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日々の暮らし

月末、労働時間調整のため昨日は休暇を取得した。
妻と「焼肉に行こう!」と約束をし、予約を取ったものの夜に奥歯の詰め物が取れるという…。よく朝、かかりつけの歯科に予約をしようとしたら月曜日の夜まで予約で埋まっているとのことで。

今日び医療機関の予約はネットで完了できる時代となっており。
近隣の歯科医を探したら予約ができるところがあったので詰め物を入れてもらうだけならばと予約をしてみた。ただ、過去の経験則から言って「詰め物が取れる=その歯が悪くなっているため」であり。取れた詰め物をそのまま被せる=虫歯に蓋をすることである。

脳内シミュレーションをしてみて。
たぶん、押しの強そうな院長先生が「まずレントゲンを撮ってみましょう!」とチャラく言ってくる。
チャラく言った後、レントゲンの結果を見せ、該当する歯以外の悪くなっている箇所を示す。
「かなり危険ですね」と言ってなし崩し的に数本の歯の治療を確約させようとする。
しれっと金歯を強奪する。(返してくれない)

…たぶん、診察台に乗せられてエプロンをかけた状態でもろもろのオファーをもらうと自身の間抜けな姿も相まって「先生の仰せのままに!」と言ってしまいそうになるだろうが。

自分の中で決めたこと。

1)たぶん、詰め物が外れたところは虫歯だからそこは行った病院で治療する。ただし金歯を入れていたけど保険の歯で詰め直す(混合治療はしない))。

2)怪しい箇所については数ヶ月間隔を空けて1本1本対応する。治療した歯の具合と病院の技量の兼ね合い。

3)もともと行っていた病院は「コストが安い」という点では合格だと思っていたが、新しい病院のコストとの比較をしてみる(1本分は高くてもごねない)。

4)最低限のことをまず最優先。

…結果=想像の98%再現。
残り2%、再現できなかったこととして衛生士が諸々の説明を行い、患者である私に提案をするのではなく、「院長に相談して治療方針を決めます」という院長の権威付けをしてきたところ。治療方針のオファーは受けるが決定権は私にあるんですよ?という点を心の中に留め置きつつ。

そもそもこの病院の前は酒屋だったことを知っている身として、遅れてこの町にきた歯医者にでかい顔をされたくもない地元民の心理も手伝い「是々非々」のスタンスを貫こうと決意。

歯科医で開業する人=たぶん金持ちのぼんぼん(卒業するまで物凄くお金がかかるし)であり。前述のとおり混合治療(保険適用と非適用が混在する)ゆえ、言い値のような形で治療費用が変わって行く。5,000円で済むか?100万円以上かかるか?…極端な話、見立てと解釈で錬金術のように治療費があげられるのが歯科医であると思っており。

金持ちのぼんぼんが、割とハイソな人々が暮らす町で開業する=お金を使ってもらうことを当然としたオファーをしてくるのだろう。ホワイトニングだの歯列矯正だの…おっさんにはあまり意味のない点も含めた総合オファーがあるかもしれない。

そうしたオファーを防ぐ意味で、なるべく必要最低限の会話にとどめ(昨今の感染症もあるし)、最低限の治療の道筋だけをつけて終了…となった最後に「久しぶりの歯医者で緊張しましたか?」と院長先生が言ってきたので。

「なんで歯医者にきたぐらいで緊張しなくちゃいけない?(=なめるなよ、小僧)」と言い放って病院を後にした。しもべの人々に恭しくされることに慣れているのか?…会話が噛み合わないことをして「この人は僕に対し緊張をしている」と脳内変換されるんだなーと…昨今の宗教問題も相まってちょっと恐ろしくなった。正しい治療を、きちんとした説明をした上で、選択肢を示し、価格も明確化して、適正に行ってくれればそれで良いのだけど…何だか自身の権威をひけらかす印象が強くげんなり。…さりながらアウトプット=治療がちゃんとしていればそうした疑念は雲散霧消するのだろうが。

思えば前に通っていた歯科も愛犬を見てくれていた獣医さんもあまり積極的なオファーはせず。「どうしましょうか?」とこちらに回答を委ねてくる人たちだった。港区のようなセレブタウンでもなく、地元の人々が多い目黒区ゆえ「末長いお付き合い前提」=押しが強くない…に対し、新参者は押しが強いなーと感じた次第。

殺伐としたやり取りの後、レントゲンと仮の詰め物と虫歯周辺のクリーニングと初診料で4,000円。…ここまでは保険適用内なのでリーズナブル。この後どうなるか(笑)?

そんなこんなで約束をしていた焼肉屋に行ってきた。用賀の「ら・ぼぅふ」というお店で20年ぐらい前に東京に越してきた頃から足繁く通っていた店。

以前は電話予約を受けてくれなかったが、平日は電話予約で良いらしく。
予約をして行ってみたら存外混んでもなくすんなり入れた。
飲み物=瓶ビール3本。
食べ物=タン3種盛、ホルモン、ミノ、シビレ、上赤身、赤身、ご飯大・中

…キムチだのサンチュだのを頼まない、肉・飯・ビールのストロングスタイルで1万40円。

以前は「中落ちカルビ」なるさしの入ったカルビを頼み。留守番している愛犬へのお土産(と称し生肉をお持ち帰り)を持って帰っていたが…愛犬もおらずカルビを満喫できるほどの若さも無くなったので赤身でお茶を濁す。

安くて美味しいけど、問題はバスに乗っていかねばならぬ点。幸い東急バス1本で行けるので良いのだけど…帰路は焼肉と酒の匂いをさせた中年夫婦がバスに乗って…混雑してると申し訳気分になる。幸いこの日は空いていたから助かった。

歯医者は…1本の治療はしてもらうとして後は様子見。
焼肉屋さんは四半期に1度ぐらいは平日に休みをとって行ってみようと思った。

シビレをワサビで食べる、これが美味しかった。限定メニューだったのでラッキー♪

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