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【~復讐心で絵を描き続ける画家~】西出さやかさんの半生に迫る

生きづらさを抱えた人たちにお話をお聞きし、広める『生きづらさ取材』。 記念すべき第一回は、メディアに出演もある画家、西出さやかさんにお話を伺います。西出さん、よろしくお願いします。 -初めに、これまでのご経歴と、人物像を教えて頂けますか? 職業は画家、グラフィックデザイナーです。 一応、アスペルガーと診断されてます。 -ご自身の特性(アスペルガー)が良く作用したエピソードと悪く作用したエピソードはありますか? さやかさん:悪く作用したのは、告白されたときに断ったら

    • 発達障害からうつ病も経験したWEBブロガーむーこさん

      ーご自身の生きづらさについて教えてください。 複合型の発達障害(ADHD・ASD)を持っています。過去には合併症でうつ病も発症しました。 ーどのような時に、生きづらさを感じましたか?  職場で感じることが多かったです。新卒で入った会社では総務と受付を任されました。 電話をしながら来客対応したりマルチタスクの宝庫でした。  この時はまだ発達障害だと分からなかったのですが、マルチタスク自体苦手だった私は、仕事も思うように進まず、残業が続きうつを発症しました。さらに聴覚過敏が原因

      • 【親を亡くした子供たちを勇気づけたい】漫画で思いを伝える海谷子猫さん

        ー海谷さんの生きづらさの原因や、きっかけについて教えていただけますか?  うつ病からの双極性障害になってしまい、病気とともに生きてきた半生でした。母親も双極性障害だったようです。母は私が8歳のときに自殺をしてしまい、それからは祖母に育てられましたが、ストレスの多い生活が続きました。 ↑子供の時の海谷さんとお母様。 ーお母様のご冥福をお祈りいたします。おばあさまとの生活は、どのような感じだったのでしょうか。  大事に祖母に育てられましたが、期待というか、プレッシャーという

        • 【繊細な人へ生きやすくなる秘訣を伝授するサイト】 HSPブロガーぽん乃助さんの魅力とは

          感覚が鋭いことは、一般的に良いこととされている。なぜなら、感覚が鈍いより鋭い方が多くの情報を受け取り、感じることができるからである。では五感から得る情報が多い方が、生きやすいのだろうか。実際は、必ずしもそうとは言えない。 感覚が鋭いことがマイナスに働く例として、コンビニや商業施設で流れるモスキート音がある。キーンという若者にしか聞こえない周波数の高い音を流すことで、その場所が若者のたまり場になってしまうのを防ぐ効果がある。 生物学的に考えれば、聞こえる音の幅が大きいという

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        【~復讐心で絵を描き続ける画家~】西出さやかさんの半生に迫る

        • 発達障害からうつ病も経験したWEBブロガーむーこさん

        • 【親を亡くした子供たちを勇気づけたい】漫画で思いを伝える海谷子猫さん

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          【生きづらい中年男性の背中を押したい】離婚と適応障害を経験したWEBライターYKさん

          生活の中で生きづらさを感じる人は、今も昔も数多くいます。ですが現代には自身の生きづらさを公表したり発信する人が多いのが特徴です。しかし、中には生きにくいと声に出せない人もいます。 今回はWEBライターとして中年男性を応援している、YKさんにお話を伺います。 ーはじめに、生きづらさを感じるようになったきっかけを教えてください。  離婚と仕事での異動等が原因で適応障害を発症したことがきっかけでした。その後2回転職しましたが、うまくいきませんでした。昨年の9月にはうつ病を発症しま

          【生きづらい中年男性の背中を押したい】離婚と適応障害を経験したWEBライターYKさん

          月経前不快気分障害に苦しむnonさん

          ーnonさんの生きづらさについて教えていただけますか?  29歳の時にPMDD、いわゆる月経前不快気分障害を発症して、10年間治療を続けています。この疾患は月経前にイライラや抑うつなどの非常に重い精神症状・身体症状が現れることが特徴です。  月経や月経前の症状は女性であれば必ず経験するものですが、症状には非常に個人差があります。そのため、症状の辛さを訴えても、「生理ぐらいで・・」とか「生理前に辛いのは皆同じ」と思われることが多いと感じてきました。 また、同じ月経前の症状である

          月経前不快気分障害に苦しむnonさん

          【〜同じ悩みを持つ人を助けたい〜】カウンセリングルームを開業したADHDカウンセラー

          ー今回は発達障害の当事者目線で、新しいスタイルのカウンセリング『ハッピーコンサルティング』を行なっている松崎玉美様にお話を伺うことができました。 ー松崎さんがこれまで感じてきた生きづらさについて聞かせていただけますか?  幼少期からコミュニケーションの苦手さや、脳の多動、不注意、集団行動のストレス、手先の不器用さなどの特性があり、幼稚園の3年間と小学校低学年まで家以外では不安や緊張から声を発せない場面緘黙症でした。 友達との接し方がわからないため常にひとり遊びをしてお

          【〜同じ悩みを持つ人を助けたい〜】カウンセリングルームを開業したADHDカウンセラー

          【~飲み会で乾杯のグラスを避けられる~】オープン就労での差別に苦しむ当事者

           『オープン就労』という言葉をご存知だろうか。自身の障害をオープン、すなわち公表して就労することである。オープン就労の最大のメリットは、本人が適切な配慮を受け、業務に取り組むことができる点である。    実際、多くの障害者がオープン就労により社会での活躍を実現させている。メディアや企業のHPや懇親会で見る彼らの姿も非常に生き生きとしている。 障害者雇用が進むにつれ、制度や環境も大きく変わった。具体的には法制度の整備とバリアフリーの普及である。社会は数十年前に比べ、障害者が生

          【~飲み会で乾杯のグラスを避けられる~】オープン就労での差別に苦しむ当事者

          【~パラリンピックを満席に~】NPO法人代表白井長興氏の熱い思い

          来年東京オリンピックが開かれ、日本では期待と盛り上がりを見せている。特にラグビーは、この数年で1番盛り上がりを見せている種目の一つであるといえる。 しかし、オリンピックにより注目を集めているのは種目だけではない。その1つとして「障害」にもスポットが当たり始めている。東京パラリンピックが開催されることで、メディア等を通じて人々が障害について考えるきっかけは増えている。 内閣府は、2017年の障害者の概数に関し以下のように述べている。『身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。

          【~パラリンピックを満席に~】NPO法人代表白井長興氏の熱い思い