【全文公開】自分がマイノリティになりました。 聴覚障害のある友人 異世界への誘い
聴覚に障害がある友人もいます。
色々な障害がありますが、自分は音楽屋でもあるので、この障害がどのように影響するのか?については割と深く考えてしまいます。
今回は入り口のお話。
マジョリティとマイノリティ
普通に考えますと、
マジョリティ=多数派
マイノリティ=少数派
です。
障害が生活に著しい不便をもたらす人がマイノリティ、あまり気にせず暮らせる人がマジョリティ、というのが普通。
社会設計もまずは多数派向けに造られてます。今回はちょっと違う話。
居酒屋 ふさお
新大久保か大久保から行ける、串カツを中心にした居酒屋さん。
料理やお酒が美味しいのはもちろんですが、「手話」が飛び交うお店、という特徴があります。もちろん普通に言葉で注文もできますので、誰でもウェルカム。
当然、お客さんも手話を使う人が多数。
ところ変われば
ここに、聴覚障害を持った友人たちと行くことが何度かあり。
コロナ前ですが、入るとかなり繁盛してお客さんがたくさん。皆さんお酒も入ってかなりにぎやか…でも。
無音
なのです。みんな、手話で盛り上がってます。笑い声などは聞こえますが、大きな声の会話が全く無い。
その日、聴覚障害が無い客は私ともう1人。その1人は手話使いなので、手話がわからないのは自分だけ。
このお店に関しては、私が確実にマイノリティだったわけです。
疑似体験
この状況、つまり「手話の国に旅人が紛れ込んだ」状態。
みんなが笑うと、手話のできる友人に今なんて言ったの?と聞かないと追いつかない。
コミュニケーションが取れない、という少数派側の状態になったわけです。
ドアを開けて通りに出ればいつもの生活なので、これをもって「障害がある人の気持ちがわかりました」などと偉そうに言えません。
ただ、「どういう状況なのか」はほんの少し、理解できました。
おすすめします
普通に駅から近くて美味しい居酒屋さん。串カツのソースは別皿でも使えますから何度漬けもOK。
どこいこうかな?の選択肢に入れて、一度飲みに行ってみて下さい。美味しい串カツとお酒、さらに「異世界」が味わえます。
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障害のある友人との交流日記
様々な障害を持つ友人がいて、一緒に活動するだけで、様々な知見が得られます。無力を感じることも。 でも、少しでも自分の気づきを世の中にシェ…
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