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武見大臣「被災状況を総合的に勘案し『他施設への避難を優先させる』判断も必要だ……」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年1月15日(月)第1144号*****

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武見大臣「被災状況を総合的に勘案し『他施設への避難を優先させる』判断も必要だ……」
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 元旦に発生した「能登半島地震」から本日(1月15日)で2週間となったが、依然として多くの人々が避難生活を強いられ、断水や停電も続いている。被災地の高齢者施設でも入所者と、現場を支えている介護職員への救援が急務となっている。

 この状況を踏まえ、武見敬三厚生労働大臣は先週金曜(1月12日)の記者会見=写真は昨年12月26日の会見の様子。厚労省HPより=で、「高齢者等の命と健康を守り、災害関連死が生じないようにすることが重要だ」等と指摘した。

 その対応策として「施設の被災状況や、インフラの復旧状況、職員の状況等を総合的に勘案し『他施設への避難を優先させる』判断も必要だ。厚労省ではすでに、現地に40人ほどの人員を派遣し、この連携体制を確保する取り組みを行っている」等と説明した。

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