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読書記録「愛じゃないならこれは何」
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斜線堂有紀先生の「愛じゃないならこれは何」を読みました。
ズームのトーク会に参加し、サイン本をゲットしてから随分積んでしまっていました。読むのがもったいなくて。(笑)
収録作品
・ミニカーでも一生推してろ
・きみの長靴でいいです
・愛について語るときに我々の騙ること
・すこやかだけど、役に立つけど
・健康で文化的な最低限度の恋愛
感想
どれも甲乙捨てがたく好みの作品ばかりだったのですが、一番は「きみの長靴でいいいです」かなぁ。
どうしてこんなに(いい意味で)可哀想なことが思い浮かぶんでしょう。令和らしい残酷さ。
感情をめちゃくちゃにされたという帯文言通り、彼女たちの異常さを多少なりとも理解できるからこそ、突き詰めていけば、リミッターが外れれば、同じ運命を辿る気がして怖くもある。
以前、「ストーリーマーケット」という見本市のような短編小説集を読んだのですがだのですが、そこに収録されていた「愛について語るときに、我々の騙ること」の別視点バージョンが収録されていたのが嬉しいポイント。
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