人間同士が観察。行き着く先とは..?
先日、Netflixの「ビッグデータ黄金時代:世界の繋がりを科学する」というドキュメンタリー番組を観ました。
1話の「観察」だけ観たんですが思った以上におもしろかったのでnoteに記録しておこうと思います。
正直、番組名が長くて観るかどうか迷いました。
てか、"ビッグデータ" "世界" "科学"ってキーワードのパンチ強すぎません?
からの、1話が「観察」ちなみに2話にいたっては「うんち」って、何そのタイトル名。番組名に反してタイトル名短かいし、変だし。
まぁそれはさておき、1話「観察」の内容は
人間は自然を観察して真理にたどり着こうとしてきた
→動物を観察するし人間同士も観察してきた
→現状では、観察=データを集めて解析 のような構図
→データを集めて絶滅しそうな動物を助ける
→人間同士のデータも集め始めてる現状
→その先に何があるのか
ざっくりこんな流れ。
特に印象深かったのは、最近だと利用している人も増えてるデートアプリ(Tinder?)の話。ああいうアプリって顔写真や趣味や年齢や住んでいる地域を入力することもあって、かなりのデータが取られているらしい。当たり前か。
実は、裏のシステム上で個人データから魅力点数が付けられてて、点数が高い同士・低い同士でしかマッチングしない状態が以前にあったとか無くなったとか。
てことは、イケメン・美人同士がマッチして、それ以外の人はそれ以外の人と...。
その番組に出演している女性は、自分の魅力点数が気になりアプリに連絡して情報の開示を依頼しました。
がしかし、どんなデータから魅力点数をつけられているのかは企業秘密だと。教えてくれないんですね。ブラックボックスというわけですね。
結局、開示を求めたデータは資料800ページ分として送られてきたそう。その資料にはチャットのやりとりからログインした時間などのたくさんのデータが記録されていたみたい。すごっ。
しかも恐ろしいことに、instagramやFacebookのアカウントもバレていたとか。デートアプリの情報からSNSを特定されていた。もうプライバシーなんてないようなもん。
データからその女性が恋を求める時期なども把握してるらしい。データからなんでもわかるんやね。
GoogleとかInstagramって無料で使えている分、それだけデータは取られていることは理解していましたが、もしかしたら他のプラットフォームとも紐づけられてるのかなと思うと利用するのが億劫になります。
これからの時代、AIとアルゴリズムが世界を支配するみたいな話をどこかで聞いたことがあるのですが、デートアプリを利用すればデータ大量に取られますね。
個人の顔写真や名前や住所や好き嫌いや恋愛対象までデータで取られているので、そう考えると開発した企業は美味しいデータ持ってるよなぁ...。
決してデートアプリはしない方がいいと言いたいわけではなく、よく考えてアプリは利用しないといけない時代になりましたね。
そしてアプリ側に何かしら不満や意見があればきちんと1ユーザーとしてアプリ側に連絡するべきだなと思いました。
んー、こうやって人間同士データを取り合ってお互いに観察し合ってAIで最適化・自動化する先には何があるんだろう。
謎は深い。