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Kindle出版10冊の区切りで一旦ノウハウまとめ

 これまでも色々とKindle出版について書き記してきました。

 まずは「とにかく一冊出版してからだ!」と考えて始めたのですが、案外すんなりと達成。2冊目からはもう手順だけは簡単なので怒涛の出版ラッシュ。

 気付いたら10冊になってます。

 1ヶ月はかかってないので、結果も大して出てませんが、色々と皆さんの出版に関する記事を拝読し、気付きもこれからやることも少し見えてきました。

 忘れないように、このタイミングで一回整理してみようか、とこの記事を書いています。

出した10冊はこちら

 まずは表紙を。それぞれのリンクは文末に貼り付けます。

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 表紙はプロに頼まず、自分であれこれ調べたりしながらやってみました。そうしたら、なんかそれっぽく見せることに頑張った感がにじみ出てしまってます。お恥ずかしい。

 吹奏楽関連、音声合成、ゲーミフィケーション関連、とnoteで展開してる内容です。自分のノウハウはこのあたりにあるのが丸わかり。裸になってるみたいでお恥ずかしい…part2

 ここからは、気づきのメモを自分のためにも残していきます。箇条書きでKindle出版を体験していない方には分かりにくいかもしれませんが、恐らく一度やると「なるほどね」となると思います。

出版登録=登録とまずは1冊目はセットで

KDP登録

・これがなければ始まらない
 ・ここを乗り切れば後は機械的作業に入れる

・必要な情報は

 銀行口座
 マイナンバー(米国に納税しないため)
 ペンネームも

・この時点で不完全でもいいから、Wordで書き切った原稿が有ればやる気も出る。(成形などがまだ行われてなくても、中身がほぼできていれば良い)

1冊目を出版まで

・Wordの整形

 ・見出しを目次にする(自動生成を使う)
 ・イラストや図を「挿入」で単に行と行の間に
 ・先付、奥付を作る(他人の出版物を参照して)

・表紙の作成

 ・canvaでやってみる
  ・細かい調整がもどかしい
 ・canvaであれこれやってみた状態を途中吐き出し
  ・パワポで仕上げ、jpgに

・出版登録

 ・70%か35%か
  ・有名人じゃないので、ここはサブスクで読まれても入る70%
  ・同時に出版先はKindlleのみ、に決定

 ・横か縦か。
  ・パワポのプレゼンに慣れているので横。
  ・ノウハウ系は図があるのでどうしても横の方が書きやすい。

 ・キーワードや説明などは頑張って入力

 ・その他は入れるところに入れるもの入れる

 ・価格は70%の場合は最低額が250円
  ・内容の薄さにより35%やむなし、の99円設定も併用

2冊目以降の気づき

・価格設定の考え方
 ・noteで近いものを販売しているものは同じ価格に
 ・その他は新人らしく最低額に(250円)
 ・どうやら、うまく下げたり上げたりしてる人も
  ・しかし自分はまだ基準がない

・表紙
 ・どうやら「それっぽい」のはだめだ
 ・見た目9割、の法則
  ・マーケットでの情報が表紙がほとんど
  ・表紙替え、は内容を変えずにできる
   ・順次やってみる!

・キャンペーン
 ・無料キャンペーンはうまく使う
  ・著者名はある程度広がる
  ・しかし数冊の段階ではただ取りだけ

・Kindleの著者ページはしっかりメンテする

・プロモーション
 ・自分のSNSアカウントはやってみた
  ・爆発的な効果は見られない
  ・少しは効果はある

今後について

・表紙は順次入れ替えてみる

・10冊はスタート、という説があるので増やす

・色々な記事を参考にしすぎない程度に参考にする

 まあよくも10冊出したもんだ、とみるのか、その後も含めて成果の出てない無駄作業だったのか、とみるのか、は今後次第、という感じがします。

 とはいえ、今の知識量ではまだ試行錯誤が多くなりそう。とりあえずもう一冊長いのを出してみることにします。

出版著作リスト

 最初の著作です。音声合成は非常に使われているシーンは多いのに、体系的に学ぶ形があまり表に出ない領域です。これから音声合成を使っていきたい人、興味ある人、が「使う」ということについて、より効果的な方法論が身につく本です。

 ゲーム、Webサービス、UI、ロボット、AI関連に興味のある方が対象。テクニカルなことは専門書にまかせて、主に「使い方」のノウハウを書いていますので、IOT企画、シナリオ関連の職種の人にも役に立つと思います。


 noteでもボリュームの多い吹奏楽関連の本。吹奏楽に限らず、音楽はしつこくやった人が勝ちます。運動部と違って、年齢がハンディにならないので、本当に一生付き合える貴重な趣味。

 中学高校などではどうしても閉鎖的な社会の中でうまく立ち回れず、クラブをやめてしまう人もいます。そんな思いをした人たちに、良い逃げ道と継続の価値を提供したい、ということで書いた本です。

 中高生、指導者、親御さんにもみていただきたい本。


 合計16種の楽器でステージに立ってきた自分の中で、簡単修得No.1がサックス!それなのに、ちょっと難しそうなイメージがあるから、実はこそ練でひそかに吹けるようになるには最適なのです。

 楽譜が読めれば本当に2週間かからず吹けるようになります。ミュージシャンの寄り道楽器として超おすすめ!


