見出し画像

公務員が退職した話②

4月に退職直後の記事を書きましたが、その続報として。
経過としては、4月11日が入社日となり、現状で約2か月ほど新しい会社に勤めたことになります。

既に結果が出てしまったのですが、この転職は大失敗でした(笑)
私の入社時点で、経理を担当していた方が5月末には退社の予定となっており、まず経理を引き継ぎました。内容はここではとても言えない経営や労務状況となっており、それだけであれば想定の範囲内だったのですが、犯罪臭もプンプン匂っており、速攻で退社を決めました。まだ試用期間でもありましたので、6月末で退社するという合意をしています。

社長が日本人ではなく文化的な違いも体験するだろうとは思っていましたが、海外経験が長く創業当時から関わっていた方に話を聞くと、「こんなひどい人間を見たのは初めて」ということなので、世界的に見てもひどいレベルの人のようでした。
そういう種類の人間に日本で出会って一緒に仕事をするということはまずないので、その意味では貴重な体験ができたと思います。1年以内に2回退職届を出すこともなかなかないんじゃあないでしょうか?
あとは英語に抵抗がなくなったことがここで得た経験かなぁというところです。

とにかく、当然ですがもう後には引けないので、とにかく失敗前提でいろんなことをやってみようと思っています。
また転職活動をして自分探しをして・・・と思っていたのですが、ひょんなことからまたお声をかけていただく機会に恵まれて、なんと個人事業を起こしてとある会社から業務委託をしていただけることで話が進んでいます。

これまでは、市役所にいて特段の資格もないし「これができます」ということもないからまずは何か武器を身に着けよう、ということでどこかへ就職して、10年以内くらいを目安に起業して個人なり数名で仕事していれば、なんて漠然と考えていたのですが、まさかの数か月以内に起業することになりました。本当に人生わからないもんですね。

とりあえずは無職になるか業務委託を受けるかという選択なので、受けるメリットしかない状況です。受けつつ、転職やもろもろの可能性も捨てず、とにかくいただいたご縁で失敗してもいいので進んで行こうと思います!

ついでではないのですが、委託内容的に行政書士の業務に近いことから、市役所での経験も生かせる行政書士の資格取得に向けて勉強中です。

かなり激動の数か月であり、世間的には完ぺきに失敗した転職になっているので、「市役所やめちゃってもったいなかったねぇ」と見られそうな感じはしますが、正直全く後悔はありませんし、仮に市役所へ戻れるとしても現時点では戻りたいとは全然思いません。
ただ、市役所の中から外へ出みて、本当に市役所っていい人たちの集まりだし、そこで多くの仲間ができたことは本当に良かったと思いますので、市役所に入った後悔もないです。

これからのより変化の激しい時代に、このタイミングで起業して研鑽していけることは、どう転んでも自分のプラスになります。
とりあえず個人事業主としてやっていきますので、できることは何でもやってみて転びながら自分探しをしていけばやりたいこととか見つかるかもな(というか、そうしないと見つからないだろうな)と思っています。

自分自身へのメモとともに、転職や起業を考えておられるどなたかの参考になれば。また随時で報告していきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?