「ｍｅｄｉｕｍ　霊媒探偵城塚翡翠」を読んだ

「ｍｅｄｉｕｍ　霊媒探偵城塚翡翠」  相沢沙呼  講談社文庫  を読んだ。

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒として死者の言葉を伝えることができる。しかしそこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かう。一方、巷では連続殺人鬼が人々を脅かしていた。証拠を残さない殺人鬼を追い詰められるのは、翡翠の力のみ。だが殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。
(GoogleBooksより)

今さらだけど、今さら読んだ。
読んでない人は、読んだ方がいいよ。文庫になってるし。

この本は一粒で２度おいしい。
犯人を論理的に証明するための推理。
そして、終盤の怒濤の事実のオンパレード。
すっかり信じこんでいるので、「えっ、えっ、えっ？」

しかし、立ち止まるわけには、いかない。
いや、本当は自分で少しは考えた方が、３度おいしいのかもしれないが、「いや、もう、ほんと早く教えて！」の気持ちでいっぱい。
とりあえず、ページをめくり、考えることは放棄。

あー、ずっと、この二人を見ていたかった。

続編も読んでみたいな。