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不安に向き合う(長文)

今回は、相談をいただいた話をベースに書きました。
相談者の方は、不安症ということで、DMをくださいました。DMを送ることも私を氣遣ってくださり、何回かためらったそうです。

残念ながら、私は不安症の経験はありません。
果たして私の話が症状を和らげることができるかは不明ですが、不安に向き合う内容となるので、多くの人に、役立つと思い相談者の方に了解を得てnoteに載せることにしました。

私の経験ベースなので、どんぴしゃで当てはまるかは分かりませんが、お役に立てれば幸いです。

まず、不安に対して試してもらいたいことは3つです。

1.相手よりも自分だったらどうかを考えてみる
2.悪いと思うことの良い面をみつける
3.わざと自分を追い込んでみる

それでは、一つ一つ説明してまいります。

1.相手よりも自分だったらどうかを考えてみる

まずメッセージを送ることをためらった件です。
こういう場合は、自分だったらどう思うか考えてみると良いかもしれません。

メッセージ来たら迷惑でしょうか?
人に頼られたら迷惑でしょうか?
私はとても嬉しいです。信頼されてるということですし、何よりも私の存在意義を感じます。

人間は承認欲求の塊です。誰にも認められない世界で生きていけませんよね。

疲れている時など追い込まれてる時は、迷惑に思うかもしれませんが一時的なモノですし、すぐに消えます。根底にある嬉しいが勝ります。
自分が嬉しいとしたら、きっと相手も嬉しいんですよね。
この辺は、ある意味図々しくいく必要があり、勇氣が必要かもしれません。氣遣いと自分の願望のバランスですね⚖

2.悪いと思うことの良い面をみつける

相談者の不安症と、私のいう心配性は違うと思いますが、不安症の経験は無いので心配性ですすめていきます。(症状を軽んじてみえてしまったら、ごめんなさい。)

私は子供の頃から、よく心配性と言われてました。心配性で、口やかましい。うるさい。と、親にも、周囲の友達にも迷惑がられていました。

しかし、今は自信に溢れてます。

では心配性が治ったのかというと治っていません。今も心配性です。

どうして自信に溢れているのかというと、それを補うに余る「どうにでもなる」という経験と知識があるからです。

「どうにでもなる」は、【3.わざと自分を追い込んでみる】で述べます。
ここでは、心配性について話していきます。心配性を知る(自分を知る)ことが大切です。

心配症は、いかにも悪いことの様に言われます。ついつい様々なことを先回りして考えてしまうので、余計な労力を使って疲れるし、取り越し苦労に終わることもザラです。
なので、私はいつも「なんで暗いことばかり考えるんだ」、「ネガティブシンキング…マジ最悪」などと、悪いことだ思ってました。

でも仕事に就いたとき、注意深い。慎重。計画的。などと言われて、重宝されることに氣づいたんです。

心配性は知識も増えるし、先読みできるし良いことだらけだと氣づきました。
「おぉ。千里眼を持つ能力者じゃないか?!」、「先見の明があるじゃないか!」と、テンションが上がりました。

ずっと悪いと思っていた心配性には、良い側面がありました。
しかもよくよく考えると、口やかましく、うるさい。迷惑だと思っていたことも、相手のことを思うがゆえの助言や予見、氣遣いですから、まったく迷惑をかけていないんですよね。

3.わざと自分を追い込んでみる

わざと自分を追い込んで「意外と何とかなるようにできているんだな」と、実感してみることです。擬似体験でもOKです。そのために他人(の私)がいるわけですから。

実際にやってみても良いし、想像の中でシミュレーションしても良いので、自分に向いた方法で安心材料を増やしていきましょう。

どうやら私は体験タイプです(笑)
わざとでは無くて、たまたま追い込まれてばかりでしたが多くの氣づきを得ました。
残り200円で給料日まで1週間過ごすとか、無職になって貯金使い果たす(前職で得た資産のすべてを失う)が職がみつからないなど、わりとドン底?と思われることを経験してます。

経験は色々ありますが、軽めの例え話をします。私はお腹緩めで頻尿気味(頻尿なのか?)で、人よりトイレに行くことが多いと思っています。なので、どこへ出かけるにしてもトイレの不安はありました。

でも、あえて何も氣にせず出かけてみると氣づくんですよね。

トイレなんてどこにでもあるし、無くても交番や民家など、周りに声かけて借りれば良い。最悪、外ですれば…なんてことも想定して、紙と水は忘れずに持ち歩けば何とでもなりますよね。

漏らしてしまう…なんて失敗も良いかもしれませんね。意外と大したことないので(笑)

こういったことを一つ一つ実感して来たら、いつの間にか自信がついてました。行き過ぎた心配は減りました。

ついでに…「そもそもお腹が痛くなりたく無いのよ!」という話もしておきます。

この場合、心配になる氣持ちとしては、①相手がいる時に、お腹が痛くなって時間を無駄にさせたらどうするか?とか、②大切なイベントで抜けたくない。抜けられない。といったことだと思います。

「①相手がいる時に、お腹が痛くなって時間を無駄にさせたらどうするか?」は、【1.相手よりも、自分だったらどうかを考えてみる】を使ってみてください。

「②大切なイベントで抜けたくない。抜けられない。」といった場合は、食事や冷たい飲み物を控えたり、試験など何か制約がある場合は、事前にトイレで抜ける場合はどうなるか問い合わせておく。など、出来る限りの備えをして安心材料を増やしてみてください。

おわりに

不安は確定しない未来に対する心配の現れです。失敗することは怖いです。でも恐怖は、失敗する直前までだったりします。
失敗しても、わりと周囲はあたたかくサポートしてくれたり、失敗が無かった様にすんなり進んでしまったりします。
私が失敗を通して学んだことはそれまで、怯えて何も出来なかった自分を後悔することばかりでした。

ですから早い段階で、擬似体験や、実際の経験を通して、「失敗しても大したことないな」、「わりとどうにでもなるな」といった不安の無い未来を自ら創り、確定させてみることをオススメいたします。

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