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発達障害からうつ病も経験したWEBブロガーむーこさん


ーご自身の生きづらさについて教えてください。
複合型の発達障害(ADHD・ASD)を持っています。過去には合併症でうつ病も発症しました。



ーどのような時に、生きづらさを感じましたか?
 職場で感じることが多かったです。新卒で入った会社では総務と受付を任されました。 電話をしながら来客対応したりマルチタスクの宝庫でした。
 この時はまだ発達障害だと分からなかったのですが、マルチタスク自体苦手だった私は、仕事も思うように進まず、残業が続きうつを発症しました。さらに聴覚過敏が原因で、社内の話し声や電話の音など全部を一緒のボリュームで聞こえたのも一因です。コミュニケーションが苦手で、先輩社員からは軽いいじめにあっていたりと自分の中では大変な方でした。



ーその生きづらさをどのように解決されたのでしょうか?
 Webライター やブロガーに転職することにしました。コミュニケーションや職場の人間関係で悩むことや、聴覚過敏やマルチタスクで苦しむことも少ないと感じたからです。後、文章表現が得意だというのもありました。



ーWEBライターに転職されてみて、変化はありましたか?
 集中しだすと止まらない特性が、活動においてプラスに働いています。朝書き始めて気づいたら日が暮れていることもあります。 クライアント様からは納品の速さや質を評価してもらえて半年仕事として続けてこられまし た。
 話すのが苦手な分、文章表現は好きなので、好きなことを仕事にできているのは幸せで会社に勤めていた時よりメリハリのある生活を送れています。 聴覚過敏でも家の異常に最初に気づくので、家族から感謝されることもあります。

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ー普段の生活で心がけていることはありますか?
 ニガテを無理に克服する方向ではなくて、自分の得意を伸ばしていく方が生きやすいと思います。その為には自分自身に向き合う必要があると思います。 私も何が得意で何がニガテか、いろいろなものを試しました。失敗するとへこむこともありましたが、今快適に暮らしているのは自分の得意・不得意をある程度分かったからだと思って います。
 今は「人生100年時代」とも言われているので、焦らずにいろんなことにチャレンジ する人が増えたらいいなと思っています。私自身も経験からTwitterやブログで発信しています。見てもらいたいところです。【Twitterリンク】【ブログリンク



ー最後に、目標を教えていただけますか?
ライターとしてのスキルはもちろん、内面の成長もして行くのが目標です。 やりたいことを見つけられたのが25歳だったので、26歳はいろいろな情報や人と関わって いって無理なくじっくりと成長していくのが目標です。 私のスタートは25歳からだったので、これからもっと自分から行動していけるような人物になっていきたいです。


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