように磨いてあげるよ。と言ってくれたので、地元に帰った時に綺麗にしてもらおうと思っている。
会計をしている時に、
「トリノには古着屋がたくさんあるの?」と尋ねると、「たくさんあるよ!よかったらメモして渡しましょうか?」と言ってくれたのでお願いした。
イタリア人とは思えないとても読みやすい字で、
店名と住所に加えて、それぞれの店が扱っている服の年代まで書いてくれた親切さに、感動と衝撃を受けた。
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せっかく親切に教えてもらったので、ここからは古着屋巡りをすることにした。
今まで行っていなかったエリアを歩いていると、
工房が併設されたかっこいい洋服屋を見つけたり、教えてもらったお店の近く以外にもたくさん古着屋があった。
どのお店の人も気さくで優しい人ばかりで、とても楽しかった。
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ピエモンテのワインと前菜を楽しむ
徐々に暗くなってきたので、最後にGoogleマップで見つけた古着屋に行ってみようかと歩いていたが、雰囲気の良さそうな飲食店があったので、ショッピングは終わりにすることにした。
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ピエモンテの赤ワインと、昼に食べ損ねた前菜にチャレンジした。
ヴィテッロ・トンナート(Vitello Tonnato)は、
煮込んだ仔牛肉の薄切りに、ツナのソースをかけたピエモンテの郷土料理だ。
このように「ソースをかける」食文化も、フランス出身のサヴォイア家が支配したピエモンテならではの特徴。
友達と待ち合わせをしているトリネーゼグループを横目に、一人静かにワインを楽しんだ。
ここのスタッフの人達も親切で、いい気分で過ごすことができた。
この日は本当に、心が満たされた1日だったなぁ。
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