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介護事業者の昨年の新設数・3,203社で「5年連続」前年比増、過去10年で「2番目」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年6月26日(水)第1252号*****

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介護事業者の昨年の新設数・3,203社で「5年連続」前年比増、過去10年で「2番目」
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 大手信用調査会社の東京商工リサーチは昨日(6月25日)、昨年1年間(2023年1月~12月)で、新たに設立した介護事業者が「全国で3,203社」と発表し、5年連続で前年比増(2,412社→2,675社→2,903社→3,018社→3,203社)となった=グラフ・東京商工リサーチ発表資料より。黄色の下線は弊紙による加工

 この調査は2011年から実施され、過去10年間の「最多」は2014年の3,611社で、今回の3,203社は「2番目」となった。その一方で、東京商工リサーチは今月(6月)7日に「今年の介護事業者の倒産件数は、過去最悪のペースで推移している」等と発表した=弊紙6月10日号で既報

 この点を踏まえ、今後について「これから本格化する高齢化社会で、市場拡大をにらみ介護事業者の新規参入は増加が見込まれるが、拡大する市場で介護業界の経営が安定するには、人材確保・賃金上昇と、それを支える効率化が欠かせない」等と分析している。

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