見出し画像

ニシイケバレイ通信 vol.5


お祭りはまちのコミュニケーションツールだ 

去る9月23・24日、まさにこれ以上ないというような祭り日和な好天に恵まれた中、祭礼を執り行うことができました。池袋駅西口前のお神輿パレードも4年ぶりに復活し、大盛り上がりの2日間。我が池袋二丁目南町会のお神輿や山車にも例年より多くのニシイケバレイの住人さんのお顔もちらほら見られ、うれしい限りです。 全国各地で祭礼やお神輿などありますが、その準備や運営も実は相当大変なものです。私自身、町会側として例年運営に携わっているのでよく分かります。町会メンバー一丸で、町のあちこちを訪れ、協力を仰いだり、様々な調整をし、会合を何度も開きと。その一連の活動の中で、自然と町会員のことをよく知り、町のいろいろな方や場所を認識していく。なので、祭礼がこれだけ日本でも世界でもどこでも連綿と続いているのは、祭礼を通じて共同体の維持を図っているのだろうなぁと感じます また町会員でなく、普通にまちに住んでいる方がまちに自然に関わることができるチャンスも祭礼です。まちの祭礼に町会の人も、そうでない人もたくさん関われば、それだけ顔の見える関係が豊かになっていくということですね。 ぜひぜひ、今年参加された方は来年も、参加されなかった方はぜひ来年、気軽に参加してもらいたいと思います! お神輿、いかつく見える人もたくさん!いますが、皆さんきちんとルールを守り、やさしい方たちなので。 祭礼がひと段落すると同時に、秋が訪れ、そしてすでに年末が眼前に現れてくる心持に毎年なります。ニシイケバレイ的には10月29日に「ニシイケハロウィンスタンプラリー」、11月にはChanomaでライブや昔ばなしを語る会も企画中で、わく別誂では11月12日に恒例の「芋煮会」。あ、そうだ!みそ仕込会も10月末から春まで企画しなきゃだ(汗)

(深野※ニシイケバレイオーナー)

VOICE from コワーキングスペース

 2020年に人事コンサルタントとしてフリーランスになった私は、「オフィス=仕事場」の先入観に縛られない自由さをAtticに感じ、入居を決めました。その自由さが私にもたらした変化を紹介します。
①メダカを育てています。 昨年、オヤツハイツさんにかわいい子どもメダカを分けていただき、十数匹を育てています。繁殖にも成功して嬉しいです。
②野菜をよく食べるようになりました。 梅惣菜研究所さんのランチプレートが美味しすぎて、自宅でも野菜を煮たり、蒸したり、マリネにしたりして食べています。
③マーラーカオを作るようになりました。 コミュニティマネージャーの桜井さんのパティシエ魂に触れるうちに、私も大好物のマーラーカオを自作するように。そうしたら、Flour Fansの美貴先生がマーラーカオレッスンを開催することになり、参加することができました。  
コワーキングスペースは「仕事場=ONを過ごす場所」ですが、Atticの自由な繋がりがOFFの部分も充実させてくれました。感謝です。
(小林※Attic コワーキング) 


うつわ base FUUROの出店のお話

 国内2号店となる「うつわbase FUURO」は元々出店するつもりはありませんでした。目白の店舗は真っ白い空間が特徴でしたが、その反面、普段ギャラリーに馴染みのない方には、ちょっと入りづらいという側面も…。そんなやんわりした悩みを抱えつつ、不動産情報を見る事が趣味な私は、ある日素敵な物件の募集を見つけてしまいました。その情報を見ているうちに、「あれっ、もしかしたらここにお店を出したら、目白の入りにくさを補完できるのでは?」と思い始めました。さらに、仲介をしていたのが、以前個人的にシェアオフィスを借りていた東京R不動産でした。その時お世話になった社員さんの携帯に気軽に連絡してみると、実は大家さんとうつわ屋さんとかが入ったら良いのになと話をしていたと聞きました。内見に行くと、深野さんとは直接の面識はなかったものの、共通の知人は多く、隣には元々知り合いのわくさんが出店されていました。「あぁここだ」と…。
出店後には、ニシイケバレイの皆さんや、その関係者の方々など、本当に多くの方にお会いする事ができました。若いお客様や、近所のお客様にお越し頂けるようになりました。深野さんの人柄のおかげで、ふんわりとみんなが繋がり、やんわりみんなで頑張ろうという空気感のニシイケバレイ。この先の展開が楽しみなニシイケバレイの一員です。
(早川※うつわ base FUURO


インタビュー 

早川 壮一郎さん 

今回はうつわ屋さんの早川壮一郎さん。目白にある「gallery FUURO」、ニシイケバレイにある 「うつわbase FUURO」オーナー。「お酒大好き」な早川さんに飲んだり飲まなかったりのイン タビュー。Oasisの「Whatever」を聴きながらお読みください。
受験勉強中、何か武道がしたいと思っていた早川さん。大学入学と同時に、フライング気味に弓 道部に入部。自分も新入生なのに、勧誘を誰よりも頑張り、新歓コンパも仕切る。そんなに張り切っていたにも関わらず、夏休みにイギリスに行くため、長期休みが取れない部活を退部。イギリ ス行きの理由はバンドの「Oasis」。帰国後はボランティア活動で地方を訪ねて、町おこしや子ど もキャンプを手伝うようになる。
「経営者として何を大切にしてますか」という問いに「正直」であることと答えてくれた。「自分 がいいと思って揃えたものだから、自信を持って勧められるし、軸のある作家さんの作品を扱う ことで、お店の信頼に繋がり、新人作家さんが最初に個展を開く場所として良いスタートがきれる」と。早川さんは必ず、「作家さん」と言う。コロナ禍では、スタッフを守りたい、作家さんに 迷惑をかけたくないと、試行錯誤して、web個展、作家さんとの対談の動画配信などを行なっ た。それも正直でいるため。 バックパッカーとして旅をした頃にバングラデシュで物乞いをする少女を見て感じた思いを今で もちゃんと思い出せる人。「ON とOFFの切り替えが上手」と言われるよう、夜は飲み過ぎるの も彼の絶妙なバランス感覚なのかと。「うつわbase FUURO」でのインタビュー時にOasisの曲 を流しておくという粋な演出をしてくれた早川さんに聞き忘れたことは「Oasisでどの曲が1番好き?」

(mai※インタビュアー)

ひひひ

やっと秋が訪れそうな予感がするこの頃。夏休みは終わったものの、夏休みの出来事が頭でふとよぎる。
通学中もぼーっと遠くを見つめてしまうが、相変わらず「ひひひ」な出来事があったので書こうと思う。
つい最近、教室に向かう途中。前を歩く青年のティーシャツの背中には、「under the same sky」の文字。そして地球儀のバックを持っていた。その青年に世界が詰まりに詰まっていた。夏休み前は自身の地元に対する狭さを感じていたもの、それは世界を知らなかった私の心が狭かったのだなと今になっては思う。
心の変化と世界を身にまとう青年の姿に無性にひひひな気持ちになったのであった。

(寺本※編集担当)

まるいもんの日常



ニシイケバレイ通信 Vol.5 まとめ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?