目黒コチ

2022年5月27日午前9時32分 愛犬が旅立ちました。雨が大嫌いな犬だったのに、土砂…

目黒コチ

2022年5月27日午前9時32分 愛犬が旅立ちました。雨が大嫌いな犬だったのに、土砂降りの雨の日に逝きました。 記憶をとどめておくため、noteに記事を書いて残しておきます。

最近の記事

あれから1年

2022年5月27日午前9時32分 18年という時間をともに過ごした愛犬が旅立った 雨が嫌いだった愛犬が、嫌いな雨の日に我が家から旅立ってしまい 上手く泣くことができない私は土砂降りの雨の中、愛犬に手向ける花をずぶ濡れになって買いに行った 失った悲しみと、 永遠に続くかと思われた老犬介護から解放された少しの安堵感 そして愛犬を失っても続いていく日々の営み いろいろな感情がごちゃごちゃになって整理ができない毎日が続いた あれから1年 世の中は当時蔓延していた感染症が収

    • 3度目の月命日

      今日は2022年5月27日に旅立った愛犬の3度目の月命日 …早いものと捉えるのが良いかまだ3ヶ月しか経っていないと捉えた方が適切なのか?よくわかっていない 愛犬が存命の頃は毎朝午前4時台には起きていて。朝のお勤めのように渋谷駅まで歩いて行って戻ってくる運動を繰り返しており。平均的な睡眠時間も4時間ほどだった。これは別に愛犬の介護のために睡眠時間を削っているのではなく、眠りと言う行為に集中できなかったのだけど 最近は少なくとも6時間は寝ている。午前4時台に起きて渋谷駅まで歩

      • 2度目の月命日

        今日は2022年7月27日。 愛犬が旅立って2ヶ月経った。 5月27日に逝く前の10日ほどは苦しそうな呼吸をずっと繰り返していて。愛犬の苦しそうな様子をただ見守るしかできなかった我らとしては…結構な地獄の日々だった。目をそむけることもできず、現実逃避として安楽死させてあげる選択もせず。回復することはない、死に向かって緩やかに進んでいる愛犬に寄り添うことしかできなかった。 愛犬は死をもって苦痛から解放され。我らも愛犬が苦しんでいることに寄り添う日々から解放された。同時に…愛

        • 日々の暮らし

          月末、労働時間調整のため昨日は休暇を取得した。 妻と「焼肉に行こう!」と約束をし、予約を取ったものの夜に奥歯の詰め物が取れるという…。よく朝、かかりつけの歯科に予約をしようとしたら月曜日の夜まで予約で埋まっているとのことで。 今日び医療機関の予約はネットで完了できる時代となっており。 近隣の歯科医を探したら予約ができるところがあったので詰め物を入れてもらうだけならばと予約をしてみた。ただ、過去の経験則から言って「詰め物が取れる=その歯が悪くなっているため」であり。取れた詰め

        あれから1年

          鶴岡八幡宮まで徒歩で行ってみた

          学生の頃、自分が通っていた街のある大学が「1日で100km歩く」というイベントを開催していた。バイト先にその大学に通っている学生がいて、若さゆえの冒険心も手伝って多くの友人たちがそのイベントに参加して、成功したり失敗したりしていた。 私の場合、目的と手段が不明瞭なものには手を出さない質で、100km歩くのが手段だとして何の目的がある?若さゆえの体力測定?…そもそも100km歩ける体力と学生のそれとの比較は何なのか?標準的な体力では50kmが精一杯のところ100km歩くことが

          鶴岡八幡宮まで徒歩で行ってみた

          49日

          愛犬が旅立って今日で49日。7週間が経過した。 物凄い喪失感と疲労、倦怠感とともに過ごしつつ、それへの対処をゆっくり進めて過ごした49日だった。リモートワークを推奨していた会社が一転、出社も視野に入れると舵を切り出したのもこの49日の間のこと。 愛犬介護というリモートワーク下ならではの対応と、そして旅立ちの瞬間、午前9時32分というサラリーマンなら会社で忙しく働いているはずの時間に家にいることができたわけで。 それを許してくれていた会社に極力出社することで受けた恩を少し

          感情のマネジメント

          愛犬を亡くした直後は、悲しみの感情が強かった。当たり前といえば当たり前。 その後、「怒り」の感情を制御できなくなった。悲しみが大きすぎて感じることの少なかった感情が、ちょっとしたことで大きくなってしまいそれをコントロールできない。ほんの些細なこと、例えば小さく鳴らされたクラクションとか会話の中で発せられた失礼な単語とか。その程度のことで妙に腹を立てていた。 でも、考えてみるとそれほどの「怒り」に値する非礼はこの世にそれほど存在せず。クラクションは「通りますよ!」という意思

          感情のマネジメント

          ぶらぶら

          早めに梅雨があけた!と思ったら急に天候が梅雨に戻ってしまい。 今週の空模様はどんよりしている…はずが「やっぱり雨は降りません」みたいな日々が続いている。雨が好きなわけではないから降雨の予報が変化するのは個人的には良いのだけど。 そんなわけで、昨日は夜の散歩ができないと思っていたらできるようになったので…旅立った愛犬をカートに乗せて行った最後の散歩のルートを辿ってみた。カートを押していない分、歩く速度も気温も周りの景色もぜんぜん違っており。愛犬の亡骸を焼いた火葬場には愛するペ

