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スタグフレーションを逆に利用する生き方

スタグフレーションの時代を生き抜く

以前、スタグフレーションの記事を書いた。

その流れがいよいよ本格的になってきた。

昨今の経済は、アメリカのインフレ、それに伴う金利の引き上げ。それによって引き起こされた円安。さらにアメリカ株安。アメリカ株安に引っ張られての日本の株安。

そこに、ロシアのウクライナ侵略やエネルギーの高騰、小麦の高騰なども相まって、日本ではまず、さまざまなものの価格が値上がりしてきた。インフレが本格化したのだ。

そして、それに反して日本の賃金は上がっていない。それどころか、上記の記事にもあるが、すかいらーくなどのファミレスは、本格的にロボットを導入してむしろ下がっている。

日本は、実は人手が余っている。理由は、年金では満足に暮らせない高齢者が増えているからだ。そうした人たちが、コンビニやファミレス、ファーストフード店で働き始めている。それは、この動画に詳しい。

日本はこれまで、外国人労働者を「技能実習」の名のもとに安く買い叩いてきた。しかしその弊害は膨らむ一方で、最近になっていよいよ禁止されようとしてきている。そうしたときに、幸か不幸か今度は食べられなくなった団塊の世代が大量に労働市場に流れ込んできた。これでまた安い労働者がいくらでも賄えるようになった。おかげで、今後10年日本のエッセンシャルワークは、ほとんど全て団塊の世代が担うようになるのではないだろうか。

そもそも、以前のマクドナルドには若い女の子しか働いていなかった。ファミレスもそうである。そうした若い女の子たちが集客の一助を担ってもいた。ある種のアイドル的に客を集める原動力になっていたし、若い女の子もお金を稼げるのと、ちょっとしたアイドル気分を味わえるのとでウィンウィンだった。

しかし今は、マクドナルドに若い女の子の姿はない。時折見かけるが、主流はもはや老人に移行しつつある。今ではおばあさんが賄ってくれるのが、マクドナルドの定番となった。

ぼくは今、福岡県糸島市というところに住んでいるのだが、そこにあるイオンには大量の中年女性が働いている。それ以外の店も中年女性だらけだ。男はたまにしか見かけない。

多くの中年女性が、家計の足しにと働いているのだろう。そうしてまた、イオンなどのエッセンシャルワークは、そうした労働力を必要としている。だからウィンウィンで、中年女性が大量にイオンに雇用される社会構造となっているのだ。

さて、そんな時代におばさんやおばあさん以外の人々はどう生きればいいか?
そもそも今は、雇用が少なくなっている上に、おばさんやおばあさんはいくらでも自分の労働価格を値下げするので、人手不足はずっと解消されたままだ。むしろ、働き口がなくて困っている人の方が多いだろう。

ぼくは、そういう時代は思い切った発想の転換が必要になると思う。ぼくは、これから稼げるビジネスが2つあると考えている。

では、その2つとは何か?

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