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モラハラッサーとモノグラデ      あと50万⁉番外編その1

モラハラッサーとモノグラデ

「あと50万⁉」を読んで下さっている皆々様には大変感謝しております。いつも有難うございます!

「あと50万⁉」も中盤になってきたところです。

突然ですがここでちょっとブレイクさせていただいてもよろしいでしょうか…。

モラハラッサーである元夫、発達障害を持つ我が息子。ここにどんな関係があるの⁉と憤慨なさる方もいらっしゃるかもしれません。

私の子育て、モラハラを受け続けてきた結婚生活、またその後の子供と元夫の関係性、「その後」から10年弱が過ぎ、また私の現在の仕事を通してからもなんとなく見えてきた事があります。

もちろん私の体験から感じて生まれた「主観」であり、医学的に解明されたことではありませんので興味がある方に読んでいただきたく思います。

「モラハラッサーとモノグラデ[仮]な世界の住人の事を考える会」という私個人のブログ(現在は閉鎖)があり、そこで投稿している私の思いやよもやま話などを紹介してみたいと思います。


モラハラという言葉は今や世間でかなりの知名度となり、いちいち説明せずとも世間には認知が広まっている事と思います。モラハラッサーとはモラハラをする人の事を指します。

さて、モノグラデとは何ぞや?これは私が勝手に作った造語です。発達障害とはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ASD(自閉症スペクトラム障害)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、LD(学習障害)という診断名があり、その特性を単体で持ってたり重複して持っていたりする障害の事を指します。

その中の自閉症スペクトラム。スペクトラムとは連続体の事。連続体とはどこからどこまでの連続体というのか。一般には健常(例えば白)から自閉症(例えは悪いかもですが黒)となり、とある精神科医の見解では全くの「白」な人はいないのだとか。モノトーングラデーションとは字の通り白から黒までのグラデーションの事。自閉症スペクトラムをより黒に近い方の濃いグレーとしたならば、真ん中はグレーゾーン、白に近いグレーな方たちは一般的な健常と呼ばれる人たち。最近ではグレーゾーンの方々の認知も広がりつつあります。はっきり自閉症とは言えないけれど本人が生きづらさを感じていたり、またご本人には自覚がないけど周りがその特性によって振り回されてしまったりしてコミュニケーションにおける溝が出来てしまったり、人間関係が壊れてしまうケースもよく聞きます。

私の息子は自閉症スペクトラムですが、幼児の頃はまだ診断がついておらず、個性の範囲という医師もいれば自閉症スペクトラムのどこかにいるでしょうねという言い方をした医師もいました。現在は自閉症スペクトラムと診断名がついております。また別れた元夫ですがまたこれも詳しくは私小説「まだ50万⁉」を是非覗いていただきたいのですが、児童精神科のDr.が息子の初診の際に一緒に来ていた元夫を見て「お父さんも何かありそうですね」とボソッと言ったのが棘のように突き刺さり、だんだんとモラハラがエスカレートしていくにつれてその棘が何なのかどこから来るものなのか、突き詰めたいと思うようになりました。

図はちょっと古いものですが自閉症スペクトラムという障害名に統合される前のカテゴリー別に障害名がついてた頃のものです。今は自閉症スペクトラムという障害名に統合されてしまいましたが、連続体ということは理解できるものの、曖昧と言っちゃ曖昧なのでどんな特性なのかがわかりにくくなったのも事実。なのであえて古い障害名別のものを表示しています。

上下が切れてしまい見にくくて申し訳ありません💦↑は社会性の困難さが小さい、↓は社会性の困難さが大きい、となります。

「モノグラデ」とは自閉の世界で言う「モノ(白と黒)グラデーション」を簡略化した言い方です。なぜそんな言葉を作ったのか。

それはまた次回からのお楽しみに。

※現在発達障害は
神経発達症となっています。
※「あと50万⁈」「発達障害の息子、自立への道」は都合により公開しておりません。
応援して下さった皆様、申し訳ありません。
ありがとうございました。



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