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「風が強く吹いている」を読んだ

「風が強く吹いている」  三浦しをん
新潮文庫  を読んだ。

箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 「速く」ではなく「強く」――純度100パーセントの疾走青春小説。
(新潮社より)

アニメにも映画にもなっているけど、なぜか関わることなく過ごしてきた。
有名だったし、面白いのも知っていたけど、ついつい読まずに積読。

しかし、末娘が「まだ、読んでないの…」と不満気に言うので、どこにも行けないこの暇な四連休中、ついに手を出すことに。

いやぁ、良かった。
もう、ノンストップで読みたかったけど、読み始めたのが夕方だったので、ちょいちょい家事や風呂を挟みつつ、読了。

もうね、箱根の復路のところは、少しでも早く読みたかったけど、復路が始まる前で、あえて一休みしちゃったよ。
やっぱ、私も万全の態勢で読まねばなるまい、この疾走についていく為にも(笑)

読み終わったことを知った末娘は、「よかろう? よかろう?」と興奮気味に言い寄ってくる。

うん、お前が興奮する気持ちも分かるくらい良かったよ。

ほんと、気分が良くなる本でした。

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