 同じく吹奏楽本。上にも書いたように、16種の楽器でステージに乗った経験…一見すごそうです。自慢してるみたいです。でも、実はそうではないのです。16種の楽器を修得した、というより、「1つの上達法を修得した」ということなのです。だから、新しい楽器に手を出しても、割と早くモノにできます。

 逆に、今一つの楽器で苦労している人も、この共通の『習得法』の部分でもう一度基礎を見直すと、余計なことに時間をかけずに、素早く技術向上できるのです。

 全ての楽器初級者、中級者で別の楽器をやらなくてはいけなくなった人、吹奏楽部の指導をまかされた方、にお読みいただければ役立ちそうです。

 プロは読まないでよろしい。


 自分のもう一つの属性、ゲーム開発者。今は「ゲーム開発のノウハウの横展開」のフェーズで、ゲーミフィケーションを教えたり、実践して一般サービスの企画もするかたわら、技術系大学でこれらに関連することも教えています。

 その中で、学生がえらく苦労していたのが課題提出。どうにも効率の悪い書き方をしてる連中が多く、それならば、と1年の最初に企画書の書き方を提示するようにしました。

 それを本にしました。学生、新入社員、文系だけど企画書書かないといけない人、などが対象ですが、実はKindle本を素早く書くのとほぼ手順はいっしょ。題名変えてそっちでも出したいくらいです。


 上で紹介した企画書作りの本。これは、マーケットとしては世界に通用するはず!だって単なるノウハウだもん!でも英語で出版するまでの語学力はない!

 ならば絵だ。

 ということで、一切のテキスト無し、いわゆる挿絵だけでなんとか企画書の作成方法を伝えようとして出した「大人のビジネス絵本」です。

 どういうわけだか、ブラジルとドイツで読まれていたりします。陽キャのアメリカ人が泣きながら課題に苦しんでる様子を頭に浮かべて書いたのですが、なんでだろう????


 企画職をやっていると、パッと出てきたコンディションに対して、アイディアを即答できるようになっています。ただ、これはあまり慣れてない人からみると割とスキルがあるようにみえるらしい、と気付きました。

 大学でも発想に関する講義もしていますが、実際に考えて物事を発想することは難しい人もいるようです。

 様々な発想法、というのはあるのですが、どれも方法論の解説はありますが、根源的なそのツールが発明された理由まで戻っているものが無い、ということに気づき、そこから書いてみました。つまり、新しい発想法を産みだせる側に回って欲しいのです。

 そんなわけで、一般的な発想法の話を前半、後半に自分が編み出した新しい発想法を提案している本です。全ての企画系の方に読んでいただけるとうれしいです。


 またまた吹奏楽関連。

 これまで、「楽器を練習してる人」を頭に置いて色々なコンテンツを書いてきましたが、指導者にも初心者時代というのがあるよな、と気付きました。また、実際に新任顧問のサポートトレーナー、という仕事をやっていたこともあり、ならば!新任顧問向けに!と書きました。

 トラディショナルな方法論ではなく、時短・効率・実効的、ということを前面に押し出しています。バンド全体の底上げをしつつ、顧問の負担も減らせる方法論として提案いたします。先生、学生指揮者、上級生になったら読んでいただきたい本。


 自分の今携わっている仕事の領域で、障害を持つ方のサポートを技術で構築する、というものもあります。技術、の中にはノウハウもあるだろう、ということで、自分がリハビリをする側だった時に、脱落してしまった自宅での運動をどうやったら守れるのか?の観点で、自分自身にゲーミフィケーションを適用してみました。

 成果物は紙が一枚。

 でも、これで「脱落しない」おうちリハビリができるのです。まさに紙一重!


 IOT系の企画をしていると、スマホ、ネットワーク、サーバ、ウエブなどの技術を組み合わせる形が多くあります。また、昨今のサービスもほぼこの要素を使っています。

 その過程で企画を進めるときに役立つシステム図。これは大学の現場でもなかなか上手に描けない生徒が多数。

 ならば、先生がなんとかしてあげよう、ということで誰でもシステム図が書ける方法論をまとめてみました。実際に自分が書く時の頭の中の流れです。

 書く時に迷わず、抜けが無い。さらにそこから細かい仕様書に発展する時も、みんなが基本的に抑えておくための共有情報にも使える、という割と使い勝手の良いシステム図が誰でも書けるようになります。

 システム系の新入社員、大学生、技術職じゃない人企画職、技術営業を行う人、などがりがりのシステム屋さん以外は皆さん役に立つ本です。

宣伝でした・・・

 ということで最後は宣伝させていただいてしまい申し訳ありません!でも売れて欲しいんだもの・・・

まだまだ色々と書きたい記事もあります。金銭的なサポートをいただけたら、全額自分の活動に使います!そしたら、もっと面白い記事を書く時間が増えます!全額自分のため!