音声合成 こんなところで実用中 パート1 公共編
音声合成は特別な技術ではなくなってきました。
それとは知らずに聞いてる場合も…
一番聴くのは「店内・構内放送」
毎日お客様に情報を伝える、店内・構内放送。
日替わりの部分では人間がアナウンスする場合も多いですが、定番の部分は録音。
その録音も、5W1Hを刻んで録音して再構成して使うと、これも広義の音声合成。
駅だと
列車が遅れてます
when「6時」「さんじゅう」「ふんごろ」
where「しながわ」「えきふきんで」
who「とうかいどうせんの」
what「しゃりょうが」
みたいな。例では4W0Hですが。
この部品をたくさん持ってれば大体のケースには対応できます。
異世界からモンスターが線路上に出現した場合は、恐らく人間が対応する事でしょう。
さらに、TTS(Text To Speach)というテキストを変換する、ここでも使ってる音声合成を取り入れれば、自由文章にも対応していけます。
コンビニのレジに取り入れてるところもあります。
コールセンター
あんまり好きではないですが、完全無人の営業電話、アンケート協力依頼電話などで、完全音声合成電話があります。
経済性を考えると良いのかもしれません。
ちなみに今のところ私はすぐ切ります。
放送
モヤモヤさまぁ〜ずでは、影ナレーションに、HOYA製の音声合成で、名前もつけて「ショウくん」が活躍してます。
ちょっと不安になるイントネーションは、日本語が上手になってきた海外からの留学生、って感じで、番組の雰囲気にも合ってます。
まだ主流じゃない…と言いたいのですが。
ラジオでは、小さい局でも放送法により報道番組が一定時間必要。そこにコストをかけられない場合に、合成による報道を実験的に導入したところも。
感動も感情もいらないコンテンツなら問題ない!
実況
リアルタイム性が必要なら人間一択、と言いたいところですが、テキスト入力を素早くして、生対応をしたこともあります。
今後、顔出ししたくない人に加え、声出しもしたくない人にとって、合成は強い味方になるでしょう。
リアルタイム性が必要ないものなら、たくさん使われてますね。
もっとあるぞ
家電製品
おもちゃ
スマートスピーカー
スクリーンリーダー
などなど。1記事で扱うには大きいので、公共編を今回として、パート2でこの辺りを解説します。
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