          ぶらぶら

          メガネくん

          もともと近眼+乱視であり。 コンタクトを併用していたが年齢とともにコンタクトでは視力が出なくなった…たぶん老眼の影響?と思っていたが。 最近事情がわかった。要は近眼を調整するレンズに対し。近くのものはそのレンズの力を借りて自らピントを合わせる補正を行なっていたところ、年齢とともに補正が効かなくなっている状態が数年前から始まっており。 もちろん、運転免許の更新に際し両眼で0.7という視力すらおぼつかなくなっていたので遠くが見えるメガネを新調していたが。 遠くが見えるメガネ

          メガネくん

          高尾山強化期間その後の計画

          3週連続高尾山に登頂している。 登山ルートでまだ行ったことがないのは1合路とそこから派生するルート。下山ルートでは6号路がない。後は登りの行程でリフトかケーブルカーを使ったこともないか。 向こう2週間である程度のルートを制覇してみるとして、次の週末の自由時間について大凡の考えがまとまった。 7月21日から、青春18きっぷが使えるようになる。 切符代として12,050円払えばJR線の新幹線・特急他特別料金の必要なもの以外は計5回、5日間使える切符。1日あたり2,410円。少

          高尾山強化期間その後の計画

          夫婦共通の趣味

          画像は…朝、どうしても早く起きてしまうためなんとなくこしらえてみたお昼ご飯。ダイソーで購入したシリコン製のおにぎりグッズ。手を使って直接お米に触れないので熱くないし衛生的…便利(笑)。 さて、夫婦共通の趣味の話。 今までは、まぁ趣味が合わないというかよくもこれほど嗜好の違う人間が夫婦だったな?という感じだった。 私は…落ち着きがなく一つところに留まれない、早食い+少量の何かを1日何度も食べる、ラーメンとか一点集中メニューが好き、寝付き&寝起きが良い。お酒をあまり飲まず、何

          夫婦共通の趣味

          鎮魂登山?

          八王子は愛犬の故郷 …かどうかは不明だけど、愛犬との出会いは八王子市のブリーダーさんだった。彼女のきょうだいたちと同じケージに入れられて売りに出されていた。 あの時、我ら夫婦が愛犬を選ばなかったら?あるいは愛犬のきょうだいを選んでいたら?などなど。ifの世界がたくさん存在するのが過去の八王子市。 それ以降、八王子を訪ねる機会は18年間で1度か2度ぐらいだったと思うが、この3週間で3度八王子を訪問している。 八王子というか「高尾山登山」なのだけど。 愛犬の介護をする日々に

          鎮魂登山?

          平日ほろ酔い

          6月最終日。 超過残業がかさんでいたことと夕刻の予定は任意参加のものばかりだったことを受け。16時でフレックス退勤。当日の決定だったけど妻と近所に飲みにいくことにした。 太りやすい体質なので…あまり調子に乗って飲まないように「飲酒は週1回」と決めているのだけど。さすがにこの暑さはビールを飲むにはちょうど良い。夕方ぐらいからはじめるには最高の日と思った。 17時に予約したお店に行き。注文の品を待つ間にビール大瓶を7割方消費してしまい(笑)。コップ1杯をちびちびやりながら食べ

          平日ほろ酔い

          現実逃避?

          新しい犬を迎えず、旅立った愛犬の記憶とともに生きると決めた。 ではあるが、愛犬が旅立って1ヶ月経過し、亡くした辛い記憶はなかなか忘れられず。その記憶が楽しかった頃の記憶を甦らせることを阻害しているように感じている。18年の歳月。本当に辛かったのは愛犬の痴呆が始まり後ろ足の自由がきかなくなり自足歩行ができなくなった3年ほどでしかなく。 ただ直近の3年間の記憶ゆえ、その前の15年の楽しい日々がなかなか思い出せない。老い、衰え、機能不全、そして死。…これら一連の経過と深く刻まれた

          現実逃避?

          ぬくもりを覚えている

          …ウエッティなタイトルだけど…漫画の話 子供の頃読んだ漫画=北斗の拳のセリフの中に「人は愛ゆえに苦しまねばならぬ、愛ゆえに悲しまねばならぬ。なのになぜお前は愛を背負おうとする?」という敵キャラ(=サウザー)問いに対し。 「苦しみや悲しみだけではない。お前はぬくもりを覚えているはずだ。」と主人公ケンシロウが答えた場面。 多感かつ人間的包容力の欠如した高校生の頃にこのセリフに触れたので、その他大勢の雑魚キャラについては悪に染まった事情を斟酌せずに瞬殺するのに敵のボスキャラに

          ぬくもりを覚えている

          梅雨明け

          ここ数日の晴天、そして異常な暑さは真夏を感じさせるものだと思っていたら…なんと梅雨が猛ダッシュで駆け抜けてしまった。認められれば観測史上初の6月中の梅雨明けになるそうで。 …誰がそれを認めるのか?そもそも認める制度なんてあったの?という点も含め世の中なかなか混乱している。 電力の供給体制も真夏に向けた体制には至っておらず。喫緊数日の供給もおぼつかなく。特に明日は節電を意識しなければならないなど…明日やばいのであれば火力発電の絶対量を増やせば良いじゃん?とど素人の考えを持っ

          梅雨明け