「神話の密室」を読んだ

「神話の密室」 知念実希人  新潮文庫
を読んだ。

天久鷹央シリーズ最新刊。
ここのところ、長編だったが、今回は2つのお話からなる。

アルコールが一滴もないはずの閉鎖病棟で泥酔を繰り返す人気小説家。キックボクシングのタイトルマッチ、勝利の瞬間にリングで死亡した王者。かたや厳重な警備の病院で、こなた千人以上の観客が見守る中で。まるで神様が魔法を使ったかのような奇妙な「密室」事件、その陰に隠れた思いもよらぬ「病」とは? 天才女医・天久鷹央が不可能犯罪に挑む。現役医師による本格医療ミステリ!
(新潮社より)

アルコールが一滴もない閉鎖病棟で…の方が面白かったかな。
原因が身近というか、自分の知識の範囲でわかりやすいというか…
「へぇー、そうなんだ」と素直に納得。

キックボクシングの方は、新たな症例を知ることが出来て、また一つ賢くなった気分。
AEDも、使い方は知ってたけど、処置の詳細?は知らなかったので、勉強になった。
まぁ、どちらもすぐに忘れそうだけど(笑)

次回作も楽しみ。

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