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「機能性表示食品で健康被害が発生した場合は、保健所・厚労省でシッカリと対応する」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年6月4日(火)第1236号*****

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「機能性表示食品で健康被害が発生した場合は、保健所・厚労省でシッカリと対応する」
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 機能性表示食品「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」等を飲んだことによる健康被害で、製造元の小林製薬は先週水曜(5月29日)時点で「約13万件の問い合わせを受け付けた」と発表し「死者5名、入院284名、通院1,284名」等と現状を報告している。

 この問題に関して政府は、先週金曜(5月31日)に「紅麹関連製品への対応に関する関係閣僚会合」を開催して「機能性表示食品制度等に関する今後の対応」を取りまとめた。その後、武見敬三厚生労働大臣は記者会見して内容を説明した=写真・厚労省HPより

 武見大臣は「機能性表示食品に係る健康被害と疑われる情報を把握した営業者の、都道府県知事等への情報提供を義務化する」「今後、健康被害が発生した場合には、保健所および厚生労働省においてしっかりと対応していく」等との方針を示した。

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