【映画感想】脊髄で感じるエンターテインメントを映画館で!

■鑑賞日

令和5年5月28日

■映画名

RRR

■個人的点数

95点 後半の爽快感は抜群!

■概要

色々なとこで話題になっている映画なので、知っている人も多いでしょう。かなり前から上映していて、ロングランとなっていることからも人気は伺えます。(私の観た会も、満席でした!)私自身、色々な人から推薦され、観に行きました。結論・・・とても良かったです!期待値をかなり上げた状態で視聴したため、めちゃくちゃ面白かった!とはならなかったとはいえ、90点は軽く超えてきました。テーマは少々重く、少々凄惨なシーンもあるものの、爽快感抜群の極上エンターテインメント作品となっています。これは映画館でないと堪能出来ないでしょう!
というわけで、今回も徒然なるままに行ってまいりましょう!

■徒然なるままに

◎話題になっているダンスシーン

ちょっと意外な感じで登場します。勝手にミュージカル的な演出で差し込まれるのかと思っていたところ、ガッツリとストーリーの流れに乗せてきました。中盤の盛り上がりのための重要なシーンで利用されるのですが・・・圧巻のダンスシーンは魂を揺さぶってきます。気が付いたら、笑顔になっている間違いなしです。

◎歌と踊りの競演

歌と踊り(踊りは少しですけど)を劇中に織り交ぜており、とてもインド映画らしく仕上がっています。上記で触れています、ナートゥダンスのシーンは有名になり、かなり露出していますので、何となく知っている方も多いでしょう。それ以外にも、何曲か挿入歌は準備されており、物語を盛り上げています。ただ、イメージしていたよりも歌も踊りも少な目だなぁ~と思ったのは私だけ??

◎駆け抜ける爽快感

物語後半は、怒涛のアクションシーンで観客を魅了してきます。息つく間もないアクションの連続であり、時間を忘れて魅入ってしまい、劇場に一人残されるほどです。素晴らしい爽快感を得られる独特のアクションを堪能できます。個人的には、「ランボー」みたいなノリを感じました。全然違っていたらスミマセン。(笑)

◎インターバル??

この映画、インターバルを準備しています。どうも、海外版では歌舞伎とかと同じように、10分の休憩時間を設けているようです。そりゃそうです・・・3時間越えの映画ですから!座席が痛手出来ている?!と錯覚するくらい尻を痛めました。ちなみに、日本版ではインターバルと表示されるだけで、すぐに始まります。

◎イギリス人悪く描かれすぎ?!

この作品の時代背景は、イギリスが「太陽の沈まない国と言われていた時代」と呼ばれ、世界各地に植民地を持っていた頃です。物語の舞台であるインドも、当時はイギリスの植民地であり、各地で悲しい事件が起きていました。故に、イギリスはかなりの悪役で描かれています。おそらく事実であるため、否定するつもりはないものの、少々厳しいシーンもあります。その点は覚悟してご視聴ください。

◎帰れないエンディング

物語のラストは、素晴らしいダンスと歌で幕を下ろします。このダンスもとても良く、くぎ付けになりました。本編で出番の少なかった、ヒロインのダンスも披露されます。この女優さん、本編よりも美人に見えました。目の錯覚ではないはず!

◎インド映画イイね!

久しぶりにインド映画を観ました。いや、いいですね!ハリウッドとは違う雰囲気を持っていて、独特のノリは好印象です。日本では、短観上映だったりすることも多いのですけど、今回のヒットを受けて、メジャーになっていくかもしれないです。
最後に一つ。観に行くときは、映画館を慎重に選びましょう。座席によっては、尻の痛さで集中を途切れさせてしまいます!

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