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共感と戦争と経済と

なぜ戦争が起こるのか。それを今多くの人は考えているだろう。私もなぜこんなに知能が発達した人間が争うのか不思議だった。

ある日見たテレビで一つの仮説が私の中でとても納得できたのでそれを紹介する。

簡単に言えば人間は共感力があるので、家族だけでなく、地域や国単位で仲間と認識することができるのだという。

動物と違い、卓越した共感力があるが故に家族というコミュニティから地域コミュニティ、そして国という大きな範囲までを自分の仲間として括って考えることができる。高度な共感力が故に自分の仲間を守るために命まで投げ出してしまうのだ。

国同士の戦争が起きるのもこの共感が原理だ。動物は家族や群れ同士という集団で争うが、人間は共感力があるが故に顔も知らない人でも仲間だと認識する。



経済とは

宮台真司さんのYouTubeを見てから経済感がかなり変わったと言える。

何のために働くのか、なぜお金が必要なのか、このyoutubeではじめて納得した。


一言で言えば、仲間のために、外貨を稼ぐために働く。ということだ。

今の現代人の多くは「なぜ働かないといけないのか」を考える。こんなにも発達した世の中で食べ物は食うに困らないのになぜ働くのかと。

一つの解として、食うに困らないかもしれないが、仲間内の"信頼"という名の通貨では外のサービスは利用できないのだ。 

例えば、家族の中ではべつにお金を払わなくても洗濯や家事や育児をするのが普通だ。料理も食材を除けば特段お金を払ってやってもらう必要はない。

その延長線上で、仲間を増やし仲間だけで全てのインフラ、世界中全ての場所を網羅すればいいが、それは先ほど言ったように人間の共感力があるが故に難しい。仲間の範囲を広げていってもどこかで分裂が起きる。そうなると、自国で取れない石油が必要な時、石油なしで生活しないといけない。だから、外貨が必要なのだ。

信頼もいらない、それを持っているだけで交換できるものがいるのだ。

だが、日本にコミュニティがあるかというと怪しい。これまで日本は、地域コミュニティも家族もコミュニティとして機能していない。家族に対するリスペクトも先進国では低い方なのだ。
 
「両親が本当に愛し合っていると思うか?」という質問に対して堂々とYESが言える日本人はどのくらいいるだろうか。半分いや、3分の1にも満たないのではないだろうか。

日本ではそもそもコミュニティが機能しておらず、同じアパートの人でもあまり知らなかったり、挨拶もしないようなところは多い。

日本はコミュニティが機能しておらず、金が多くのコミュニケーション手段として機能していると言える。コミュニティの内側が空洞化していて、外との繋がりは金だ。


日本ではまさに、"金の切れ目が縁の切れ目"なのである。




そうならないための理想は、2万人くらいの規模のコミュニティを作り、その中で生きていくのがよいだろう。

そうすればもう少しこの国の幸福度指数は向上するだろう。

仲間のために稼ぐ

そう考えると仲間のために稼ぐというのは、世界の摂理からしても間違ってはいないだろう。コミュニティの仲間のために、外で売れる商品を作り売る。そして外のサービスを利用する。

決して難しくない論理だ。そう考えれば金を稼ぐことに意味はあるのかという問題にも一応の答えは出るように思う。

仲間のために稼ぐ。仲間がいない人は、コミュニティをぜひ作ってほしい。何でもいい。金が介在するのではなく、「仲間だから手伝う」という真のコミュニティが作れれば、その人たちを豊かにするために働くのはモチベーションが湧くだろう。

世界の人のために働くのでも良いが、私にとっては親近感が湧かない。だから、身近な人たちを勝たせる、外のサービスを利用できるようにお金を稼ぐ。それが理由になる。 

今、日本は貧しくなっている。経済成長が必要なのは今より豊かになるためではない。外のサービスを利用できるようにするためだ。そう考えれば、この国を再生させるためには外国からお金を稼がなければならない。 

どんなに日本の中で取り合いをしても、日本が持っている金の量は変わらないのだ。今こそ真剣になって、外貨を稼ぐ方法を考えなければならない。なぜならアメリカなどの海外の国は表ズラは世界のためとは言っているが、自国の利益が減らない程度に世界のために動いているのである。

実際に今の円安、ドル高もアメリカが日本を気にかけることはしない。そういうものだ。

そういうものだと理解した上で、経済戦争を戦い抜かないといけない。

戦争と経済はある意味では同じである。自分の仲間を守るために戦うのか、働くのか。

参加した覚えはないだろうが、あなたは経済戦争をしなければならないのだ。それもしたいからするのではない。そうしないと貧しくなるからだ。

嫌とか、嫌じゃないとか置いておいてね。

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