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男性が幸せになるために女性と上手くつき合う方法

異性との関係の持ち方が分からなかったり、上手くいかない経験をしたりすることで、人生を難しくしてしまう男性は少なくない。ぼくは他者に関わる仕事柄、そうした悲しいケースをたくさん見てきた。

また、ぼく自身も以前はそうした「人生を難しくしてしまう男性」だった。しかしこの問題は、簡単な考え方とテクニックを身につけることで解決した。実は、解決可能な問題だったのだ。

そこで今回は、その考え方とテクニックについて書いてみたい。これを読めば、どんな男性でも女性と上手くつき合えるようになり、それによって人生をいくらか幸せにできるだろう。

女性と上手くつき合う上で男性が最初にすべきことは、「女性を好きになる」ということだ。女性の賛美者=広い意味での「女好き」になるということである。それ以上でも以下でもない。

女性は、どういうわけか目の前の男が女好きか女嫌いかを本能的に見分ける。そして、女嫌いの男を深いところで信用しない。なぜなら、女嫌いの男はいつか女を裏切ると、本能的にはもちろん、経験的にも知っているからだ。

そして当たり前のことだが、女性は「裏切られたくない」と思っている。だから、裏切らない女好きの男を好きになり、裏切るであろう女嫌いの男を敬遠する。

だから、まずは女好きにならないと、女性と上手くつき合えない。そもそも、女性と上手くつき合えない男性のほとんどは、何らかの形で女嫌いだ。女性に強い不信感を抱いている。

なぜ彼らが女性に不信感を抱いているかといえば、それはトラウマがあるからだ。過去、女性との関係において心に傷を負い、それが女性全体への不信感につながっている。

つまり、それは後天的に獲得した形質だ。先天的なものではない。実は、男は誰でも先天的には女好きだ。これは、そもそもDNA的にそうなっている。なので、議論の余地、疑いの余地はない。

だから、女好きになるのはそれほど難しいことではない。トラウマを解消し、本能に立ち返るだけでいい。そうすれば、誰でも女好きになれる。

では、どうやってトラウマを解消するのか? それを説明する前に、まず「女好き」の定義から確認しておきたい。「女好き」とは、女性をほとんど無条件に信奉する——ということだ。自分を幸せにしてくれる唯一無二の存在として、心から敬う、ということである。

そのため、まずは年齢や美醜による価値判断は捨てる。女性であれば、老いも若きも、美しいも醜いも、とにかく誰でも好きになる。厚く信奉し、深く愛する。

これは、それほど難しいことではない。なぜなら、くり返しになるが、男性の本能だからである。もし女性を無条件に信奉できないのだとしたら、それはやっぱり心に何らかの傷を負っているからだろう。

だから、一にも二にも心の傷を解消する必要がある。
では、心の傷はどう解消したらいいのか?
それをする上でまず認識しておきたいのは、あなたが過去に女性との関係において何らかの心の傷を受けたとしたら、その原因の半分は「あなたにもある」ということだ。あなたはそこで、何らかのミスをした。だからこそ、女性から心の傷を負わされる結果となった。

女性に限らず、どんな人間でも相手を無闇に傷つけたりはしない。傷つけたり傷つけられたりするのは、必ず両者の「関係」において起こる。そこでは、必ず双方に理由がある。

だから、もしあなたが女性に傷つけられたのだとしたら、その理由の半分はあなたにあると考えるべきだ。実は、そう考えた方があなたにとっても有利である。なぜなら、その元の理由を取り除くことができれば、あなたはもう二度と女性から傷つけられることはなくなるからだ。

そのため、ここではまず、あなたが女性に傷つけられたあなた自身の理由を知ることと、それを取り除くということに取り組んでもらいたい。くり返しになるが、それができれば二度と傷つけられることはないし、女性を恐れる必要もなくなる。そうして本能に立ち返り、女性を無条件で信奉できるようになる。

では、あなたが女性に傷つけられた理由は何か? これは、基本的には一つしかないはずである。それは、「あなたが女性に気を遣わなかった」ということだ。それだけである。

こう聞いて、「確かに」と思う人も、「いや、ちゃんと気を遣っていたけどな」と思う人もいるだろう。ここで、前者ならこのまま読み進めてもらってかまわないが、後者なら、確認しなければならないことがある。それは、そもそも「女性に気を遣うとは何か?」ということの定義は何か、ということだ。後者は、これを誤っていた可能性が大きい。

なぜなら、「女性に気を遣う」ということの定義を正しく知っていて、その上で気を遣っていたならば、女性の気分を害し、傷つけられるということは絶対にないからだ。そのため、もしあなたが過去に女性に心を傷つけられたのなら、それは自分では気を遣っていたつもりかもしれないが、その「気を遣う」ということの定義が誤っていた——ということになる。

では、女性に気を遣うとの正しい定義は何か?
これは、二つある。
一つは、「身嗜みを整えること」。
もう一つは、「会話の主役を女性にすること」だ。

両者について、詳しく見ていきたい。
まず、身嗜みを整えること。これは、単に清潔であればいいというものではない。「可能な限り美しくあるよう努力する」ということである。少なくとも、その姿勢は見せることだ。それこそが、「女性に気を遣う」ということに他ならない。

身嗜みを整えるのは、お金もかかるが、それ以上に時間と労力を費やす。情報を採り入れ、学習を積み重ねる必要があるのはもちろん、創意工夫も必要だ。
これは、はっきり言って面倒くさい。面倒くさくて、「そんなことをするくらいなら、女性とつき合えなくてもいい」という人もいるだろう。

しかし、もしあなたがどうしても女性とつき合いたいのなら、これを避けては通れない。また、逆にいえばこれをするだけで女性と友好的につき合えるようになるのだから、むしろ簡単なことともいえるだろう。

ちなみに、「究極の身嗜み」は、「自らの肉体を鍛えること」といわれている。鍛えた肉体にTシャツ一枚というのが、ある意味最高のファッションだったりする。
そんなふうに、身嗜みを整えるのは一朝一夕で身につくものではない。死ぬまで継続して努力する必要がある。しかし、それで幸せになれるのだから、十分にする価値はあるはずだ。

次は、会話の主役を女性とすること。これは、よく聞くテクニックであるため、知っている人も多いのではないか。特に、「自分が話すのではなく、相手の話しを聞くことがだいじ」というのは有名なティップスだ。

しかしながら、多くの人が知らないのは、相手の話しをただ聞くだけではダメ——ということである。そこには、隠された3つのポイントがある。

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