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学生と社会人、承認の違い(diary97)

こんにちは!グッド・クルー丹路です。今日は日曜日の投稿です。
本日は午前中のみ出勤しております。アルバイトなどイレギュラーなことも多く、現場に入る以外にもたまに出勤するんです。土日の人がいない職場って良いですよね。作業がはかどります。
一人くらいいるかなと思いましたが、誰もいないですね。w


さて、本日は本日は‘‘学生と社会人の承認の違い‘‘です。


最近は新卒で入った会社の3年の離職率が4割近くになるなど(全業界の平均)卒業後の進路が色々と問題視されています。「こんな会社で働きたい!」と、社会人でも努めたい会社があるので、学生は社会人以上にシビアになるでしょう。

「働きたい」という感情は、目に見える情報や実際に会社をみたり、働いている会社の人と関わったり、色々な判断をして決めていくものだと思います。
しかし、実際に入ると上記のような離職率に繋がっています、働く前に色々と調べているにも関わらずです。その要因としてタイトルにある承認の違いに関わってくるのではないかと思っています。

僕たちよりも若い年代の価値観は、従来とは大きく変わってきていると感じます。終身雇用の安定や、金銭的な部分ではなく、感情・エモーショナルの比重が高くなってきている。そんな変化は強く感じます。


簡単に得られる欲求が得られなくなる


SNSが普及し、Twitter・Facebook・インスタグラム・ティックトックなど、やってない人はいないんじゃないか、というくらい普及しています。
目的としては、自分の経験や出来事、写真を投稿し、共感を得るのがSNSなのかなと。
そして目に見える形で「いいね」が積み重なっていく。自分の経験談やでき事を簡単に展開するだけで「いいね」がもらえるのです。高校、大学時代も、何かを発信すれば、みんなから「いいね」をもらえる。そんな感覚が当たり前です。これが、今の世代が体感している「感情の報酬」です。

ここで気づいてほしいのは、知らずうちに長いこと無意識に行っていたSNSの活動によって。承認欲求が高まっているのです。


しかし、会社に入ると途端に「いいね」が得られなくなります。要は感情の報酬が得にくくなります。

SNSのように簡単にはいかないですし、ましてや社員の中にSNSをやっていない人も多いです。会社によってはSNSを禁止にしているところもあります。
実際の職場でも、若い人たちがSNSで体験したような「何かをすれば、たくさんの『いいね』がもらえる」わけではありません。

要は、圧倒的に「承認される機会」が少ないわけです。

SNSでの発信は、発信することで感情報酬がもらえるので「得」をするのですが、現実の会社では発信しても何の報酬も得られない。みんなから「いいね」が集まってくるわけでもない。発信しても承認がもらえない、、、要は「損」なのです。

学生が求めているものと企業側が理解していない、これらの乖離が離職率にもつながっているのかなと。


発信して!アイデア出して!と、発信させるだけさせておいて承認しない、そうなると意見も発信もしなくなり、やりがいを無くしていきます。1年目から良いアイデアなんて出るわけもありません。その発信を「承認」することの大事を理解している会社が伸びていく一つ(人をうまく利用する)になるのかなと思います。
意見を言ったら得、発信をしたら褒められる、それが結果的に若手のモチベーションに繋がり、創造性や積極性が増していくのかなと思います。

発信内容云々ではなく、まずは発信してくれた事実に対して感謝をして、感情の報酬を与えていきましょう。
3.4年目になれば、このままではまずい、、、下からも優秀な人が入ってくる、、、と、自ずとやり始めますから。

そのスパイラルが埋めれば、採用もでき、会社の評価も上がっていくのでは?と思います。

まずは与える、を意識していきましょう!


また来週!

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