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創造的破壊(diary150)

こんばんは!丹路です。今日は月曜日の投稿です。

土曜日は仕事で、日曜日は都合がつかなかったので月曜日になりました。
まあそゆ時もありますよ。できなかった分は別の日にちで行えば良いだけですから。
ルーティンも大事ですが、しっかりと時間を作って実施することがより大事です。

さて、本日は‘‘創造的破壊‘‘です。

創造的破壊とは以下のことを言います。

イノベーションによって新たな成長産業が生まれ、これまでの競合勢力図が塗り替えられていく経済プロセスのこと。

そして、イノベーションを起こした企業が成長産業となり、ヒトやカネが生産性の低い産業から成長産業に流れる市場の新陳代謝のことを指しています。

この創造的破壊の前は、一般均衡理論が主流だと言われてました。
一般均衡理論とは以下のことを言います。

いつまでも同じ商品と同じニーズが市場に存在し続けるという前提で話をすることを指します。しかし現実にはそんなことはありえないんです。

たとえばiPhoneが登場した初期の頃はiPhoneに需要が集中しましたが、時を待たずしてアンドロイドやその他のスマートフォンが市場に登場し、シェアをとりあうライバルとなりました。「iPhoneが一人勝ち」といったような市場の均衡が訪れることはなかったわけです。

だからシュンペーター(創造的破壊を唱えた人)は、イノベーションによる創造的破壊の概念を今後の経済学の中心に据えるべきだと主張したのです。とはいえ、イノベーションという予測不可能な概念を変数として取り扱うことは実際的に難しく、創造的破壊の理論を定式化することはできなかったとも言います。
いわゆる理論や計算式がなく、一般均衡理論から紐ついたワードでもあるんですよね。

そして、イノベーションはあくまでも企業の内部で起こるものであり、外的な条件が起こすものではないと言われています。
かみ砕いていうと、「社長や社員がこれまでになかったアイデアを思いつき、これまでになかった斬新な商品やサービスを開発する」ということです。
大切なのは、上席がしっかりと周りの声を聞くことだとも思っています。
企業の内部で起こる“発明”や“ひらめき”が、経済社会を発展させる原動力であるーーそれが、シュンペーターのいうイノベーション、想像的破壊と言われているのです。

ピータードラッカーも下記のようなことをイノベーションと発信しています。


「イノベーションとは、市場に追いつくために自分の製品やサービスを自分で変えていくことである。」
⇨マーケティングど同様に重要だと言っていました。

「イノベーションを起こす起爆剤は、顧客志向の発想である。ドラッカーは、消費者は製品を買っているのではなく、欲求の充足を買っている」
⇨つまり、彼らにとって製品は、“なりたい自分のビジョン”や“満たしたい願望”を充足する手段なんですよね。
顧客は製品を買っておらず、欲求の充足を買っており、彼らにとっての価値を買っているということです。

iPhoneを例に出しましたが、車とかも同様ですよね。
今後何がステータスになるか、等のトレンドも読む必要があります。
1980年代でいうと、車の価値が男のステータスでしたが、今や移動手段でしかありません。
そして、ステータスの競合で言うと時計やブランド品でしたが、現在の車の競合でいうとバイクや自転車、公共の交通機関となっています。

要はステータスとしてみられていた車の競合が時計やブランド品だったものから、ステータスとしてのみられ方ではなく、単なる移動手段となり、その競合が自転車やバイクなどの他の移動手段で使われるものになっている、と言うことです。

何が言いたいかで言うと、一般均衡理論のように、需要と供給のバランスは逆転すると言うことです。

そのためにも、創造的破壊をしていくこと、個人と企業が考えていかなけてばなりませんね!

また来週!

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