「彼女たちの犯罪」を読んだ

「彼女たちの犯罪」  横関大  幻冬舎  を読んだ。

医者の妻で義理の両親と同居する神野由香里。夫の浮気と、不妊に悩んでいたが、ある日失踪、海で遺体として発見される。自殺なのか、他殺なのか。原因は浮気なのか、犯人は夫なのか。一方、結婚願望の強い日村繭美は、“どうしても会いたくなかった男”に再会。しかし繭美は、その男と付き合い始めることになり―。彼女たちに一体何があったのか。
(amazonより)

うーん。あんまり良くなかったかな。
この作者、女性のこと、あんまり好きじゃないのかな？ 見下してるというわけではないけど、キャラクターがあまりにも類型的というか、浅いというか…

結婚に焦る？34歳、美人キャリアウーマン。
地味な容姿でおとなしく姑の言いなり、何も一人じゃ出来ない感じの専業主婦。
そして、世田谷署刑事課に初めて配属になった女性刑事の、その理由。

まぁ、そういう人もいるんだろうけどさ。
他にもいろいろあるんだけど、なんかもう、すべてが薄っぺらく感じる。
そんな簡単に証言する？
そんな簡単に友達の恋人と寝る？

しかも、最後、なんでそこに行く必要があるの？って感じで終わるし。
いや、行かないでしょ、普通。

逆にね、みんなに読んでもらいたい(笑)